"AZIZA" AZIZA
Dave Hollandのアルバムは、2013年に紹介している前作が非常に格好良く、このユニットの次作がいつ出てくるか秘そやかに気にしていたんですが、全然出てくる気配がありませんでした。
その前作の紹介が↓
"Prism" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62274554.html)
そうしたら、メンツを変えての新作の告知情報を得て、さらにそのメンツがかなり強力で一気に期待が高まった次第であります。
ということで、メンツですが以下の通り。Chris Potter、Lionel Louekeがフロントを固める極力な布陣と
なっています。
Chris Potterは、それ以前の作品で多用されてたので返り咲き。Lionel Louekeは初ではないかと思います。
Chris Potter(Ts, Ss)、Lionel Loueke(G, Vo)、Dave Holland(B)、Eric Harland(Ds)
収録曲は全部で8曲。すべてメンバーのオリジナルで、各人が2曲ずつを提供しています。
01. Aziza Dance
02. Summer 15
03. Walkin' the Walk
04. Aquila
05. Blue Sufi
06. Finding the Light
07. Friends
08. Sleepless Night
Lionel Louekeのエフェクトかけまくった変態フレーズに、オーソドックスに叩くリズムを刻むドラムという冒頭から、Chris Potterのサックスと、Lionel Louekeのギターのユニゾンでのテーマという格好良い演奏からスタート。
2曲めのアフリカ調の複合リズム、3曲めの変拍子、ロック色の濃い5曲め、6曲めのラテン調などをいろいろな要素を含んでいるが、基本は8ビート基調のコンテンポラリー系のノリの良い演奏が大半を占める。
Lionel Louekeを除く3者は歯切れの良い演奏を繰り広げている印象で、Lionel Louekeだけが自由度が高い演奏を繰り広げていて全体を引っ掻き回すような振る舞い方。
Lionel Louekeのこれまで以上に変幻自在な演奏を堪能できるところが、この盤の聴きどころでしょう。
彼の懐の深さを目の当たりにした感じ。
Chris Potterの、いつもどおりのキレキレのソロは、Lionel Louekeの変態フレーズとフロントを二分する登場頻度で充分満足度の高い演奏を聴かせる。
Eric Harlandの端正でありながら演奏をぐいぐい引っ張っていく力量の凄さも健在。
Dave Hollandの安定のベース演奏と、当然ながらしっかり満足のいく演奏をしているから全体のクオリティはかなり高い。
が、なんだかんだLionel Louekeの散漫にならないかと言うくらいいろんな音色をこれでもかと繰り出した演奏を聴けるのがなんといっても楽しい。
ベストは、Chris Potterのソロが存分に楽しめる5曲めにします。
AZIZA "AZIZA" (https://www.amazon.co.jp/dp/B01KKYZQTA/)
その前作の紹介が↓
"Prism" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62274554.html)
そうしたら、メンツを変えての新作の告知情報を得て、さらにそのメンツがかなり強力で一気に期待が高まった次第であります。
ということで、メンツですが以下の通り。Chris Potter、Lionel Louekeがフロントを固める極力な布陣と
なっています。
Chris Potterは、それ以前の作品で多用されてたので返り咲き。Lionel Louekeは初ではないかと思います。
Chris Potter(Ts, Ss)、Lionel Loueke(G, Vo)、Dave Holland(B)、Eric Harland(Ds)
収録曲は全部で8曲。すべてメンバーのオリジナルで、各人が2曲ずつを提供しています。
01. Aziza Dance
02. Summer 15
03. Walkin' the Walk
04. Aquila
05. Blue Sufi
06. Finding the Light
07. Friends
08. Sleepless Night
Lionel Louekeのエフェクトかけまくった変態フレーズに、オーソドックスに叩くリズムを刻むドラムという冒頭から、Chris Potterのサックスと、Lionel Louekeのギターのユニゾンでのテーマという格好良い演奏からスタート。
2曲めのアフリカ調の複合リズム、3曲めの変拍子、ロック色の濃い5曲め、6曲めのラテン調などをいろいろな要素を含んでいるが、基本は8ビート基調のコンテンポラリー系のノリの良い演奏が大半を占める。
Lionel Louekeを除く3者は歯切れの良い演奏を繰り広げている印象で、Lionel Louekeだけが自由度が高い演奏を繰り広げていて全体を引っ掻き回すような振る舞い方。
Lionel Louekeのこれまで以上に変幻自在な演奏を堪能できるところが、この盤の聴きどころでしょう。
彼の懐の深さを目の当たりにした感じ。
Chris Potterの、いつもどおりのキレキレのソロは、Lionel Louekeの変態フレーズとフロントを二分する登場頻度で充分満足度の高い演奏を聴かせる。
Eric Harlandの端正でありながら演奏をぐいぐい引っ張っていく力量の凄さも健在。
Dave Hollandの安定のベース演奏と、当然ながらしっかり満足のいく演奏をしているから全体のクオリティはかなり高い。
が、なんだかんだLionel Louekeの散漫にならないかと言うくらいいろんな音色をこれでもかと繰り出した演奏を聴けるのがなんといっても楽しい。
ベストは、Chris Potterのソロが存分に楽しめる5曲めにします。
AZIZA "AZIZA" (https://www.amazon.co.jp/dp/B01KKYZQTA/)
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