Ian Faquini / Paula Santoro "Metal Na Madeira"

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Paula Santoroの新作を見つけたので、これは迷わず購入を決めています。
2013年にリリースされた前作がかなり良くて、その年のベスト(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62326058.html)に番外として選んでいるくらい。
 "Mar Do Meu Mundo"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61982134.html)
そんなPaula Santoroの名前があれば、それが連名でも買う意識は高まるってもんです。
というか、連名の相手がギターだったので安心感が高かったというのはありますが..。
そのIan Faquiniですが、知らない名前ですが、20歳くらいという若い才能らしいです。

メンツは、そのIan Faquiniとのデュオを核に、数曲でベース、ドラムのリズム、管楽器等が絡みます。
Ian Faquini(G)、Paula Santoro(Vo)
Rafael Barata(Ds:1,4,5,9)、Scott Thompson(B:1,5,9)
Vitor Goncalves(Acc:3,5,6)、Sergio Krakowski(Pandeiro:3)
Jeff Cressman(Tb:5)、Harvey Wainapel(As:5,8)、Spok(Ss:5)

演奏曲は、作曲がIan Faquiniのオリジナルで、作詞はいろんな人がしているような感じ。
1 Sereia
2 Dorival Pescador
3 Jerimbamba
4 Vasta Ilha
5 Metal na Madeira
6 Male da Lua
7 Aos Olhos da Tarde
8 PinhAcm-pinhAcm
9 Rio-Mar

ブラジルぽさというかラテンぽさをたっぷりと感じさせる
少し翳りを感じさせる曲が多め(明るい曲調でも翳りを感じるものもある)で、これをPaula Santoroのしっとりと落ち着いた声音で思い入れたっぷりに歌われると雰囲気はかなり良いものになってくる。
今作は前作より、大人の落ち着きとか枯れた雰囲気みたいなものを感じるような気がするのは、共演のギタリストが若すぎるからか
いずれにせよ、Paula Santoroの作品はこの雰囲気に浸るに尽きる

伴奏はギターを中心としたもので、数曲でベース、ドラム他が効果的ではあるが必要最小限と言える程度に入る。
3曲めのアコーディオンとか、かなり良い味を出している。

前作の文章の最後に以下のように書いてますが、正直なところ前作ほどのインパクトは感じていない(と言うか、個人的感覚では落ち着き過ぎちゃったって感じかな)にしても本作も同様の良い雰囲気に浸れています。

この雰囲気に浸っていたい気分が終わらないというのが正解だと思います。

惜しむらくは、収録時間が短めで、もう終わっちゃったの?と感じること。もっともこれくらいの飢餓感を感じるのが良い塩梅かもしれないが。

ベストは、そんな余韻に浸る9曲めにします

Ian Faquini / Paula Santoro "Metal Na Madeira" (https://www.amazon.com/dp/B01HIH1FJW/)

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