"Regina" Becca Stevens

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Becca Stevensも、出たら買いする数少ない女性ボーカル(というには、最近比率が上がっているような)の1人になっています。
最初は2011年の"Weightless" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61019768.html)を買ったところからなので、6年聴いていることになります。
2014年に"Perfect Animal" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62978063.html)が出ているので3年ごとに1枚アルバムを出している計算になります。
もっとも、ゲスト参加でアルバムのうちの数曲に入っているという登場はいくつかありますし、Rebecca Martin、Gretchen Parlato、Becca Stevensなんて濃い3人でのアルバムも昨年リリースしているので、自身のリーダー作を作ることが活動の中心と言う感じでもないのかもしれません。
 "Tillery" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63899089.html)

収録曲の大半が、共作含めBecca Stevensの作誌作曲で、いくつかは誌だけ別の人というのがありそう。
演奏は、曲毎に細かく書かれているんで、割愛。字が小さいと最近読むのもつらいw
01. Venus
02. Lean On
03. Both Still Here
04. 45 Bucks
05. Queen Mab
06. We Knew Love
07. Mercury
08. Regina
09. Harbour Hawk
10. Well Loved
11. Ophelia
12. The Muse
13. As

聴いてて、なんかなんとなく聴いたことあるような気がするなぁと考えていたが、曲調、音作り、アレンジの雰囲気、使ってる楽器、とかちょっとだけかもしれないがstingのアルバムを彷彿とさせるものがあるなぁと感じられる。
声が男声か女声かという厳然たる違いはあるんで雰囲気は結構異なるがテイストは似ていると思う。
そういう意味でも、これまでのアルバムと比してポップな曲調になっていると言えそうだが、
もともとが(ジャズというより)米国ルーツ寄りの曲調だったから、これは許容範囲内という解釈で良いと思う。
それより、ギターを中心にはしているがいろんな楽器を入れて、ボーカルも複数声を重ねて音に厚みを持たせた音作りのほうが、これまでの Becca Stevensのアルバムとの大きな違いと言えそう。

シャウトするほどではないが7曲めとか、かなりロック寄りの曲で驚いて見たりと、これまでのアルバムを聴く気分だと違和感も大きくなるかもしれない。
個人的には複数回聴き込んだことで、この雰囲気も良いんじゃないって気分になっている。

ベストは、4曲めにしましょう


"Regina" Becca Stevens (https://www.amazon.co.jp/dp/B01MTC7M1X/)

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