Nouon (20170823)
今回は、Contrabass ClarinetのHuw Lloydが参加した最後のライブで、ライブ録音するとのことで、仕事ほっぽり出して(すいません)新宿Pit Innに赴いた次第であります。
ちなみに過去ライブは以下の通り。
荻窪のVelvet Sun http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63597215.html
池袋のAbsolute Blue http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63952970.html
新宿Pit Innの昼 http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64114764.html
この間に、今回脱退するHuw Lloydの代わりにベースのTyler Eatonが入った構成でもライブを行ってまして、今後は、Tyler Eatonが入ったNouonになるのかと妄想していますが..。
Huw LloydのContrabass Clarinetの音色の面白さが、Nouonの面白さの大きな1つだと思っていたので、今後が少々気になるところではあります。
今回のメンツでのライブに話を戻します。
前回のライブで40人弱(推定)のお客さんが入ってて、平日昼でこの数か!!と驚いたのですが、今回はたぶんそれを超えていて40人以上入っていたんじゃないかと思います。8割以上は席が埋まっていたと思います。
1stセット50分くらい、2ndセット40分くらいにアンコールというセット構成。
演奏曲は、以前にアルバムかライフかで聴いたことがある曲が大半を占めていたと思われる。
後から確認したところ、前回のPit Innでのライブに酷似した曲構成でした。
ただ、アレンジを変えて前半をしっとりとした雰囲気にしている曲が多かった印象で、そのためか、前々回、前回よりアグレッシブ度合いが下がっているような印象を受けた。
が、4人の演奏の素晴らしさをじっくり堪能するには今回くらいのテンションがベターかとは終演後に感じたところ。
主旨から、今回のライブがこのメンバーでの集大成的なものという位置付けになると思うので、以前からのセット構成を踏襲しながら、それを煮詰めていったということなんでしょう。
今回、Huw LloydのContrabass Clarinetが、ソロを含めて前面に出てくる場面が多めになっていた気がしたが、その分、Huw LloydのContrabass Clarinetから繰り出される、体に響く低音と歪んだ高音とを駆使した独特のサウンドをたっぷりと堪能させてもらった。
今日聴いてて、あのサウンドは"象"と"ゴリラ"の鳴き声を彷彿とさせることに今更ながら気がついたw
演奏全体の印象としては、若干だが全体がしっくり馴染んでいない場面が見受けられたかな、というのはあったが、しっかり満足度の高い、現編成での最後のnouonを楽しませてもらいました。
今回のライブは、公式に録音されていまして、そう遠くないうちに音源を聴くことができるようになるでしょう。
ハイレゾダウンロード音源はe-onkyoから、ディスクでのリリースも計画はあるようです。
公式公開されたセットリストを貼らせていただきます。 Huw Lloydさんのバンドで演奏されている Kota!
も演奏してたんですよね。この曲良かったです。
[1st set]
man in kitchen
pigeons
things are as bad
things are as Never
Average
[2nd set]
Shi Mei
oh dori
Kota!
kebiman
[encore]
dicks
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