"Fe...faith" Gonzalo Rubalcaba
Gonzalo Rubalcabaのリーダー作を買うのは、昨年のCharlie Hadenとのデュオ作以来ですが、これはどちらかというとCharlie Hadenのデュオ盤買い、しかも追悼ということで、あまりGonzalo Rubalcaba目当てと言う感じでもありませんでした。
“Tokyo Adagio”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63296927.html)
その前は、自blogを漁ると2008年のアルバムを買っている記録があります。
"Avatar" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52861379.html)
Gonzalo Rubalcabaというとラテン調早弾きピアノの人と言う印象が強いんですが、この頃すでにラテン色がだいぶ抜けていたという記述があります。
たしかその後の "X X I Century"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00699WJM8/)もちょっと聴いたことがあってこれも同様にラテン臭薄めのなかなか良い内容ぽかったので買ってしっかり聴こうと思ってたはずがそのままになってますw
本作は昨年リリースの"Charlie"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01M08QJRH/)を買ったらおまけについてきた盤で、元は2011年リリースのソロピアノ作。不良在庫が多かったのかもしれないです。
演奏者は、ソロピアノなんで1人
Gonzalo Rubalcaba(P)
演奏曲は、9曲のオリジナルに、スタンダード、ジャズメンオリジナル等(同じ曲2回含む)で全部で15曲。
1. Derivado 1
2. Maferefun
3. Improvisation 2 (Based On "Coltrane Changes")
4. Derivado 2
5. Con Alma 1
6. Preludio Corto #2 (Tu Amor Era Falso)
7. Blue In Green 1
8. Oro
9. Joan
10. Joao
11. Yolanda
12. Blue In Green 2
13. Con Alma 3
14. Improvisation 1 (Based On "Coltrane Changes")
15. Derivado 3
左手の単調なリズムと、右手のピンと張り詰めた空気感を感じるようなサウンドは、あたかもサティの音楽を聴いているような雰囲気を感じさせる。
深い森の中とか、洞窟の底に溜まった水を見ているような静まり返った情景を思い起こさせるようなサウンド。
その静寂の中に、滴り落ちて響きわたる水滴の音のようにピアノの音が鳴る印象。
果たしてこれをgonzaloのピアノで聴きたいかというのが本作の本質的問題になると思うのだが、右手の早いフレーズを多く入れてくるのは彼ならではと言える部分か。
演奏自体は、ほど良い緊張感を持った美旋律が続き、全体に抑揚は控えめ、音数で緩急をつけるようなスタイルで奏でていく。
間にスタンダードがバージョン違いも含めて複数曲入るが、たいがいがテンポをスローに振ってテーマが判る程度の崩し方での演奏。
ベストは、3曲めにしましょう
"Fe...faith" Gonzalo Rubalcaba (https://www.amazon.co.jp/dp/B004CMLIHQ/)
“Tokyo Adagio”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63296927.html)
その前は、自blogを漁ると2008年のアルバムを買っている記録があります。
"Avatar" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52861379.html)
Gonzalo Rubalcabaというとラテン調早弾きピアノの人と言う印象が強いんですが、この頃すでにラテン色がだいぶ抜けていたという記述があります。
たしかその後の "X X I Century"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00699WJM8/)もちょっと聴いたことがあってこれも同様にラテン臭薄めのなかなか良い内容ぽかったので買ってしっかり聴こうと思ってたはずがそのままになってますw
本作は昨年リリースの"Charlie"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01M08QJRH/)を買ったらおまけについてきた盤で、元は2011年リリースのソロピアノ作。不良在庫が多かったのかもしれないです。
演奏者は、ソロピアノなんで1人
Gonzalo Rubalcaba(P)
演奏曲は、9曲のオリジナルに、スタンダード、ジャズメンオリジナル等(同じ曲2回含む)で全部で15曲。
1. Derivado 1
2. Maferefun
3. Improvisation 2 (Based On "Coltrane Changes")
4. Derivado 2
5. Con Alma 1
6. Preludio Corto #2 (Tu Amor Era Falso)
7. Blue In Green 1
8. Oro
9. Joan
10. Joao
11. Yolanda
12. Blue In Green 2
13. Con Alma 3
14. Improvisation 1 (Based On "Coltrane Changes")
15. Derivado 3
左手の単調なリズムと、右手のピンと張り詰めた空気感を感じるようなサウンドは、あたかもサティの音楽を聴いているような雰囲気を感じさせる。
深い森の中とか、洞窟の底に溜まった水を見ているような静まり返った情景を思い起こさせるようなサウンド。
その静寂の中に、滴り落ちて響きわたる水滴の音のようにピアノの音が鳴る印象。
果たしてこれをgonzaloのピアノで聴きたいかというのが本作の本質的問題になると思うのだが、右手の早いフレーズを多く入れてくるのは彼ならではと言える部分か。
演奏自体は、ほど良い緊張感を持った美旋律が続き、全体に抑揚は控えめ、音数で緩急をつけるようなスタイルで奏でていく。
間にスタンダードがバージョン違いも含めて複数曲入るが、たいがいがテンポをスローに振ってテーマが判る程度の崩し方での演奏。
ベストは、3曲めにしましょう
"Fe...faith" Gonzalo Rubalcaba (https://www.amazon.co.jp/dp/B004CMLIHQ/)
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