Bob Reynolds "Guitar Band"
Bob Reynoldsの近作を聴く機会を得たのでその紹介。これは、Nir Felderが気になったというものです。
サックス奏者のBob Reynoldsが「ギターバンド」というタイトルを付けてくるように、本作はギタリストを2人入れたギターをフィーチャしたもので、2016年1月21日にLos Angelsでのライブ録音。
Bob Reynoldsのリーダー作は、過去にFSNT盤をメンツ買いしたことがあります。もう6年前のことでありました。
"Can't Wait For Perfect" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60204689.html)
そして、10月には新作がリリースされる予定です。
"Hindsight" (http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007482291)
メンツは、Snarky PuppyのメインメンバーであるMark Lettieri、Robert Searightを擁したものでBob Reynolds自身もSnarky Puppyで演奏しているようです。
そのSnarky Puppyは1枚だけ聴いてまして、2016年のライブ盤の下記。
"Live at Jazzfest 2016" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63942899.html)
Kaveh Rastegarは未聴だがwikiを見ると参加作は多く、縁がない存在だったよう。
そこに、Nir Felderが入った2ギターのクインテットでピアノが入らないもの。
Bob Reynolds(Ts)、Nir Felder(G)、Mark Lettieri(G)、Kaveh Rastegar(B)、Robert"Sput"Searight(Ds)
演奏曲は、下記6曲。すべてオリジナルで良いと思います。
1. Unlucky
2. Blues For Charlie
3. Crush
4. Mulholland
5. Down South
6. Can't Wait For Perfect
冒頭、8ビートのスローテンポなバラード調の曲から。
ライブで、この曲調からスタートするのはちょっと勇気いるんじゃないかと2曲めでミドルテンポにあげてきて、グルーブ感のある演奏。
この曲調が、このバンドの真骨頂ではないかと邪推。
以降、西海岸らしい8ビート曲を中心とした曲調。
リーダーのサックスが全編で前面に出て主役をしっかりと主張しているのでどうしてもサックス中心に聴くことになるがメンツを考えれば断然ギターを聴くべきなのは自明。
2人いるギターのうち1人がリズムを刻むと、もう1人が複雑にリフを入れ込んでくる。
テクニックとセンスを最大限に発揮したような演奏が伴奏に入ることで演奏のクオリティはかなり上がってきている印象。
さらに、それがソロになると、とどまるところを知らないとでも言いたくなるような、これぞギターバンドと言った演奏を繰り広げる。
特に2曲めのサックスとの交互でのソロとか、3曲めのとか、良い演奏を聴かせる。
ドラムの重量感のあるビートとメロディアスに絡みつくベースが実は良い仕事をしていて、それ故に演奏が締まっていることは、間違いのないところでしょう。
ベストは2曲めです。
Bob Reynolds "Guitar Band" (https://www.amazon.co.jp/dp/B06X9HX974/)
サックス奏者のBob Reynoldsが「ギターバンド」というタイトルを付けてくるように、本作はギタリストを2人入れたギターをフィーチャしたもので、2016年1月21日にLos Angelsでのライブ録音。
Bob Reynoldsのリーダー作は、過去にFSNT盤をメンツ買いしたことがあります。もう6年前のことでありました。
"Can't Wait For Perfect" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60204689.html)
そして、10月には新作がリリースされる予定です。
"Hindsight" (http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007482291)
メンツは、Snarky PuppyのメインメンバーであるMark Lettieri、Robert Searightを擁したものでBob Reynolds自身もSnarky Puppyで演奏しているようです。
そのSnarky Puppyは1枚だけ聴いてまして、2016年のライブ盤の下記。
"Live at Jazzfest 2016" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63942899.html)
Kaveh Rastegarは未聴だがwikiを見ると参加作は多く、縁がない存在だったよう。
そこに、Nir Felderが入った2ギターのクインテットでピアノが入らないもの。
Bob Reynolds(Ts)、Nir Felder(G)、Mark Lettieri(G)、Kaveh Rastegar(B)、Robert"Sput"Searight(Ds)
演奏曲は、下記6曲。すべてオリジナルで良いと思います。
1. Unlucky
2. Blues For Charlie
3. Crush
4. Mulholland
5. Down South
6. Can't Wait For Perfect
冒頭、8ビートのスローテンポなバラード調の曲から。
ライブで、この曲調からスタートするのはちょっと勇気いるんじゃないかと2曲めでミドルテンポにあげてきて、グルーブ感のある演奏。
この曲調が、このバンドの真骨頂ではないかと邪推。
以降、西海岸らしい8ビート曲を中心とした曲調。
リーダーのサックスが全編で前面に出て主役をしっかりと主張しているのでどうしてもサックス中心に聴くことになるがメンツを考えれば断然ギターを聴くべきなのは自明。
2人いるギターのうち1人がリズムを刻むと、もう1人が複雑にリフを入れ込んでくる。
テクニックとセンスを最大限に発揮したような演奏が伴奏に入ることで演奏のクオリティはかなり上がってきている印象。
さらに、それがソロになると、とどまるところを知らないとでも言いたくなるような、これぞギターバンドと言った演奏を繰り広げる。
特に2曲めのサックスとの交互でのソロとか、3曲めのとか、良い演奏を聴かせる。
ドラムの重量感のあるビートとメロディアスに絡みつくベースが実は良い仕事をしていて、それ故に演奏が締まっていることは、間違いのないところでしょう。
ベストは2曲めです。
Bob Reynolds "Guitar Band" (https://www.amazon.co.jp/dp/B06X9HX974/)
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