永武幹子トリオ (20170826)
永武幹子トリオの演奏を聴いたのは、これが2回め。
前回は、今年3月の昼のPit Innでした。その後1回 No Trunksでのライブがありましたがこれは見ることができず。
永武幹子トリオ (20170322)(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64071218.html)
他にもいろんなところで演ってるのは知ってますが、あまり行く場所を広げても..。というのもあって、ようやく2回めの参戦となりました。
メンツは、(当然ですが)変わらずの下記3人。
永武幹子(P)、落合康介(B)、服部マサツグ(Ds)
定時から10分弱くらい遅れてのスタート。
ピアノは少し斜めにせり出させ、左奥にドラム、その手前にベースという立ち位置。
1stセットは、スタンダード他他人の曲だけで。2ndセットは永武さんのオリジナルだけというセット構成。
後から聴いたが、このトリオは日によって演奏がころころ変わるようで、その日のバンドの調子を確認するのに、初見に近い他人の曲を演奏することで確認するのが前半。
その確認した状態から飛躍を試みるのが、よく見知ったオリジナル曲を演る後半という構成になっているとのこと。
が、この話は終演後に聞いたころ。1st、2ndセットの割り振りも1stセット終わり頃に明かしてくれたことなので、当然どんな音がでてくるかワクワクしながら演奏を楽しみました。
1stセット冒頭、フリーに近いイントロからチャイムのフレーズが聞こえてきたところで、If I were a bellへ。
その後も、wayne shorter, atomic, charlie haden, duke ellington...といった曲で1stセット終了。
2ndセットは前述の通り、オリジナルばかりで、I'm just awake、タイトル作成中の新曲も披露。
1stセット2ndセットとも約1時間の演奏。
アンコールもしっかり答えてくれ、スタンダードを展開はあまり飛躍させずに演奏。進行はオーソドクスでも、演奏は手を抜かずに大団円。
相変わらず音数多め、タッチ強めに繰り出される永武の早いフレーズがなんといっても圧巻で格好良いことこの上なし。
お客さんに背中を見せる体制だったが、その背中を曲げたり伸ばしたり、右に捩り左に捩りと、体全体を使っての演奏が印象的。
今回マレットを多用していたように聴いたが、リズムにしっかり乗ったドラミングでなくのたくるようなというか、自由闊達でありながらしっかりと演奏を煽っていくようなドラミングで、さらに演奏を煽るだけでなく演奏自体をしっかりと過激な方向に導いていく、服部のドラム。
2者の音に敏感に反応していきながら、ときに演奏の雰囲気をがっつりとさらっていくような場面も見せたりと、まさに追従ではなく伴走するようなというのがあたっているような、落合のベース。
3者が3者の挙動に逐一、しっかりと反応しあいながら演奏を展開させていく。
その展開に奏者が笑いだす場面が多々あり、聴いてる側が固唾を飲む中、演奏する側も自身達の演奏がどこにいくのか、楽しんでいる様子がまた素晴らしい。
それにつけても、まぁ凄くてあっけにとられてましたw。
今回、とくにテンポが早めな気がして、その分アグレッシブな度合いが上がって、それがまた聴く側を燃えあがらせていたと思う。前回聴いたときよりテンションは高かったと思う。
終演後、ライブの話題(前述)、後藤篤さんの話題、Bill Evansの話題、近隣の話題、等々いろんな話をしてたらあっという間に日付が変わったので、そそくさと辞してきました。
次回は、年末の予定とのこと。直近では、9/28の昼Pit Innがありますが..。
前回は、今年3月の昼のPit Innでした。その後1回 No Trunksでのライブがありましたがこれは見ることができず。
永武幹子トリオ (20170322)(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64071218.html)
他にもいろんなところで演ってるのは知ってますが、あまり行く場所を広げても..。というのもあって、ようやく2回めの参戦となりました。
メンツは、(当然ですが)変わらずの下記3人。
永武幹子(P)、落合康介(B)、服部マサツグ(Ds)
定時から10分弱くらい遅れてのスタート。
ピアノは少し斜めにせり出させ、左奥にドラム、その手前にベースという立ち位置。
1stセットは、スタンダード他他人の曲だけで。2ndセットは永武さんのオリジナルだけというセット構成。
後から聴いたが、このトリオは日によって演奏がころころ変わるようで、その日のバンドの調子を確認するのに、初見に近い他人の曲を演奏することで確認するのが前半。
その確認した状態から飛躍を試みるのが、よく見知ったオリジナル曲を演る後半という構成になっているとのこと。
が、この話は終演後に聞いたころ。1st、2ndセットの割り振りも1stセット終わり頃に明かしてくれたことなので、当然どんな音がでてくるかワクワクしながら演奏を楽しみました。
1stセット冒頭、フリーに近いイントロからチャイムのフレーズが聞こえてきたところで、If I were a bellへ。
その後も、wayne shorter, atomic, charlie haden, duke ellington...といった曲で1stセット終了。
2ndセットは前述の通り、オリジナルばかりで、I'm just awake、タイトル作成中の新曲も披露。
1stセット2ndセットとも約1時間の演奏。
アンコールもしっかり答えてくれ、スタンダードを展開はあまり飛躍させずに演奏。進行はオーソドクスでも、演奏は手を抜かずに大団円。
相変わらず音数多め、タッチ強めに繰り出される永武の早いフレーズがなんといっても圧巻で格好良いことこの上なし。
お客さんに背中を見せる体制だったが、その背中を曲げたり伸ばしたり、右に捩り左に捩りと、体全体を使っての演奏が印象的。
今回マレットを多用していたように聴いたが、リズムにしっかり乗ったドラミングでなくのたくるようなというか、自由闊達でありながらしっかりと演奏を煽っていくようなドラミングで、さらに演奏を煽るだけでなく演奏自体をしっかりと過激な方向に導いていく、服部のドラム。
2者の音に敏感に反応していきながら、ときに演奏の雰囲気をがっつりとさらっていくような場面も見せたりと、まさに追従ではなく伴走するようなというのがあたっているような、落合のベース。
3者が3者の挙動に逐一、しっかりと反応しあいながら演奏を展開させていく。
その展開に奏者が笑いだす場面が多々あり、聴いてる側が固唾を飲む中、演奏する側も自身達の演奏がどこにいくのか、楽しんでいる様子がまた素晴らしい。
それにつけても、まぁ凄くてあっけにとられてましたw。
今回、とくにテンポが早めな気がして、その分アグレッシブな度合いが上がって、それがまた聴く側を燃えあがらせていたと思う。前回聴いたときよりテンションは高かったと思う。
終演後、ライブの話題(前述)、後藤篤さんの話題、Bill Evansの話題、近隣の話題、等々いろんな話をしてたらあっという間に日付が変わったので、そそくさと辞してきました。
次回は、年末の予定とのこと。直近では、9/28の昼Pit Innがありますが..。
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