永武幹子、吉良創太 独壇場+ (20170415)

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年に何回か、月曜日の21時から「独壇場」というタイトルでライブを行っており、おもに若手奏者を主役にソロだったり、デュオだったりとライブを行っています。
月曜なので基本的には行けない(行かない)のですが、見たいライブがあったときは、翌日休みがとれたら赴くという程度で、これまで4回見てるはず。
うち3回は記事にしてます。3~4年に1回程度ですね(汗) 1回めは誰を見たんだろう..(忘却)
 スガダイロー (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58145579.html)
 石田幹雄 (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61366288.html)
 纐纈雅代、原田依幸 (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63727748.html)


今回から、纐纈さんにかわって、永武さんが独壇場に登場です。
その1回目は、ドラムの吉良さんとのデュオ。

吉良さんは、notrunks初登場だそう。
永武さんも、ドラムとのデュオは初とのこと。(パーカッションとのデュオは演っているそうだが..)


ピアノを定位置から左に移動して、ピアノの位置にドラムを配するセッテイング。
最近、ノートラでピアノ入りの小編成を聴いていないから知らなかったが、最近はこのピアノの置き方が多いらしい。
実際、ピアノが良く鳴っていたような気がする。


ライブは、永武さんが普段あまりやることのないらしいフリーインプロから。

永武さんのピアノの、左手でガンガン叩ききる低音が圧巻。
特に小指から繰り出す最低音の迫力がもの凄い。 思わず、どんな小指なんだ⁉︎と、触らせてもらおうかと(嘘)
全体にも、強タッチでありながらよく歌うスタイルが素晴らしい。
そんな弾きまくりの演奏から、ストライドとかオールドスタイルの演奏をすると合いそうだなぁとか思いながら聞き惚れてました。

吉良さんのドラムは、ブラシ、マレット、スティックをこまめに持ち替え、曲の展開に合わせ、合わさせ、微妙にサウンドコントロールしていたのが印象的。

演奏曲は、この後、トラディショナル、カーラブレイ、青の洞窟、if I were a bell、エリントンというセットだつたと記憶。
曲調としては緩急織り交ぜた構成だったが、演奏は全体にアグレッシブな展開で、そのアグレッシブな演奏の凄さにやられた感じ。
特にif I were a bellで、ベルの4音の後、しばらく激しいフリーインプロが続き、早めのテンポのテーマになだれ込むというアレンジが、こう来たかー!って感じで面白かった。

最後、アンコールにも答えてくれて、1時間弱のライブ終了。

月曜の夜ってことでお客さんは少なく、4人だったが、とっても濃い良い演奏を堪能させてもらいました。

次回独壇場は、8月に開催予定とのこと。
その8月に、トリオ、ヤムヤムズも予定されていて、高頻度に登場だそうです。

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