Mark Guiliana "Jersey"
Mark Guilianaのリーダー作を買うのはこれが4枚め。
前作の"Family First"のあとに出たAlternate Takesまで買っているのは...(笑)
"My Life Starts Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63087741.html)
"Family First"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63286556.html)
"Family First (The Alternate Takes)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63652268.html)
参加作としては、David Bowieの遺作で演奏したことで一挙に知名度を上げたんじゃないかと思いますが、
"★ Black Star"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63600921.html)
その流れで、Donny McCaslinのリーダー作にもさんかしてまして、これが最近作になるんじゃないかと..。
"Beyond Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63963929.html)
そういえば、2016年のTOKYO JAZZの無料スペースで、Mark Guilianaのドラムレッスンなんてのをやっててそれを眺めていたことを思い出しました。
本作は、"Family First"のピアニストShai MaestroがFabian Almazanに変わった、1ホーンカルテット構成。
Mark Guiliana(Ds)、Chris Morrissey(B)、Fabian Almazan(P)、Jason Rigby(Sax)
演奏曲は、Mark Guilianaのオリジナルが4曲(2,5,6,7)、Gretchen Parlatoとの共作が1曲(1)、Chris Morrisseyのオリジナルが2曲(3,8)、Rich Hinman曲(4)、David Bowie(9)の全9曲。
1 inter-are
2 Jersey
3 Our Lady
4 BP
5 Rate
6 September
7 Big Rig Jones
8 Mayor of Rotterdam
9 Where Are We Now
前半は、7~8拍程度の反復するリズムを基にした、ちょっとミニマル感のある作風
5曲めが1分弱の短いドラムソロ、6曲めにドラムの入らないしっとちとした曲を挟んで後半へと続くアルバム構成。
Mark Guilianaの複雑なリズムを刻みながらちょっとクセを感じさせるドラミングが、なんとも格好良く、
Jason Rigbyの、あまりビブラートをかけない、ちょっと無機感を感じさせるサックスがMark Guilianaのドラムとの相性は良いんでしょう。
そしてピアノのFabian Almazan。あまり前面に出てソロを取るような場面が多いわけではないが、よく聴いているとバッキングで聴かれるフレーズとか、要所でちょこっと出てくるリフ的な演奏とか、さすがに上手さ、巧さ、美味さをしっかりと感じさせる。
6曲めでドラムなしの演奏を入れてくるあたり、ドラマーとしてというよりも音楽家としての活動を指向しているんでしょうか。
全体にスカッとするようなドラムを堪能できるような感じではなく、しっとりとダークな曲調が並ぶが、個人的にはなんだか惹かれる作品に仕上がっている。
ベストは、後半のジャズ的盛り上がりに長けた7曲めをあげるべきなんでしょうけど、美メロが個人的に気に入った4曲めにします。
Mark Guiliana "Jersey"(https://www.amazon.co.jp/dp/B074JS9Q4M/)
前作の"Family First"のあとに出たAlternate Takesまで買っているのは...(笑)
"My Life Starts Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63087741.html)
"Family First"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63286556.html)
"Family First (The Alternate Takes)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63652268.html)
参加作としては、David Bowieの遺作で演奏したことで一挙に知名度を上げたんじゃないかと思いますが、
"★ Black Star"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63600921.html)
その流れで、Donny McCaslinのリーダー作にもさんかしてまして、これが最近作になるんじゃないかと..。
"Beyond Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63963929.html)
そういえば、2016年のTOKYO JAZZの無料スペースで、Mark Guilianaのドラムレッスンなんてのをやっててそれを眺めていたことを思い出しました。
本作は、"Family First"のピアニストShai MaestroがFabian Almazanに変わった、1ホーンカルテット構成。
Mark Guiliana(Ds)、Chris Morrissey(B)、Fabian Almazan(P)、Jason Rigby(Sax)
演奏曲は、Mark Guilianaのオリジナルが4曲(2,5,6,7)、Gretchen Parlatoとの共作が1曲(1)、Chris Morrisseyのオリジナルが2曲(3,8)、Rich Hinman曲(4)、David Bowie(9)の全9曲。
1 inter-are
2 Jersey
3 Our Lady
4 BP
5 Rate
6 September
7 Big Rig Jones
8 Mayor of Rotterdam
9 Where Are We Now
前半は、7~8拍程度の反復するリズムを基にした、ちょっとミニマル感のある作風
5曲めが1分弱の短いドラムソロ、6曲めにドラムの入らないしっとちとした曲を挟んで後半へと続くアルバム構成。
Mark Guilianaの複雑なリズムを刻みながらちょっとクセを感じさせるドラミングが、なんとも格好良く、
Jason Rigbyの、あまりビブラートをかけない、ちょっと無機感を感じさせるサックスがMark Guilianaのドラムとの相性は良いんでしょう。
そしてピアノのFabian Almazan。あまり前面に出てソロを取るような場面が多いわけではないが、よく聴いているとバッキングで聴かれるフレーズとか、要所でちょこっと出てくるリフ的な演奏とか、さすがに上手さ、巧さ、美味さをしっかりと感じさせる。
6曲めでドラムなしの演奏を入れてくるあたり、ドラマーとしてというよりも音楽家としての活動を指向しているんでしょうか。
全体にスカッとするようなドラムを堪能できるような感じではなく、しっとりとダークな曲調が並ぶが、個人的にはなんだか惹かれる作品に仕上がっている。
ベストは、後半のジャズ的盛り上がりに長けた7曲めをあげるべきなんでしょうけど、美メロが個人的に気に入った4曲めにします。
Mark Guiliana "Jersey"(https://www.amazon.co.jp/dp/B074JS9Q4M/)
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