"Recurring Dream" Mike Mcginnis

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本当にここのところ、自分でも唖然とする程リーダー知らない人で参加メンバーだけで購入を決めている盤が増えています。
冷静に考えて、ピアニストで言うと、Herbie Hancock、Joey Calderazzo、David Kikoski等々これまでも脇役で奏したときに、無責任にのびのびと良い演奏を聴かせるミュージシャンが多数いることを考えると、こういう買い方もそう間違ってはいない・・はず・・と、自己肯定をしておきますが..。

本作も、サイドに入ってるSteve Swallow目当てではあるんですが、過去にリーダー作は聴いておらず、参加作もそう多く聴いていたわけではなく、Carla Bleyとの近作である下記2作での演奏が印象的だったのが購入動機。
 "Trios" http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62501357.html
 "Andando El Tiempo" http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63777482.html
実を言うと、この2作と本作の楽器編成が同じであることは後で知りました(恥)

そんなわけで、Carla BleyのECM近作と同じ楽器構成であるサックス、ピアノ、ベースと言うトリオ編成での作品です。
Mike McGinnis(Cl,Ss)、Art Lande(P)、Steve Swallow(B)

演奏曲は8曲。
Mike McGinnisのオリジナルが2曲、Art Landeとの共作1曲に、Steve Swallowが2曲、Art Landeが1曲、
Mel Martinが1曲に、8曲めが、Darn That DreamとEddie Delange Derangedって曲が混じっているようです。
01. Mel's Drive In
02. Circle Dance
03. The Rising
04. Hearth
05. Constantinople
06. Bend Over Backwards
07. Amazing
08. Drat Recurring Dream

ベースが反復フレーズでリズムをとり、それに呼応してピアノも、左手はユニゾンで、右手はキレの良い合いの手を入れる伴奏をしているなか、そこに少し太めの音色のソプラノサックスがスピリチュアル要素を少し入れたソロを仕掛けていく。
神々しさ希薄のWayne shorterのような(?)響きを醸す1曲め。

以降、Steve Swallowが好みそうなミディアムスローからスローなテンポの曲が続く。
名目上、リーダーはMike McGinnisでSteve Swallowは参加メンバーではあるが、Steve Swallowの意向を強く表現した作風と言う印象で、Mike McGinnisがリーダーである理由はフロント楽器であるという1点に尽きる気がするのは気のせいか..w。

ドラムがいないぶん、Steve SwallowのベースとArt Landeのピアノの左手が奏でる低音の役割と期待感が強いものとなるが、そのピアノとベースが作り出すビートが独特の重さを持ちながら、心地良い曲の雰囲気を作り出していくところが、特徴的。
そこに伸びやかなソロを乗せてくるMike McGinnisのサックスのいかにも気持ち良さそうな演奏が映える。

同じ編成のCarla brey盤よりポップで牧歌的な印象で、ほんわかな気分に浸れるようなイメージの作風といえるか。

ベストは1曲めにします。

"Recurring Dream" Mike Mcginnis (https://www.amazon.co.jp/dp/B06WWMRWWF/)

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