"Rise of Orion" Rudy Royston Trio
Rudy Roystonの新作はサックストリオです。
前作は、2014年の初リーダー作で、2管+ギターの6人の大編成でしたから、今作はグッとスリム化して臨んでいることになります。
"303" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62488479.html)
他の参加作は、
今回のメンツにも入っているJon Irabagonのリーダー作は本作の3人にLuis Perdomoのピアノが入ったカルテット
"Behind the Sky" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63570500.html)
が近作で、他にも、2010年紹介のベーシストのBen Allisonのリーダー作から
"Think Free" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59029629.html)
2015年のベスト(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63513402.html)に挙げたJure Puklのアルバム
"The Life Sound Pictures of" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63162799.html)
まで20枚くらいは自blogで紹介している。
ただ、今年(2016年)に入ってからは、前述のJon Irabagon盤しか紹介していないのは、アルバム参加が少なかったのか、自分のアンテナが低かったのか..。
このリーダー作を作るのに、いろいろ控えていたんでしょう(汗)
Rudy Roystonは、ガッツリした良いドラムを叩くので、メンツに彼の名前を見たらそのアルバムを買っても
良いくらいなんですが...。
メンツは、上記初リーダー作でも一緒だったJon Irabagon、Yasushi Nakamura。
この3人は、あるいはいずれかの2人の共演は結構多く、相性の良い3人での演奏と言えそう。
Jon Irabagon(Ts, Ss)、Rudy Royston(Ds)、Yasushi Nakamura(B)
演奏曲は、Rudy Roystonのオリジナルが11曲に、その他2曲という構成。
01. Rise of Orion
02. Nautical
03. Alnitak
04. Sister Mother Clara
05. Man O to
06. Alnilam
07. Make a Smile for Me
08. Kolbe War
09. River Styx
10. Dido's Lament
11. Mintaka
12. We Had It All
13. Belt
冒頭の1フレーズを聴いただけでこのサックストリオは凄いって思わせるほどのがっつり系の演奏。
中村さんのベースがよく響く音でブンブンと4ビートを奏でるなか、Rudy Roystonのドラムが自由度高めに空間を埋めていく。
そんなハードなリズムを従えた上をJon Irabagonのビブラートしない無骨なサックスが、ヘヴィなサウンドを繰り出してくる。
ほぼ全編にわたってこんな感じの演奏が繰り広げられるのでかなりな聴き応えを感じるアルバムに仕上がっている。
そもそもサックストリオのアルバム自体がこんな感じのヘヴィな演奏が多い印象があるが、そんな中でもこのアルバムのヘヴィ度合いの高さは特筆すべきものがある。
13曲入りってことになっているが、3,6,9,11,13の5曲は1分台のモチーフ的な演奏なので、実質は8曲入りと考えたほうがよさそう。
その8曲の密度の濃さが素晴らしい。
ベストは、難易度低めの12曲めにします。
"Rise of Orion" Rudy Royston Trio(https://www.amazon.co.jp/dp/B01LXBZDHR/)
前作は、2014年の初リーダー作で、2管+ギターの6人の大編成でしたから、今作はグッとスリム化して臨んでいることになります。
"303" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62488479.html)
他の参加作は、
今回のメンツにも入っているJon Irabagonのリーダー作は本作の3人にLuis Perdomoのピアノが入ったカルテット
"Behind the Sky" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63570500.html)
が近作で、他にも、2010年紹介のベーシストのBen Allisonのリーダー作から
"Think Free" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59029629.html)
2015年のベスト(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63513402.html)に挙げたJure Puklのアルバム
"The Life Sound Pictures of" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63162799.html)
まで20枚くらいは自blogで紹介している。
ただ、今年(2016年)に入ってからは、前述のJon Irabagon盤しか紹介していないのは、アルバム参加が少なかったのか、自分のアンテナが低かったのか..。
このリーダー作を作るのに、いろいろ控えていたんでしょう(汗)
Rudy Roystonは、ガッツリした良いドラムを叩くので、メンツに彼の名前を見たらそのアルバムを買っても
良いくらいなんですが...。
メンツは、上記初リーダー作でも一緒だったJon Irabagon、Yasushi Nakamura。
この3人は、あるいはいずれかの2人の共演は結構多く、相性の良い3人での演奏と言えそう。
Jon Irabagon(Ts, Ss)、Rudy Royston(Ds)、Yasushi Nakamura(B)
演奏曲は、Rudy Roystonのオリジナルが11曲に、その他2曲という構成。
01. Rise of Orion
02. Nautical
03. Alnitak
04. Sister Mother Clara
05. Man O to
06. Alnilam
07. Make a Smile for Me
08. Kolbe War
09. River Styx
10. Dido's Lament
11. Mintaka
12. We Had It All
13. Belt
冒頭の1フレーズを聴いただけでこのサックストリオは凄いって思わせるほどのがっつり系の演奏。
中村さんのベースがよく響く音でブンブンと4ビートを奏でるなか、Rudy Roystonのドラムが自由度高めに空間を埋めていく。
そんなハードなリズムを従えた上をJon Irabagonのビブラートしない無骨なサックスが、ヘヴィなサウンドを繰り出してくる。
ほぼ全編にわたってこんな感じの演奏が繰り広げられるのでかなりな聴き応えを感じるアルバムに仕上がっている。
そもそもサックストリオのアルバム自体がこんな感じのヘヴィな演奏が多い印象があるが、そんな中でもこのアルバムのヘヴィ度合いの高さは特筆すべきものがある。
13曲入りってことになっているが、3,6,9,11,13の5曲は1分台のモチーフ的な演奏なので、実質は8曲入りと考えたほうがよさそう。
その8曲の密度の濃さが素晴らしい。
ベストは、難易度低めの12曲めにします。
"Rise of Orion" Rudy Royston Trio(https://www.amazon.co.jp/dp/B01LXBZDHR/)
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