"Our Point Of View" Blue Note All-stars
オールスターセッションっていうと、緊張感が感じられないお決まりのソロ回しをソツなくこなして終わるような馴れ合いの演奏を予想してしまい、実はあまり食指が動かないのが正直なところではあるが、本作に限ってはメンツがメンツなんですぐに買いを決めている。
参加の6人のすべてがリーダー作を楽しみに買っている面々。さらに、重鎮2名がゲストとして1曲に参加しているという豪華な面容。
Ambrose Akinmusire(Tp)、Marcus Strickland(Ts)、Lionel Loueke(G)、Robert Glasper(Kb)、Derrick Hodge(B)、Kendrick Scott(Ds)
Wayne Shorter(Ts:D2-1)、Herbie Hancock(P:D2-1)
演奏曲はメンバーのオリジナルを持ち寄ってきていて、往年の名曲を演っているわけではないので、前述の懸念はここでだいぶ払拭される。
しいて言えばWayne Shorterの2曲が、往年の名曲って範疇に入る・・・かなぁ。
Ambrose Akinmusire2曲、Marcus Strickland1曲、Lionel Loueke1曲、Robert Glasper2曲、
Derrick Hodge2曲、Kendrick Scott1曲、Wayne Shorter2曲という構成
Disc 1
1. Bruce’s Vibe
2. Cycling Through Reality
3. Meanings
4. Henya
5. Witch Hunt
6. Second Light
Disc 2
1. Masquelero / Featuring Wayne Shorter, Herbie Hancock
2. Bayyinah
3. Message Of Hope
4. Freedom Dance
5. Bruce, The Last Dinosaur
Robert Glasperのピアノに、ボイスが絡む冒頭は、いかにもなJTNC的なオープニング。
全体に、ジャズの範疇に収まる演奏が大半ではあるが、Robert Glasper、Lionel Louekeらの演っている最近のBluenoteレーベルの音楽の雰囲気を程よく混ぜ込んでいるような感じ。
Ambrose Akinmusire、Marcus Strickland、Robert Glasperはジャズの語法の範疇でソロをとっている場面が多い印象なのだが、Lionel Louekeが入ると途端にサウンドが変わってしまうところがなんともおもしろいというかなんというか。
曲としては、メンバーそれぞれが持ち寄っているオリジナルが、新しいサウンドという範疇に納まってはいるが程よくテイストがばらけているので、雰囲気の異なる曲が出てくることになるが、曲順をよく考えていることと、いずれの曲もBluenoteレーベルのテイストの範疇に収まってるからか散漫な印象はない。
Ambrose Akinmusireの骨太なソロが素晴らしいのもさることながら、個人的には、Marcus Stricklandを起用しているところが高ポイントで、リーダー作が少ない中、最近のがっつりとした演奏を聴くことができるのは大きな収穫。
ベストは、Disk1の6曲め
"Our Point Of View" Blue Note All-stars (https://www.amazon.co.jp/dp/B0741XP8PQ/)
参加の6人のすべてがリーダー作を楽しみに買っている面々。さらに、重鎮2名がゲストとして1曲に参加しているという豪華な面容。
Ambrose Akinmusire(Tp)、Marcus Strickland(Ts)、Lionel Loueke(G)、Robert Glasper(Kb)、Derrick Hodge(B)、Kendrick Scott(Ds)
Wayne Shorter(Ts:D2-1)、Herbie Hancock(P:D2-1)
演奏曲はメンバーのオリジナルを持ち寄ってきていて、往年の名曲を演っているわけではないので、前述の懸念はここでだいぶ払拭される。
しいて言えばWayne Shorterの2曲が、往年の名曲って範疇に入る・・・かなぁ。
Ambrose Akinmusire2曲、Marcus Strickland1曲、Lionel Loueke1曲、Robert Glasper2曲、
Derrick Hodge2曲、Kendrick Scott1曲、Wayne Shorter2曲という構成
Disc 1
1. Bruce’s Vibe
2. Cycling Through Reality
3. Meanings
4. Henya
5. Witch Hunt
6. Second Light
Disc 2
1. Masquelero / Featuring Wayne Shorter, Herbie Hancock
2. Bayyinah
3. Message Of Hope
4. Freedom Dance
5. Bruce, The Last Dinosaur
Robert Glasperのピアノに、ボイスが絡む冒頭は、いかにもなJTNC的なオープニング。
全体に、ジャズの範疇に収まる演奏が大半ではあるが、Robert Glasper、Lionel Louekeらの演っている最近のBluenoteレーベルの音楽の雰囲気を程よく混ぜ込んでいるような感じ。
Ambrose Akinmusire、Marcus Strickland、Robert Glasperはジャズの語法の範疇でソロをとっている場面が多い印象なのだが、Lionel Louekeが入ると途端にサウンドが変わってしまうところがなんともおもしろいというかなんというか。
曲としては、メンバーそれぞれが持ち寄っているオリジナルが、新しいサウンドという範疇に納まってはいるが程よくテイストがばらけているので、雰囲気の異なる曲が出てくることになるが、曲順をよく考えていることと、いずれの曲もBluenoteレーベルのテイストの範疇に収まってるからか散漫な印象はない。
Ambrose Akinmusireの骨太なソロが素晴らしいのもさることながら、個人的には、Marcus Stricklandを起用しているところが高ポイントで、リーダー作が少ない中、最近のがっつりとした演奏を聴くことができるのは大きな収穫。
ベストは、Disk1の6曲め
"Our Point Of View" Blue Note All-stars (https://www.amazon.co.jp/dp/B0741XP8PQ/)
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