Gil Evans & Jaco Pastorius "Live Under the Sky Tokyo '84"
Gil Evans Orcehstraは、自blogを漁ると、Monday Night Orchestra "AT SWEET BASIL"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a33155976.html)だけが、引っかかりますが、"at sweet basil" の箱(http://sudo.3.pro.tok2.com/Quest/cards/G/GilEvans/AtSweetBasil_x.html)、stingと演ってるboot(https://www.amazon.co.jp/dp/B00002820L/)から、ごく初期の作品(https://www.amazon.co.jp/dp/B00AZZ668K/)まで、遅ればせながらでしかも全部とはとても言えませんがいろいろと聴いてはいるんですが、なんだかんだ“at sweet basil”の箱ものの印象が強烈だったというのが偽りのないところ。
さらに、Jaco Pastoriusが、ほぼコンプリートに正規盤からbootから所持している(まだまだ発掘音源が出ているが、実は最近は食傷気味。)身としては、気になるアルバムではありました。
日本でのライブで、伝説ではJaco Pastoriusが相当壊れているときの演奏と言われて、聴いてみたい興味はあったんですが、発掘音源いろいろ多くてキリないなぁという意識が先だっていまして、新品での購入は躊躇してましたが、中古で見つけて思わず買い込んできてしまったというのが実際のところw
メンツは、ほぼ往時のMonday Night Orchestraの面々と同一と言って良いでしょう。
それに、Jaco Pastoriusが加わります。
Jaco Pastrius(B)、Gil Evans(Key)、Hiram Bullock(G)、Mark Egan(B)、Adam Nussbaum(Ds)
George Adams(Sax)、Chris Hunter(Sax)、Lew Soloff(Tp)、Marvin Peterson(Tp)、Miles Evans(Tp)
George Lewis(Tb)、Peter Levin(Syn)、Howard Johnson(Tuba, Bs)
演奏曲は以下の通り、2枚にてんこ盛りで入ってます。
Disc 1
1. Stone Free
2. Up From The Skies
3. Orange Was The Color Of Her Dress
4. Jaco Solo
5. Soul Intro / The Chiken
6. Here Comes De Money Man / Eleven
7. Announce
Disc 2
1. Jaco Solo / Goodbye Pork Pie Hat
2. Variations On The Misery / Jaco Solo
3. Dania
4. Announce
前述の通り、Gil Evans orchestra の演奏というと、Monday night orchestra の演奏が強烈な印象になっていて、あの独特なハーモニーと、絶妙なルーズさから醸し出されるサウンドをどうしても想起してしまう。
本作の演奏は、それに比べるとリズムはきっちり感のあるものという印象。
この時(数年前から)のjacoの奇行(上半身裸に泥塗ってたとか)が伝説として伝わっているが、演奏を聴いている範疇では演奏を壊すような無茶は皆無。
Youtubeだかに残っている映像を見ると、上記の容姿で派手に動き回り、自由にパフォーマンスをしているのは確認できる。
観衆も、おそらくjacoがなんかするたび大騒ぎして盛り上がり。(過剰反応ともいう)
それが全体の演奏に、良くも悪くも影響を与えている感じが垣間見れ、bigbandの面々が多少投げやりに見える演奏をしている感じがするんですが、それがその後のルーズな雰囲気を醸して逆に良い効果が出ていて、個人的には楽しませてもらってます。
演奏としては、Lew Soloffのハイノート、Hiram Bullockのソロが特に良い味を出していて、この辺が聴きどころか。
ラジオ音源なんで、途中にアナウンスが入るが、演奏の邪魔はしてないので問題なし。
最後は、会場の終演のアナウンスが流れるなか、大歓声止まず、なんてのをバックにお別れのアナウンスをして、そのままアルバムは終了しているが、youtubeの映像とかから類推すると、その後jaco出てきてなんかやっていそう。
ベストは、あまり長くない曲を選ぶという足枷も含めて、Disk1の3曲めにします。
GIL EVANS "Live Under the Sky Tokyo '84" (https://www.amazon.co.jp/dp/B01G7KINRS/)
さらに、Jaco Pastoriusが、ほぼコンプリートに正規盤からbootから所持している(まだまだ発掘音源が出ているが、実は最近は食傷気味。)身としては、気になるアルバムではありました。
日本でのライブで、伝説ではJaco Pastoriusが相当壊れているときの演奏と言われて、聴いてみたい興味はあったんですが、発掘音源いろいろ多くてキリないなぁという意識が先だっていまして、新品での購入は躊躇してましたが、中古で見つけて思わず買い込んできてしまったというのが実際のところw
メンツは、ほぼ往時のMonday Night Orchestraの面々と同一と言って良いでしょう。
それに、Jaco Pastoriusが加わります。
Jaco Pastrius(B)、Gil Evans(Key)、Hiram Bullock(G)、Mark Egan(B)、Adam Nussbaum(Ds)
George Adams(Sax)、Chris Hunter(Sax)、Lew Soloff(Tp)、Marvin Peterson(Tp)、Miles Evans(Tp)
George Lewis(Tb)、Peter Levin(Syn)、Howard Johnson(Tuba, Bs)
演奏曲は以下の通り、2枚にてんこ盛りで入ってます。
Disc 1
1. Stone Free
2. Up From The Skies
3. Orange Was The Color Of Her Dress
4. Jaco Solo
5. Soul Intro / The Chiken
6. Here Comes De Money Man / Eleven
7. Announce
Disc 2
1. Jaco Solo / Goodbye Pork Pie Hat
2. Variations On The Misery / Jaco Solo
3. Dania
4. Announce
前述の通り、Gil Evans orchestra の演奏というと、Monday night orchestra の演奏が強烈な印象になっていて、あの独特なハーモニーと、絶妙なルーズさから醸し出されるサウンドをどうしても想起してしまう。
本作の演奏は、それに比べるとリズムはきっちり感のあるものという印象。
この時(数年前から)のjacoの奇行(上半身裸に泥塗ってたとか)が伝説として伝わっているが、演奏を聴いている範疇では演奏を壊すような無茶は皆無。
Youtubeだかに残っている映像を見ると、上記の容姿で派手に動き回り、自由にパフォーマンスをしているのは確認できる。
観衆も、おそらくjacoがなんかするたび大騒ぎして盛り上がり。(過剰反応ともいう)
それが全体の演奏に、良くも悪くも影響を与えている感じが垣間見れ、bigbandの面々が多少投げやりに見える演奏をしている感じがするんですが、それがその後のルーズな雰囲気を醸して逆に良い効果が出ていて、個人的には楽しませてもらってます。
演奏としては、Lew Soloffのハイノート、Hiram Bullockのソロが特に良い味を出していて、この辺が聴きどころか。
ラジオ音源なんで、途中にアナウンスが入るが、演奏の邪魔はしてないので問題なし。
最後は、会場の終演のアナウンスが流れるなか、大歓声止まず、なんてのをバックにお別れのアナウンスをして、そのままアルバムは終了しているが、youtubeの映像とかから類推すると、その後jaco出てきてなんかやっていそう。
ベストは、あまり長くない曲を選ぶという足枷も含めて、Disk1の3曲めにします。
GIL EVANS "Live Under the Sky Tokyo '84" (https://www.amazon.co.jp/dp/B01G7KINRS/)
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