Andre Mehmari & Antonio Loureiro "MEHMARILOUREIRO DUO"
Andre Mehmari、Antonio Loureiroというと、個人的には最近のブラジル音楽を聴く上では欠かせない2名で、その共演となったら買わないわけにはいきません。
そもそもは、2013年のAntonio Loureiroの"So"を聴いたところからで、その時話題になっていたブラジル盤、たとえば Alexandre Andres、Kristoff Silva、Misturada Orquestra、Paula Santoro 等々、といくつかまとめて買い込んできて、最近のブラジル音楽にはまり込んでいる次第であります。
Antonio Loureiroの過去紹介作は、下記4作。"Antonio Loureiro"は"SO"の前の作品。
"SO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61798990.html)
"Antonio Loureiro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61878099.html)
"Ricardo Herz & Antonio Loureiro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62796172.html)
"In Tokyo"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62951187.html)
Andre Mehmariは2013年の"Triz"から4枚を聴いています。
"Triz"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61897316.html)
"TOKYO SOLO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62965573.html)
"Arapora"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63108703.html)
"As Estacoes Na Cantareira"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63218597.html)
ミュージシャンは、その2人だけ、両社ともいろいろな楽器を操れます。
Andre Mehmari(P,Syn,Acc,Fl,G,Voice)、Antonio Loureiro(Ds,Vib,Voice)
演奏曲は、Andre Mehmariが6曲、Antonio Loureiroが3曲。2人の共作が7曲、Andre Mehmariと他の人の共作1曲という構成。
01. A BRISA
02. LAGINHA
03. CIRANDA DA SERRA
04. BAIAO DE MIGUILIM
05. UM MAPA DE TRES PONTAS
06. NA!
07. LAMENTO
08. VALSA NOSTALGICA
09. NINGUEM COMPREENDE
10.FESTA JUNINA
11. PARA ABRIR O APETITE
12. EPISODIO VALSEADO
13. EPISODIO INQUIETO
14. EPISODIO DA SURPRESA
15. EPISODIO DAS QUARTAS
16. EPISODIO DAS SOMBRAS
17. EPISODIO EM DO MAIOR
相当に美しいフレーズを奏でるAndre Mehmariのピアノで表現される音世界は、前作で十分に堪能していましたが、ここでもたっぷりと堪能させてもらえてまして、一言で美意識の集大成と言っても過言ではないところ。
そこに、Antonio Loureiroのビブラフォンが絶妙に絡んでくると、それはえも言われぬ至福の音世界が表出する。
Andre Mehmariは、大半でピアノかアコーディオンを演奏、Antonio Loureiroはおもにヴィブラフォンと言うことになるが、そこに、多重録音でクレジットに書かれた楽器群が、おもにAndre Mehmariの演奏で絡んでくるという構図。
後半にいくにしたがって、その傾向が強くなって、美意識と内向性が強くなっていくか。
曲調としては、これまで両者が発表してきた作品の延長線上にある、ブラジルのサウンドを基調とした進化系と言って良いものと言って良いとは思う。
12曲目以降の、Episodio・・という曲は、それまでとちょっと雰囲気が変わっていて、より内向的な印象を持つ曲になっている。
全体のサウンドの印象としては、おもにAndre Mehmariの影響の支配度が高いと感じられる。クレジットで先に書かれているのもそういうことかと思わせる。
Andre Mehmariの醸し出す音世界のインパクトの大きさは感じつつ、Antonio Loureiroの追従性の高さにこそ感嘆している次第であります。
ベストは、10曲めにします。
Andre Mehmari & Antonio Loureiro "MEHMARILOUREIRO DUO" (https://www.amazon.co.jp/dp/B01MCSR1WH/)
そもそもは、2013年のAntonio Loureiroの"So"を聴いたところからで、その時話題になっていたブラジル盤、たとえば Alexandre Andres、Kristoff Silva、Misturada Orquestra、Paula Santoro 等々、といくつかまとめて買い込んできて、最近のブラジル音楽にはまり込んでいる次第であります。
Antonio Loureiroの過去紹介作は、下記4作。"Antonio Loureiro"は"SO"の前の作品。
"SO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61798990.html)
"Antonio Loureiro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61878099.html)
"Ricardo Herz & Antonio Loureiro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62796172.html)
"In Tokyo"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62951187.html)
Andre Mehmariは2013年の"Triz"から4枚を聴いています。
"Triz"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61897316.html)
"TOKYO SOLO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62965573.html)
"Arapora"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63108703.html)
"As Estacoes Na Cantareira"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63218597.html)
ミュージシャンは、その2人だけ、両社ともいろいろな楽器を操れます。
Andre Mehmari(P,Syn,Acc,Fl,G,Voice)、Antonio Loureiro(Ds,Vib,Voice)
演奏曲は、Andre Mehmariが6曲、Antonio Loureiroが3曲。2人の共作が7曲、Andre Mehmariと他の人の共作1曲という構成。
01. A BRISA
02. LAGINHA
03. CIRANDA DA SERRA
04. BAIAO DE MIGUILIM
05. UM MAPA DE TRES PONTAS
06. NA!
07. LAMENTO
08. VALSA NOSTALGICA
09. NINGUEM COMPREENDE
10.FESTA JUNINA
11. PARA ABRIR O APETITE
12. EPISODIO VALSEADO
13. EPISODIO INQUIETO
14. EPISODIO DA SURPRESA
15. EPISODIO DAS QUARTAS
16. EPISODIO DAS SOMBRAS
17. EPISODIO EM DO MAIOR
相当に美しいフレーズを奏でるAndre Mehmariのピアノで表現される音世界は、前作で十分に堪能していましたが、ここでもたっぷりと堪能させてもらえてまして、一言で美意識の集大成と言っても過言ではないところ。
そこに、Antonio Loureiroのビブラフォンが絶妙に絡んでくると、それはえも言われぬ至福の音世界が表出する。
Andre Mehmariは、大半でピアノかアコーディオンを演奏、Antonio Loureiroはおもにヴィブラフォンと言うことになるが、そこに、多重録音でクレジットに書かれた楽器群が、おもにAndre Mehmariの演奏で絡んでくるという構図。
後半にいくにしたがって、その傾向が強くなって、美意識と内向性が強くなっていくか。
曲調としては、これまで両者が発表してきた作品の延長線上にある、ブラジルのサウンドを基調とした進化系と言って良いものと言って良いとは思う。
12曲目以降の、Episodio・・という曲は、それまでとちょっと雰囲気が変わっていて、より内向的な印象を持つ曲になっている。
全体のサウンドの印象としては、おもにAndre Mehmariの影響の支配度が高いと感じられる。クレジットで先に書かれているのもそういうことかと思わせる。
Andre Mehmariの醸し出す音世界のインパクトの大きさは感じつつ、Antonio Loureiroの追従性の高さにこそ感嘆している次第であります。
ベストは、10曲めにします。
Andre Mehmari & Antonio Loureiro "MEHMARILOUREIRO DUO" (https://www.amazon.co.jp/dp/B01MCSR1WH/)
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