"Boys featureing SHUN" 石井彰, 金澤英明, 石若駿
クレジット上、石井彰, 金澤英明, 石若駿となっているものが大半だが、この3人で、Boys Trioという名称のものもあり悩んだんですが。
アルバムタイトルをよく見れば、Boys というトリオ名であるのが正解と推測できます。
この3人のアルバムは、2010年、2011年、2013年と3枚リリースされていて、本人が掲載している
ディスコ(http://www.shun-ishiwaka.com/home/)を見ると、この3人のトリオが初録音ということになってます。
もしかしたら、この前に自主製作のものとかあるのかもしれないですが、未確認です。
"月夜の旅" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0035KGKTC)
"Boys in Rolls" (https://www.amazon.co.jp/dp/B004I18RH0/)
"Reflection" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00ADR5G9K/)
個人的に石若駿を意識したのは、過去に何度も書いてますが、タワー限定リリースだった↓で
"Live at The Body & Soul" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61999075.html) (これ聴いて凄いと思った)
実は、その直前にライブで見ていて、これをきっかけに若手を積極的にチェックしだしたんだと思います。
"TOKYO ZAWINUL BACH 人力スペシャル(2013/3/19)" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61829154.html)
で、今回紹介のアルバムが4枚目の参加作で、これは石若駿の藝大卒業記念アルバムという冠のもの。
メンツは、上掲の3人のトリオに、ゲストが3人入るんですが、
井上銘は、5枚目の参加作のリーダー
"WAITING FOR SUNRISE" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62457967.html)
高橋佑成は、最近注目の大学卒業間近の超若手
"It's Easy to Remember" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63463922.html)
石井彰(P)、金澤英明(B)、石若駿(Ds)
類家心平(Tp:1,2,6,7,8)、井上銘(G:1,3,6,7)、高橋佑成(P:1,3)
演奏曲は、石若のオリジナル2曲に、金澤オリジナル1曲、
John Scofield, Charlie Haden, Wayne Shorterのオリジナルなどで全部で9曲。
1. The Boomers
2. あの頃
3. Chicken Dog
4. Ellen David
5. Drum Solo
6. Nefertiti
7. Last Year
8. Y
9. Someday My Prince Will Come
全体に曲らしい曲は少なめでモチーフを重ねて曲に仕立て上げたようなものが多めに感じられる。
そのぶん、インプロに使える空間というか自由度は多めにある印象で、そこにジャズ的な面白さを見つけているような感覚。
タイトルからドラムが大暴れする演奏を期待すると、オーソドクス主体の演奏に肩透かしを喰らうのは、演奏しない身で聴いているからでしょう。
その中では3曲めが音楽らしいテーマを持っていて良いアクセントになっている。
5曲めにドラムソロとあるが、そうタイトルするには物足りない短めの演奏。
これもあって「ドラムが大暴れする演奏を期待すると肩透かしを喰らう」と言う印象に繋がる部分もあると思う。
4曲で井上銘のギターが聴けるが、いずれも前面に出たかなり良い演奏を聴かせてくれてかなり引き込まれる。
ピアノトリオは、安定の盤石さを感じさせるような演奏で、一聴地味にすら感じるくらいであるが、安心して聴いていられるような演奏を繰り広げる。
特に、金澤さんの重さもあるが切れもあるベースが全体に演奏にマッチした良い味出した演奏をしていると感じられる。
ということで、石若さんのパフォーマンスは、奇をてらった派手な演奏で驚かすようなものではなく、ドラムの多彩な表現力を堅実なテクニックで披露することで、これまでの演奏活動の集大成的なものではないと推察します。
彼が見せたいものを十全に出した演奏だとは思うが、自分にはその凄さは感じらるが、そのすべては享受できていないんだろうなと歯がゆさを感じるものでもあるってことです。
もっとも全体的な印象は、5曲で客演している類家さんのtpが持っていってる感じがありまして..。それだけ印象に残る良い演奏してると思います。
ベストは、あえて類家さんの入らない3曲めにします
"Boys featureing SHUN" 石井彰, 金澤英明, 石若駿 (https://www.amazon.co.jp/dp/B00VGBMTXI)
