Nouon "Live at Haremame 2016"

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Nouonは、山田あずささんの在籍するバンドとして知ったのが馴れ初めで、初リーダー作を、早々に紹介しています。
 "Kuu" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63552065.html)

そして、そのアルバムのリリースライブが昨年2~3月にありまして、その初日を見にいってます。
 ”20160221” (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63597215.html)
このツアーの最後が代官山の晴れ豆でありまして(行ってない)、この音源はそのときのライブを収録したものであります。

そしてそれが、約9か月ぶりのライブとなった昨年12月のライブのときに販売されていたのでさっそく入手したというものですが、この作品は流通には乗せず、手売りと配信だけでの発売になるとのことです。
 ”20161207” (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63952970.html)

ちなみにバンド名の由来は、「濃音」だそう。
リーダーは、たぶんコントラバスクラリネットを演奏しているHuw Lloydさんだと思いますが、MCは山田さんが担うことが多いのは余談ですが..
Azusa Yamada(Vib)、Kevin McHugh(Key)、Huw Lloyd(Contrabass Clarinet)、Junpei Yamamoto(Ds)

演奏曲は下記のとおり全部で12曲ですが、これが代官山の晴れ豆でのライブのすべてとのこと。
なんで、2set制だとしても各40分程度と、ちょっとコンパクトだったのかなぁと..。
曲は、Kuuから6曲で、残りは新曲ですが、曲はどんどん出来上がっているようで、12月のときは、たしかLip Service、Averageだけが旧曲で、他は新曲に置き換わってました。
Disk A
1) Man In Kitchen, Fluorescent Light
2) Tsuyu
3) Ton Hai
4) Kuu
5) Things Are Never as Bad as You Think They Are
6) Layup Laps

Disk B
1) Conditioned Response
2)Dawn on the Amazon
3) Pigeons
4) Lip Service
5) Average
6) Showcase

演奏は、ライブとは思えないくらいしっかり構築されたもので、録音にこだわったというだけあってバランスの良い端正なサウンドを楽しむことができます。
ただ、先日の池袋で聴いたライブがとてもアグレッシブな演奏を繰り広げていたので、それを期待してこの盤を聴くとちょっと肩透かしを食らうところはあるか。
2月のVelvet Sunでの演奏は、アルバム"Kuu"に近いテイストで、このアルバムで聴けるイメージに近いものだったので、そのツアーの最終日の録音であることを意識して聴けば、そのときのツアーで聴ける良質なパフォーマンスであったことは容易に納得できます。
いずれにしても高いクオリティの演奏を楽しむことができているのは間違いのないところ。
でも、拍手とかMCとかライブっぽい音はあまり入ってないのでライブ感がたっぷり楽しめるかと言われると...。

Huw Lloydのバリバリ言うContrabass Clarinetの音色と、山田さんの奏でるVibraphoneの美音を山本さんのしっかりしたビートでノリの良いサウンドに仕立て上げ、3者の作る音の隙間を過不足なく埋めて良質の音楽に仕上げていくのがKevin McHughのKeyboardという絶妙に配された布陣の妙が、Nouonの魅力であり面白さであると思ってます。
その良いところを2枚分たっぷりと堪能することができる仕上がりと言えるでしょう。

ベストは、Disk-Bの1曲めにしましょう。

Nouon "Live at Haremame 2016" (http://www.e-onkyo.com/music/album/sdsd1043/)

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