"Bleu" Hermon Mehari
Hermon Mehariというトランぺッターの初リーダー作ですが、これもリーダーは知らない人のをメンツ買いしたもの。
ここのところ、Aaron Parks参加作が多くリリースされているんですが、性懲りもなくそれらを見つけては買いしていたら、以下のような状況になってて我ながらビビってます(嘘)
Luigi Masciari "The G-Session" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64146632.html)
Ricardo Grilli "1954" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64018927.html)
Francesco Ciniglio "Wood" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63836679.html)
Joonsam "A Door" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63806898.html)
Albert Vila "THE UNQUIET SKY" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63683518.html)
Mike Moreno "Lotus" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63592028.html)
本作は、そのAaron Parksと、最近作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63492691.html)がPat Methenyが全面参加して話題になったLogan Richardsonが入っているところがミソ。
他のメンツは、Rick Rosatoが自blogで参加作が2枚出てきました。
Hermon Mehari(Tp)、Aaron Parks(P)、Logan Richardson(As)、Peter Schlamb(Vib)、Ryan J. Lee(Ds)、Rick Rosato(B)
演奏曲は、6曲がHermon Mehariのオリジナル(共作含)、Peter Schlambが1曲、John Coltraneが1曲、他2曲という布陣。
1. Tatra
2. Eleven Thirteen Une Nuit Noire
3. Don't Ya Think Interlude
4. Moment's Notice
5. Awakening
6. Cold (feat. Kevin Johnson)
7. Sunset Park
8. Our Journey Revisited
9. I've Grown Accustomed to Her Face
10. We Love
冒頭、いきなりエレピが出てきて驚くが、2管にAaron Parksのエレピが厚い音でテーマを鳴らすオープニング。
しかも、途中歪ませた音でのソロなんてのも披露してて、Aaron Parksやるな!と思わせる。
2曲めは、エレピと女声ボーカルが、悪い音で流れ、?となるが、それがイントロで4ビートの爽やか系のサウンドが本編。
Aaron Parksは生ピだが、Peter Schlambのvibが入ることで音の粒立ちを目立たせるような変化をもたらす。
この後も、エレピの曲、生ピとvibの曲がほぼ交互に現れてくるような感じで、おそらくこの2パターンでの音色の変化で全体の雰囲気の変化を見せようという魂胆(コンセプト)だと思われる。
ちなみに、管楽器はエフェクトなしの生音に終始する。
曲調としては、概ね8ビート、4曲めが4ビートという割り振りで、ベースがしっかり聴こえるようなバランス。
新しいジャズのサウンドを拡大させるような試みなんだと思うが、そこに旧来のジャズも混ぜることで親和性の高さをアピールしているかのよう。
6曲めでボーカルが入るのがアクセントになっている。
個人的には、5曲めでの疾走感のあるリズムに、vib、piano、tp、saxのこまめなソロ回しの格好良さと、特にvibの乱打調ソロが気に入ってます。
ということで、それをベストにします。
"Bleu" Hermon Mehari (https://www.amazon.co.jp/dp/B06X9JX94G/)
ここのところ、Aaron Parks参加作が多くリリースされているんですが、性懲りもなくそれらを見つけては買いしていたら、以下のような状況になってて我ながらビビってます(嘘)
Luigi Masciari "The G-Session" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64146632.html)
Ricardo Grilli "1954" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64018927.html)
Francesco Ciniglio "Wood" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63836679.html)
Joonsam "A Door" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63806898.html)
Albert Vila "THE UNQUIET SKY" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63683518.html)
Mike Moreno "Lotus" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63592028.html)
本作は、そのAaron Parksと、最近作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63492691.html)がPat Methenyが全面参加して話題になったLogan Richardsonが入っているところがミソ。
他のメンツは、Rick Rosatoが自blogで参加作が2枚出てきました。
Hermon Mehari(Tp)、Aaron Parks(P)、Logan Richardson(As)、Peter Schlamb(Vib)、Ryan J. Lee(Ds)、Rick Rosato(B)
演奏曲は、6曲がHermon Mehariのオリジナル(共作含)、Peter Schlambが1曲、John Coltraneが1曲、他2曲という布陣。
1. Tatra
2. Eleven Thirteen Une Nuit Noire
3. Don't Ya Think Interlude
4. Moment's Notice
5. Awakening
6. Cold (feat. Kevin Johnson)
7. Sunset Park
8. Our Journey Revisited
9. I've Grown Accustomed to Her Face
10. We Love
冒頭、いきなりエレピが出てきて驚くが、2管にAaron Parksのエレピが厚い音でテーマを鳴らすオープニング。
しかも、途中歪ませた音でのソロなんてのも披露してて、Aaron Parksやるな!と思わせる。
2曲めは、エレピと女声ボーカルが、悪い音で流れ、?となるが、それがイントロで4ビートの爽やか系のサウンドが本編。
Aaron Parksは生ピだが、Peter Schlambのvibが入ることで音の粒立ちを目立たせるような変化をもたらす。
この後も、エレピの曲、生ピとvibの曲がほぼ交互に現れてくるような感じで、おそらくこの2パターンでの音色の変化で全体の雰囲気の変化を見せようという魂胆(コンセプト)だと思われる。
ちなみに、管楽器はエフェクトなしの生音に終始する。
曲調としては、概ね8ビート、4曲めが4ビートという割り振りで、ベースがしっかり聴こえるようなバランス。
新しいジャズのサウンドを拡大させるような試みなんだと思うが、そこに旧来のジャズも混ぜることで親和性の高さをアピールしているかのよう。
6曲めでボーカルが入るのがアクセントになっている。
個人的には、5曲めでの疾走感のあるリズムに、vib、piano、tp、saxのこまめなソロ回しの格好良さと、特にvibの乱打調ソロが気に入ってます。
ということで、それをベストにします。
"Bleu" Hermon Mehari (https://www.amazon.co.jp/dp/B06X9JX94G/)
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