永武幹子 トリオ (20170322)

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永武さんのピアノは守谷さんのバンドで聴いていまして、そのときは前評判で良いよという情報を得ていて、レギュラーのピアノトリオが聴きたかったんですがタイミングが合わず、すぐにあった守谷さんのバンドを見た次第であります。
 守谷美由貴トリオ (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63835477.html)
このライブの後もこのバンドでのライブは、数回 No Trunks でもあったと思います。行けてないけど..(苦)
で、バンド名はたしか「ヤムヤムズ」という名前になっていたと思います。
次、今月末(3/31)にありますねぇ..。

今回は、ようやっとレギュラーのピアノトリオのライブを見れるってんで、体調悪いのをおして無理やりの参戦です(汗)
落合さんは、Time Flow Quartet(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63622566.html)で聴いてまして、服部さんはスガダイロートリオでたくさん聴いてます。
スガダイロートリオの近作は、・・・ソロが続いてたんで、2015年の下記作が最新で、えーと東保さんベースは弾かない宣言してるんで、これが最新で最終と言うことになってしまうんでしょうか...。
 "GOLDEN FISH" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63017476.html)

・・気を取り直して、メンツはそういうわけのお三方。
永武幹子(P)、落合康介(B)、服部マサツグ(Ds)

定時から10分弱くらい遅れてのスタート。
最初から、MCで曲(の流れ)を紹介して演奏開始。

音数多め、タッチ強めに繰り出される早いフレーズがなんといっても圧巻で格好良いことこの上なし。
美旋律をピロピロっと弾いたかと思うと、早いフレーズでがんがん弾きまくり、はては鍵盤ぶっ叩きまで行き着く。
おもちゃのピアノも持ち込んでて、ユニゾンでアクセントにしたりと(途中、ハプニングがあったのはご愛嬌w)手を替え品を替えの派手な立ち回りを披露してくる。

服部のストレートにガツンガツンと煽っていくドラミングは、ソロは、充分強烈だが、バッキングも末恐ろしいほど。
この服部の容赦ない追いまくり、煽りまくりに感化されて演奏が熱くなっている部分もたぶんにありそう。

落合のベースも、大半のパートで旋律を演奏するというより、弦を叩いて音を文字通り打ち鳴らす場面多数。
と感じるほど、3者の丁々発止が、まぁ凄くてあっけにとられてましたw。

しっかりとした、ノリ、スウィング感を感じさせながら、気持ちよく温度感の高い演奏は、こりゃ凄い!!と言うしかない。
まぁ、素晴らしいピアノトリオでありました。

1stセットは、メキシコからオランダ(Misha Mengelberg)イタリア(青の洞窟)へ至る、組曲と言うほどではないが、流れを持った演奏で5曲。
最初と5曲めの前にMCを入れる。
2ndセットは、16時ほんのちょっと前からスタートしたか。
オリジナルを2曲演奏した後、Carla Bley、ケルト音楽調オリジナルの4曲。
アンコールもしっかり答えてくれて、17時直前まで目いっぱいの演奏を楽しませてくれました。

ご本人さまがセットリストを公開されてたのでコピペさせていただきます。
Free impro "the sea has no memory"
If I were a Bell
Leaving (オリジナル)
Reef und Keebus (misha mengelberg)
青の洞窟 (オリジナル)

I'm just awake (オリジナル)
Dm no gobyoshi (オリジナル)
Lawns (carla bley)
Dancin on O'Connell Bridge (オリジナル)
enc.) I've Never Been in Love Before



1カ月弱後の4/15には、国立の No Trunks でこのトリオのライブが決まっています。
予定が合えば、赴きたいと思っております。

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