"1970" Avishai Cohen

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ベーシストのAvishai Cohenのリーダー作は、2015年の下記作依頼。
 "From Darkness"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63132183.html)
トランペットのAvishai Cohenは、ECMレーベルに移って精力的にアルバムをリリースしてるのと比べると..。

タイトルの"1970"は彼の誕生年のようで、演奏している曲は、彼のルーツ、影響を受けたものとそれ由来のオリジナルが並んでいるようです。
でもって、メンツ情報を見るとVoが多く並んでいて、過去にもAvishai Cohen自身が歌っているのはあったんですが、ここまで徹底していたのはあったかどうか..。

そんな前情報は関係なく買いを決めているんですが..

メンツは、
Avishai Cohen(B, Vo)、Itamar Doari(Per, Vo)、Karen Malka(Vo)、Yael Shapira(Cello, Vo)、Elyasaf Bishari(Oud, B, Vo)、Jonatan Daskal(Kb)、Tal Kohavi(Ds)



1. Song of Hope
2. My Lady
3. It’s Been So Long
4. Sei Yona (Traditonal Yemenite)
5. Emptiness
6. For No One (John Lennon / Paul McCartney)
7. Motherless Child Traditional (Harry T Burleigh)
8. Dror Yikra (Traditional)
9. Move On
10. Ha'ahava
11. Vamonos Pa'l Monte (Eddie Palmieri)
12. Blinded

テイストの違う複数のロック、ポップス、中東音楽、Beatles、ラテン、デュエット曲、すべてボーカルの入った楽曲が並ぶ。
いずれも、相応の完成度を持った曲に仕上がっており、ちょっと中東色を感じるポップミュージックを普通に楽しむ分にはまぁ良いかな、という感じ。

もっとも、この偏向したジャンルが1枚に収まったアルバムをあえて好む人も少ないと思うが…
NYのアラブ系の人とか、好んで聴いているのだろうか…

これまで、ベーシストAvishai Cohenを好んで聴いてきた、普段からジャズばっかりを聴いているような輩からすると、Avishai Cohenのベースは、始終しつかり聴こえているし、アコベ、エレベの、ベースソロが聴ける曲もしっかりと存在しているが、演奏だけを目当てと考えると取り立てて耳目に値するようなものでもないのかなぁと…
というか、この演奏自体を楽しむというよりも、Avishai Cohenがこれまで聴いてきた、慣れ親しんできた音楽を知る、あるいは、そのような曲をAvishai Cohenのフィルターを通してどう変化するか、どう聴こえてくるかという視点で聴くと、また違った楽しみ方ができるとも言えそう。

"Duende""From Darkness"とか最高に良かったので、ジャズ寄り、中東寄りの振れ幅が大きいので、もし、どちらかだけが目当てならば、しっかり確認してから買うべきなんでしょう。

ベストは、最後の曲で。

"1970" Avishai Cohen (https://www.amazon.co.jp/dp/B073P7T9P5/)

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