Dani & Debora Gurgel Quarteto "Um"

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DDG4は、自分の(それぞれ交友がない複数の)知人友人が良いと言ってて、これは自分だけ取り残されてると感じるくらい。
過去に何度も(2013年から毎年で4回かな?)来日していて、BN東京、鎌倉 cafe vivement dimanche等々でライブを行ってます。
特に鎌倉のお店は、特別なつながりをもっているのか初来日からずっとここでのライブが続いている。
で、そのうち聴こうとずっと思ってて思ってただけだったんですが、ようやく1枚購入してきたのが、この盤です。
これが、2013年リリースのデビュー作になるようです。

DDG4のメンツは4人。Gurgel親子にDaniの旦那と。。って家族構成よう
Dani Gurgel(Vo)、Debora Gurgel(P) 、Thiago Rabello(Ds)、Sidiel Vieira(B)

演奏曲は、メンバーオリジナルが6曲、ブラジル人の曲が3曲に、Michael Jacksonで全部で10曲。
1. 36-47
2. Matraca de Cordel
3. Bala com Bala
4. Descompassamba
5. Not to be Heard
6. Rock With You
7. Verso em No
8. Quiet Little Lady
9. Forro Brasil
10. Te Vira

サンパウロ界隈のNovos Compositores (新しい作曲家) というムーブメントに位置づけされる音楽なんだそうですが、だからといってこれまで聴いてきたブラジル(自分の場合はミナスが多い)と大きく異なる新しいサウンドって感じではないですかねぇ(だから安心して聴ける)
曲調は全般に明るめで、ボサノバをもうちょっとポップにしたようなというか、コンテンポラリなサウンドに、ブラジルなリズム、ポルトガル語の歌詞、ブラジル的な和音、コード進行とかいろいろとブラジルなテイストを塩梅よく散りばめてブラジル臭をほのかに漂わせつつ、それでいてジャズ濃度も高めに感じる。
その塩梅が絶妙で心地よく格好良いんでしょう。

Dani Gurgelの歌声の良さと歌唱の力量も凄いんですが、それよりも個人的にはDani Gurgelのボーカルに、絶妙な伴奏をとるDebora Gurgelのピアノのコラボレーション、Dani Gurgelのボイス(スキャット)とDebora Gurgelのピアノのユニゾンの功名さと、Dani Gurgel、Debora Gurgelの親子の息の合った歌と演奏の素晴らしさがなんといっても聴きどころと感じたのでありました。

ベストは、3曲めにしましょう。

Dani & Debora Gurgel Quarteto "Um" (http://diskunion.net/jazz/ct/detail/WOR25572)

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