"Duopoly" Kris Davis
Kris Davisという名前は聞いたことがある気がしていたんですが、自blogを調べていたらKermit Driscollというベーシストのアルバムで聴いていました。
"Reveille" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60426331.html)
この文章に"結構クセ者って感じで"っていう記述があるんですが、これを聴いた後読むとなるほどねぇとw
Kris Davisは、1980年生の女性ピアニストで、2003年にFSNTから出たアルバムが初リーダー作のよう。
Tony Malabyがメンバーに入っているんで..そういうことです。
この作品は、おおざっぱに4種の楽器で2人ずつ8人の演奏者と1曲が曲で、もう1曲が即興と2曲ずつデュオで演奏したものを、前半で曲演奏のものを並べ後半は即興を並べたもの。
その即興相手が以下の通りだが、なかなかなそうそうたる面々を揃えています。
Kris Davis(P)
Bill Frisell(G:1,16)
Julian Lage(G:2,15)
Craig Taborn(P:3,14)
Angelica Sanchez(P:4,13)
Billy Drummond(Ds:5,12)
Marcus Gilmore(Ds:6,11)
Tim Berne(As:7,10)
Don Byron(Cl:8,9)
曲順は、以下の通り。前述の通り、前半は曲名が書けますが、あまり気にしなくていいと思いますw
01 Prairie Eyes (feat. Bill Frisell)
02 Surf Curl (feat. Julian Lage)
03 Fox Fire (feat. Craig Taborn)
04 Beneath the Leaves (feat. Angelica Sanchez)
05 Eronel (feat. Billy Drummond)
06 Dig & Dump (feat. Marcus Gilmore)
07 Trip Dance for Tim (feat. Tim Berne)
08 Prelude to a Kiss (feat. Don Byron)
09 Don (feat. Don Byron)
10 Tim (feat. Tim Berne)
11 Marcus (feat. Marcus Gilmore)
12 Billy (feat. Billy Drummond)
13 Angelica (feat. Angelica Sanchez)
14 Craig (feat. Craig Taborn)
15 Julian (feat. Julian Lage)
16 Bill (feat. Bill Frisell)
前述の通り、4種の楽器奏者が2人ずつ8人の奏者が登場して前半が曲、後半が即興と言う構成になっているが、前半も特に曲名がすぐわかるような演奏にはなっていないので、あまりこだわる必要はない。
いずれの演奏も、大方の傾向としては即興感の強いもので、非常にスピリチュアルなサウンドテイストを持った演奏に仕上がっている。
これらの演奏を言葉で表現しても無意味なので、実際の演奏を聴いてもらうのがベターだというのが正直なところ。
しいて言えば、Kris Davisはパルシブなアプローチを入れてくる頻度が高めとだけ言っておきましょう。
この作品には、音源だけのCDと、同じ演奏の映像を収めたDVDが同梱されてまして。
映像は、おのおのが演奏している2つの画面が横並びに固定されていて、ただ演奏しているさまを淡々と映し出しているだけなんですが、それがあるから後から音だけを聴いても面白さを享受できている気がする。
その映像を見ると、演奏中に目配せとか、相手の様子を見て音楽が発展する場面とかが特にあるわけでもなく本当に淡々と演奏が進行していってる感じで、ボディランゲージでなく、ただただ相手の出す音だけで交歓して出来上がったものだと言うことがよくわかる。
ってのも、凄いなぁとは思いました。
ベストは、6曲めが聴いてて面白かったかなぁ
"Duopoly" Kris Davis (https://www.amazon.co.jp/dp/B01LYF54HZ/)
"Reveille" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60426331.html)
この文章に"結構クセ者って感じで"っていう記述があるんですが、これを聴いた後読むとなるほどねぇとw
Kris Davisは、1980年生の女性ピアニストで、2003年にFSNTから出たアルバムが初リーダー作のよう。
Tony Malabyがメンバーに入っているんで..そういうことです。
この作品は、おおざっぱに4種の楽器で2人ずつ8人の演奏者と1曲が曲で、もう1曲が即興と2曲ずつデュオで演奏したものを、前半で曲演奏のものを並べ後半は即興を並べたもの。
その即興相手が以下の通りだが、なかなかなそうそうたる面々を揃えています。
Kris Davis(P)
Bill Frisell(G:1,16)
Julian Lage(G:2,15)
Craig Taborn(P:3,14)
Angelica Sanchez(P:4,13)
Billy Drummond(Ds:5,12)
Marcus Gilmore(Ds:6,11)
Tim Berne(As:7,10)
Don Byron(Cl:8,9)
曲順は、以下の通り。前述の通り、前半は曲名が書けますが、あまり気にしなくていいと思いますw
01 Prairie Eyes (feat. Bill Frisell)
02 Surf Curl (feat. Julian Lage)
03 Fox Fire (feat. Craig Taborn)
04 Beneath the Leaves (feat. Angelica Sanchez)
05 Eronel (feat. Billy Drummond)
06 Dig & Dump (feat. Marcus Gilmore)
07 Trip Dance for Tim (feat. Tim Berne)
08 Prelude to a Kiss (feat. Don Byron)
09 Don (feat. Don Byron)
10 Tim (feat. Tim Berne)
11 Marcus (feat. Marcus Gilmore)
12 Billy (feat. Billy Drummond)
13 Angelica (feat. Angelica Sanchez)
14 Craig (feat. Craig Taborn)
15 Julian (feat. Julian Lage)
16 Bill (feat. Bill Frisell)
前述の通り、4種の楽器奏者が2人ずつ8人の奏者が登場して前半が曲、後半が即興と言う構成になっているが、前半も特に曲名がすぐわかるような演奏にはなっていないので、あまりこだわる必要はない。
いずれの演奏も、大方の傾向としては即興感の強いもので、非常にスピリチュアルなサウンドテイストを持った演奏に仕上がっている。
これらの演奏を言葉で表現しても無意味なので、実際の演奏を聴いてもらうのがベターだというのが正直なところ。
しいて言えば、Kris Davisはパルシブなアプローチを入れてくる頻度が高めとだけ言っておきましょう。
この作品には、音源だけのCDと、同じ演奏の映像を収めたDVDが同梱されてまして。
映像は、おのおのが演奏している2つの画面が横並びに固定されていて、ただ演奏しているさまを淡々と映し出しているだけなんですが、それがあるから後から音だけを聴いても面白さを享受できている気がする。
その映像を見ると、演奏中に目配せとか、相手の様子を見て音楽が発展する場面とかが特にあるわけでもなく本当に淡々と演奏が進行していってる感じで、ボディランゲージでなく、ただただ相手の出す音だけで交歓して出来上がったものだと言うことがよくわかる。
ってのも、凄いなぁとは思いました。
ベストは、6曲めが聴いてて面白かったかなぁ
"Duopoly" Kris Davis (https://www.amazon.co.jp/dp/B01LYF54HZ/)
この記事へのコメント