"Hudson" Jack Dejohnette
アルバム上、4人が並列表記になっているのと、プロデュースがHudson名義になっているので、この4人でのユニットを結成したというのが表層的なところであるが、実質的にはJack Dejohnetteが先導している気がするのは気のせいか。
メンツは、共演してなさそうで共演してるような感じの面々を集めてきているような印象で、なかの2人の共演は探すといくらか出てきそうだが、3人となるともしかしたら皆無かもしれない。
そんな4人でのユニットであります。
Jack Dejohnette(Ds)、Larry Grenadier(B)、John Medeski(P)、John Scofield(G)
Jack Dejohnetteが共作含み3曲、John Scofieldが2曲、4人の共作が1曲、Bob Dylanが2曲、
Joni Mitchell、Jimi Hendrix、Robbie Robertsonが各1曲という布陣。
01. Hudson
02. El Swing
03. Lay Lady Lay
04. Woodstock
05. A Hard Rain's A-Gonna Fall
06. Wait Until Tomorrow
07. Song For World Forgiveness
08. Dirty Ground
09. Tony Then Jack
10. Up On Cripple Creek
11. Great Spirit Peace Chant
演奏自体は、ある種のユルさを感じさせるようなもので、そう渾身の力を出し切ったような演奏をしきっている感じでもないかな、と言うのが正直なところ。
それでも力漲るドラムの打音に、ハリのあるベース音にと、名手ならではのウマさを見せつけてくるのはひれ伏すしかない。
4者の中では、John Medeskiが一番気を吐いている印象で、オルガン、ピアノ、エレピにエフェクトをかけて音色に変化をつけたり、音の出だしのタイミングをずらして変化を入れてきたり、ちょっとフリーなアプローチを仕掛けたりと、もう一人のフロントであるJohn Scofieldの独特なフレーズに負けないよう、いろいろと対抗策を打って出る。
全体の曲調が、John Scofieldの好みそうな曲調というのもあるが、John Scofieldが水を得た魚状態に暴れまわっているのが印象的。なもんで、このフロントの2人のやり取りが一番の聴きどころと言えるでしょう。
8曲めがボーカル曲で、いかにもアメリカンな曲調がごきげんな感じ。
どうやらJack Dejohnetteが歌っているようだが、なかなか味のある歌唱。11曲は、アメリカ原住民族の歌(を規範としたオリジナル)を歌っているようです。
ベストは、6曲めにします。
"Hudson" Jack Dejohnette (https://www.amazon.co.jp/dp/B071CLKPRS/)
メンツは、共演してなさそうで共演してるような感じの面々を集めてきているような印象で、なかの2人の共演は探すといくらか出てきそうだが、3人となるともしかしたら皆無かもしれない。
そんな4人でのユニットであります。
Jack Dejohnette(Ds)、Larry Grenadier(B)、John Medeski(P)、John Scofield(G)
Jack Dejohnetteが共作含み3曲、John Scofieldが2曲、4人の共作が1曲、Bob Dylanが2曲、
Joni Mitchell、Jimi Hendrix、Robbie Robertsonが各1曲という布陣。
01. Hudson
02. El Swing
03. Lay Lady Lay
04. Woodstock
05. A Hard Rain's A-Gonna Fall
06. Wait Until Tomorrow
07. Song For World Forgiveness
08. Dirty Ground
09. Tony Then Jack
10. Up On Cripple Creek
11. Great Spirit Peace Chant
演奏自体は、ある種のユルさを感じさせるようなもので、そう渾身の力を出し切ったような演奏をしきっている感じでもないかな、と言うのが正直なところ。
それでも力漲るドラムの打音に、ハリのあるベース音にと、名手ならではのウマさを見せつけてくるのはひれ伏すしかない。
4者の中では、John Medeskiが一番気を吐いている印象で、オルガン、ピアノ、エレピにエフェクトをかけて音色に変化をつけたり、音の出だしのタイミングをずらして変化を入れてきたり、ちょっとフリーなアプローチを仕掛けたりと、もう一人のフロントであるJohn Scofieldの独特なフレーズに負けないよう、いろいろと対抗策を打って出る。
全体の曲調が、John Scofieldの好みそうな曲調というのもあるが、John Scofieldが水を得た魚状態に暴れまわっているのが印象的。なもんで、このフロントの2人のやり取りが一番の聴きどころと言えるでしょう。
8曲めがボーカル曲で、いかにもアメリカンな曲調がごきげんな感じ。
どうやらJack Dejohnetteが歌っているようだが、なかなか味のある歌唱。11曲は、アメリカ原住民族の歌(を規範としたオリジナル)を歌っているようです。
ベストは、6曲めにします。
"Hudson" Jack Dejohnette (https://www.amazon.co.jp/dp/B071CLKPRS/)
この記事へのコメント