アルバムタイトルをよく見れば、Boys というトリオ名であるのが正解と推測できます。
この3人のアルバムは、2010年、2011年、2013年と3枚リリースされていて、本人が掲載している
ディスコ(http://www.shun-ishiwaka.com/home/)を見ると、この3人のトリオが初録音ということになってます。
もしかしたら、この前に自主製作のものとかあるのかもしれないですが、未確認です。
"月夜の旅" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0035KGKTC)
"Boys in Rolls" (https://www.amazon.co.jp/dp/B004I18RH0/)
"Reflection" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00ADR5G9K/)
個人的に石若駿を意識したのは、過去に何度も書いてますが、タワー限定リリースだった↓で
"Live at The Body & Soul" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61999075.html) (これ聴いて凄いと思った)
実は、その直前にライブで見ていて、これをきっかけに若手を積極的にチェックしだしたんだと思います。
"TOKYO ZAWINUL BACH 人力スペシャル(2013/3/19)" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61829154.html)
で、今回紹介のアルバムが4枚目の参加作で、これは石若駿の藝大卒業記念アルバムという冠のもの。
メンツは、上掲の3人のトリオに、ゲストが3人入るんですが、
井上銘は、5枚目の参加作のリーダー
"WAITING FOR SUNRISE" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62457967.html)
高橋佑成は、最近注目の大学卒業間近の超若手
"It's Easy to Remember" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63463922.html)
石井彰(P)、金澤英明(B)、石若駿(Ds)
類家心平(Tp:1,2,6,7,8)、井上銘(G:1,3,6,7)、高橋佑成(P:1,3)
演奏曲は、石若のオリジナル2曲に、金澤オリジナル1曲、
John Scofield, Charlie Haden, Wayne Shorterのオリジナルなどで全部で9曲。
1. The Boomers
2. あの頃
3. Chicken Dog
4. Ellen David
5. Drum Solo
6. Nefertiti
7. Last Year
8. Y
9. Someday My Prince Will Come
全体に曲らしい曲は少なめでモチーフを重ねて曲に仕立て上げたようなものが多めに感じられる。
そのぶん、インプロに使える空間というか自由度は多めにある印象で、そこにジャズ的な面白さを見つけているような感覚。
タイトルからドラムが大暴れする演奏を期待すると、オーソドクス主体の演奏に肩透かしを喰らうのは、演奏しない身で聴いているからでしょう。
その中では3曲めが音楽らしいテーマを持っていて良いアクセントになっている。
5曲めにドラムソロとあるが、そうタイトルするには物足りない短めの演奏。
これもあって「ドラムが大暴れする演奏を期待すると肩透かしを喰らう」と言う印象に繋がる部分もあると思う。
4曲で井上銘のギターが聴けるが、いずれも前面に出たかなり良い演奏を聴かせてくれてかなり引き込まれる。
ピアノトリオは、安定の盤石さを感じさせるような演奏で、一聴地味にすら感じるくらいであるが、安心して聴いていられるような演奏を繰り広げる。
特に、金澤さんの重さもあるが切れもあるベースが全体に演奏にマッチした良い味出した演奏をしていると感じられる。
ということで、石若さんのパフォーマンスは、奇をてらった派手な演奏で驚かすようなものではなく、ドラムの多彩な表現力を堅実なテクニックで披露することで、これまでの演奏活動の集大成的なものではないと推察します。
彼が見せたいものを十全に出した演奏だとは思うが、自分にはその凄さは感じらるが、そのすべては享受できていないんだろうなと歯がゆさを感じるものでもあるってことです。
もっとも全体的な印象は、5曲で客演している類家さんのtpが持っていってる感じがありまして..。それだけ印象に残る良い演奏してると思います。
ベストは、あえて類家さんの入らない3曲めにします
"Boys featureing SHUN" 石井彰, 金澤英明, 石若駿 (https://www.amazon.co.jp/dp/B00VGBMTXI)
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