Nouon (20170428)

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Nouonのライブを見るのは、これが3回目。
最初が、荻窪のVelvet Sun
 http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63597215.html
次が池袋のAbsolute Blue
 http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63952970.html
で、今回は新宿Pit Innの昼でのライブ。
この間に、Huw Lloydの代わりにベースのTyler Eatonが入った構成でもライブを行ってます。(未聴)
アルバムも1stの”Kuu”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63552065.html)と、限定リリースのライブ盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64005602.html)と聴ける音源はひと通り聴いてます。
変則の楽器構成が奏でるサウンドのおもしろさ、曲のおもしろさが妙に気に入ってます。

開演前に数えて25人くらい、2ndセット前に数えて35人くらいは入っていたと思う
平日昼としては、驚異的な集客力と言えるでしょう

ステージは、ピアノを端に寄せ、その位置にヴィブラフォン、真ん中にドラム、左奥がコントラバスクラリネット、その手前にキーボードという位置関係。
演奏は、12月のときよりアグレッシブな曲が多少減って、幽玄な雰囲気の曲が入ってきていると感じたが..。

セットリストが公開されてたんで、コピペ(もし、問題あるなら削除します)
・1st set
man in kitchen
pigeons
things are as bad
things are as Never
oh dori
Average

・2nd set
layup laps
Shi Mei
Kota!
kebiman

・encore
dicks

このバンドはフロントの楽器が特徴的(今日のMCで似た音色を出す3つの楽器でバンドを作ったと言っていた)で、その3者が鳴らす音色の面白さが魅力の中心と認識していたが、(今日は、Huw Lloydが高い音を多用していたのが印象的だった。これがContrabass Clarinetが出す似た音色なんでしょう。)
実は、山本のドラムが大いなる魅力なのではないか、ちょっと前ノリのドラミングなんだと思うがそれが演奏のドライブ感を作り出すとともに、Nouonの独特の雰囲気を作り出しているんじゃないかと今回聴いていて思った次第。

たいがいの曲で、曲の展開が変わるタイミングを誰か(曲により変わるが、キーボードのKevin McHughか、Vibの山田のことが多い)が合図しているのもリーダーがいなさそうな気配とともに、バンド内の雰囲気が良いんだろうなと感じさせられ、そんなところもこのバンドを魅力的に聴いている理由なんだと勝手に思ってます。

定時から10分弱くらい遅れてのスタートで、1stセットが1時間強、2ndセットが40分くらいに、アンコールという、ちょっとバランスの悪いwセット構成で16時50分頃終演。
1stセットがそこそこの曲数を用意していながら1曲が長くなっていて、2ndセットがその反動で曲数を絞った上に1曲があまり長くならないよう自制した結果と推測。
ただ、演奏自体は、個人的にはいずれも満足度の高いもので、たっぷりと堪能させてもらいました。


5月に数回、7月8月にもライブが予定されていて、その後2枚めのアルバムのレコーディングに入るとのこと。

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