"Jigsaw" Alan Ferber
ビッグバンドというより、ラージアンサンブルのサウンドを目当てにしての購入。
これまで、Maria Schneiderを筆頭にDarcy James Argue、Christopher Zuar、Monika Roscher等々といろいろ聴きまくってきていますが、全貌というにはまだまだ足りない状況のようです。
先日(2017年7月)の挾間さんのイベントで語られていましたが、ここのところ、おもにNY在住の若い人達(ヨーロッパにもあるらしいが)が大所帯バンドを組んで活動をしているようで、まだまだ知らないバンドがいくつも活動をしたり止めたりしているような状況のようです。
日本人の2人のアルバム紹介だけ下記しておきます。
挾間美帆 "Time River" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63486002.html)
加藤真亜沙 "Tales from The Trees"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63894287.html)
実際のところ、それぞれのバンドで演ってる人(バンドメンバー)が大きく違うってことはないようですが、達者な人は人気のあるバンドにもってかれてしまうようで、その辺で人の違いが出てくるようです。
大所帯バンドの紹介ではできるだけバンドメンバー書き出すようにしてるんで、見比べてみるといろいろ面白いかもしれません。
本作のメンツは以下の通り。
John O'Gallagher(As)、Rob Wilkerson(As, Ss, Fl)、 John Ellis(Ts, Bcl)、Jason Rigby(Ts)、Chris Cheek(Bs)、
Alan Ferber(Tb)、John Fedchock(Tb)、Jacob Garchik(Tb)、Jennifer Wharton(Tb)、
Tony Kadleck(Tp, Flh)、Scott Wendholt(Tp, Flh)、Alex Norris(tp, flh)、Clay Jenkins(Tp, Flh)、
Anthony Wilson(G)、David Cook (P, Kb)、Matt Pavolka(B)、Mark Ferber(Ds, Per)、
Rogerio Boccato(Per:1,6)
演奏曲は、Alan Ferberのオリジナルが4曲。Anthony Wilson, Paul McCandless, Clay Jenkins各1曲で、全部で7曲という構成。
1. Impulso (Alan Ferber)
2. She Won't Look Back (Anthony Wilson)
3. Jigsaw (Alan Ferber)
4. North Rampart (Alan Ferber)
5. Get Sassy (Alan Ferber)
6. Lost In The Hours (Paul McCandless)
7. Late Bloomer (Clay Jenkins)
本作は、8ビート基調の曲が多め。
最近のBig Bandは、弦楽器、木管楽器を入れることで新しいハーモニーを醸し出すパターンが多いが、それとは別にギターを入れることで新しいサウンドを引き出していることもあるようで、
このバンドではさらにリーダーが低音楽器奏者らしく低音を効かせ、その対比を効果的に使っている印象。
アレンジは、緻密な気配を感じさせつつあまりきっちりと作り込んでもいない感じでもあり、演奏の勢いを削がないような塩梅。
ユニゾン部は前述の通り低音を効かせたアレンジが多く、迫力のあるビッグバンドサウンドを響かせる。
アンサンブルアレンジで緻密な演奏を聴かせるというのもあるが、それよりもソロにしっかりと時間を使っている印象で、即興演奏にもかなりの比重を置いているイメージだが、そのソロは概ねリーダーのトロンボーンからサックスに引き継がれるパターンが多いか。
が、そのバックの演奏がドラマチックでなかなか格好良くて、こっちに耳を持ってかれる場面も多々ある。
ただ、曲のエンディングがフェードアウトこそしないが、ちょっとそっけないのが多いかなぁ。
ベストは3曲め
"Jigsaw" Alan Ferber (https://www.amazon.co.jp/dp/B073WF3Y7P/)
これまで、Maria Schneiderを筆頭にDarcy James Argue、Christopher Zuar、Monika Roscher等々といろいろ聴きまくってきていますが、全貌というにはまだまだ足りない状況のようです。
先日(2017年7月)の挾間さんのイベントで語られていましたが、ここのところ、おもにNY在住の若い人達(ヨーロッパにもあるらしいが)が大所帯バンドを組んで活動をしているようで、まだまだ知らないバンドがいくつも活動をしたり止めたりしているような状況のようです。
日本人の2人のアルバム紹介だけ下記しておきます。
挾間美帆 "Time River" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63486002.html)
加藤真亜沙 "Tales from The Trees"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63894287.html)
実際のところ、それぞれのバンドで演ってる人(バンドメンバー)が大きく違うってことはないようですが、達者な人は人気のあるバンドにもってかれてしまうようで、その辺で人の違いが出てくるようです。
大所帯バンドの紹介ではできるだけバンドメンバー書き出すようにしてるんで、見比べてみるといろいろ面白いかもしれません。
本作のメンツは以下の通り。
John O'Gallagher(As)、Rob Wilkerson(As, Ss, Fl)、 John Ellis(Ts, Bcl)、Jason Rigby(Ts)、Chris Cheek(Bs)、
Alan Ferber(Tb)、John Fedchock(Tb)、Jacob Garchik(Tb)、Jennifer Wharton(Tb)、
Tony Kadleck(Tp, Flh)、Scott Wendholt(Tp, Flh)、Alex Norris(tp, flh)、Clay Jenkins(Tp, Flh)、
Anthony Wilson(G)、David Cook (P, Kb)、Matt Pavolka(B)、Mark Ferber(Ds, Per)、
Rogerio Boccato(Per:1,6)
演奏曲は、Alan Ferberのオリジナルが4曲。Anthony Wilson, Paul McCandless, Clay Jenkins各1曲で、全部で7曲という構成。
1. Impulso (Alan Ferber)
2. She Won't Look Back (Anthony Wilson)
3. Jigsaw (Alan Ferber)
4. North Rampart (Alan Ferber)
5. Get Sassy (Alan Ferber)
6. Lost In The Hours (Paul McCandless)
7. Late Bloomer (Clay Jenkins)
本作は、8ビート基調の曲が多め。
最近のBig Bandは、弦楽器、木管楽器を入れることで新しいハーモニーを醸し出すパターンが多いが、それとは別にギターを入れることで新しいサウンドを引き出していることもあるようで、
このバンドではさらにリーダーが低音楽器奏者らしく低音を効かせ、その対比を効果的に使っている印象。
アレンジは、緻密な気配を感じさせつつあまりきっちりと作り込んでもいない感じでもあり、演奏の勢いを削がないような塩梅。
ユニゾン部は前述の通り低音を効かせたアレンジが多く、迫力のあるビッグバンドサウンドを響かせる。
アンサンブルアレンジで緻密な演奏を聴かせるというのもあるが、それよりもソロにしっかりと時間を使っている印象で、即興演奏にもかなりの比重を置いているイメージだが、そのソロは概ねリーダーのトロンボーンからサックスに引き継がれるパターンが多いか。
が、そのバックの演奏がドラマチックでなかなか格好良くて、こっちに耳を持ってかれる場面も多々ある。
ただ、曲のエンディングがフェードアウトこそしないが、ちょっとそっけないのが多いかなぁ。
ベストは3曲め
"Jigsaw" Alan Ferber (https://www.amazon.co.jp/dp/B073WF3Y7P/)
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