"Initial Stage" KIMURA HIROTO ENERGY VOID
サックスの木村広人がリーダーのユニットで、2012年に結成されたコンテポラリジャズ、プログレッシブロック、フリージャズの要素を取り入れた曲をおもに演奏するユニット。
ということが、彼らのhp(http://kh-energyvoid.com/)に書かれていて、それだけが判り得る情報。
ライブは2016年の9月,10月の告知が残っているが、今年(2017年)は全然予定が入ってなく、本当に素性がよくわからんユニットです。
そんなんなんで、この盤は店頭を眺めてて見つけたもので、タワー限定含め若手が演奏する安価なミニアルバムはたいがい買うことにしてたんで買って来たんですが、amazon、HMV含め普通に流通にも乗っているようです。
メンツは、リーダーの木村広人がサックスで、それにギターが入った5人編成。知った名前はないと思います。
hp上には、Voiceとして高見優貴という名前もあるので、普段は6人で活動しているんでしょう。
杉本亮(P)
五日市扶(B)
木村広人(Sax)
勝田弘和(G)
新谷芳勇(Ds)
演奏曲は、ミニアルバムなので5曲、すべてリーダーの木村広人のオリジナルです。
1. initial stage
2. emergency call
3. 無為
4. 1.5
5. 風化する街
1曲め、冒頭のピアノによるイントロが良い感じのノリを見せたんで、おっと思ったら、テーマはサックスとギターのユニゾンでトリスターノ系な旋律を聴かせる曲で、ちょっと驚く。リズムはノリの良さを保つので、気持ちよくも格好良い演奏。
2曲めは、ギターの単調なリズムが先導するファンク系の曲で、ベース、ドラムとの3者でつくるリズムの上をサックスがテーマを演奏する。
続くソロ(ギター、ピアノ、サックスと続く)も気持ちよい温度感の良い演奏で萌える。
3曲めは、スローでちょっとトロピカルでミステリアスな感じの曲。ピアノトリオでベーストラック的演奏をするうえで、フルートとソプラノサックスのフリーな即興を交えた静かなる対決のようなやりとりと、そこにギターが絡んでくるところがなんとも面白い演奏。
ギター、サックスとドラムとのコール&レスポンスがテーマの4曲めは、ハードバップな4ビート曲で、ギターから入るソロまわしをじっくりたっぷりと聴かせるような構成。
5曲めは8ビート基調のちょっとゆっくりめでシリアスめな曲調なんですが、サックスとギターが交互にノイジーなサウンドを繰り出すことで、ドラマチックな(タイトル通り退廃的な)雰囲気を醸し出してくる、ちょっと変態感のあるところがなんとも気持ちよい。個人的にはこの感じかなり好きです。
ってことで、ベストは5曲めでしょう。
"Initial Stage" KIMURA HIROTO ENERGY VOID (https://www.amazon.co.jp/dp/B01LY0KHTA/)
ということが、彼らのhp(http://kh-energyvoid.com/)に書かれていて、それだけが判り得る情報。
ライブは2016年の9月,10月の告知が残っているが、今年(2017年)は全然予定が入ってなく、本当に素性がよくわからんユニットです。
そんなんなんで、この盤は店頭を眺めてて見つけたもので、タワー限定含め若手が演奏する安価なミニアルバムはたいがい買うことにしてたんで買って来たんですが、amazon、HMV含め普通に流通にも乗っているようです。
メンツは、リーダーの木村広人がサックスで、それにギターが入った5人編成。知った名前はないと思います。
hp上には、Voiceとして高見優貴という名前もあるので、普段は6人で活動しているんでしょう。
杉本亮(P)
五日市扶(B)
木村広人(Sax)
勝田弘和(G)
新谷芳勇(Ds)
演奏曲は、ミニアルバムなので5曲、すべてリーダーの木村広人のオリジナルです。
1. initial stage
2. emergency call
3. 無為
4. 1.5
5. 風化する街
1曲め、冒頭のピアノによるイントロが良い感じのノリを見せたんで、おっと思ったら、テーマはサックスとギターのユニゾンでトリスターノ系な旋律を聴かせる曲で、ちょっと驚く。リズムはノリの良さを保つので、気持ちよくも格好良い演奏。
2曲めは、ギターの単調なリズムが先導するファンク系の曲で、ベース、ドラムとの3者でつくるリズムの上をサックスがテーマを演奏する。
続くソロ(ギター、ピアノ、サックスと続く)も気持ちよい温度感の良い演奏で萌える。
3曲めは、スローでちょっとトロピカルでミステリアスな感じの曲。ピアノトリオでベーストラック的演奏をするうえで、フルートとソプラノサックスのフリーな即興を交えた静かなる対決のようなやりとりと、そこにギターが絡んでくるところがなんとも面白い演奏。
ギター、サックスとドラムとのコール&レスポンスがテーマの4曲めは、ハードバップな4ビート曲で、ギターから入るソロまわしをじっくりたっぷりと聴かせるような構成。
5曲めは8ビート基調のちょっとゆっくりめでシリアスめな曲調なんですが、サックスとギターが交互にノイジーなサウンドを繰り出すことで、ドラマチックな(タイトル通り退廃的な)雰囲気を醸し出してくる、ちょっと変態感のあるところがなんとも気持ちよい。個人的にはこの感じかなり好きです。
ってことで、ベストは5曲めでしょう。
"Initial Stage" KIMURA HIROTO ENERGY VOID (https://www.amazon.co.jp/dp/B01LY0KHTA/)