"Movin' Forward" Robi Botos
本作は、純粋にメンツ買い。
リーダーのRobi Botosは、過去に聴いたことがない人。ハンガリー生まれの40才くらいの人。
wiki上では、これが6枚めのリーダー作のよう。
で、肝心のメンツであるが、かなり強力な面々が揃っており、この布陣を見て聴いてみたいと思わないのはかなりもったいないと思うくらい豪華。
Robi Botos(P)、Seamus Blake(Sax)、Robert Hurst(B)、Jeff "Tain" Watts(Ds)
演奏曲は、全部で10曲で、Robi Botosのオリジナルが8曲に、Burt Bacharachの"Close To You"と"Softly as in a Morning Sunrise"を加えた構成。
1. Eurorleans
2. Captain Kirkland
3. Figure 8
4. Violet
5. Close To You
6. Unanswered
7. Softly As In a Morning Sunrise
8. Heisenberg
9. Yes I Don't
10. Romungro
ラテン調の1曲めからスタート ・ ・ ・ するんですが、
2曲めのピアノソロが、まさにstingのライブ盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a37617171.html)で聴けた、あのソロを彷彿とさせる熱い演奏になってまして、何回か聴いているうちの数回は鳥肌が立っていたのは偽りのない事実であります。
曲のタイトルがタイトルなんでねw そりゃそうなんですが、でも見事にハマります(凄)
全体的には、格好の良い早めの曲と、美旋律なスロー曲が並んでいる感じで、その旋律も平易で気持ちよくノれるようなもの。
8ビート多めのコンテンポラリー色が濃いイメージ。
Seamus Blakeのサックスのここでの演奏は、気持ちよく朗々としたもので好感触。
これくらいのテンションの曲だとサウンドが映える。特にソプラノが素晴らしい。
Robi Botosのピアノが、前述の通り2曲めで耳を持ってかれてまして、テーマこそ旋律を流暢に演奏しているが、即興になるとHerbie HancockからRobert Glasperまでよく研究しているなという感じにアウトするフレーズを多用した演奏をしかけてくる。
かと思えば、スロー曲では哀愁感たっぷりの演奏を披露。
さらに、電子楽器を少し挟むことで変化を入れてくる。
変幻自在って感じでもあるが、そのいずれもが格好良くて個人的にはかなり気に入ってます。
が、このアルバムの一番の聴きどころは、そこではなくてJeff "Tain" Wattsのドラムにありまして、肩の力が抜けた、奔放でありながら実にしなやかなドラミングで演奏を煽りまくる。
このドラムが、これまたかなり格好良い。
Robert Hurstは、ソロも数曲で披露しているが、なによりもその推進力が素晴らしい。
8曲めでのゴリゴリのウオーキングがなんといっても格好良い。
ベストは、8曲めですかねぇ..。
"Movin' Forward" Robi Botos (https://www.amazon.co.jp/dp/B00TJF7TZQ/)
リーダーのRobi Botosは、過去に聴いたことがない人。ハンガリー生まれの40才くらいの人。
wiki上では、これが6枚めのリーダー作のよう。
で、肝心のメンツであるが、かなり強力な面々が揃っており、この布陣を見て聴いてみたいと思わないのはかなりもったいないと思うくらい豪華。
Robi Botos(P)、Seamus Blake(Sax)、Robert Hurst(B)、Jeff "Tain" Watts(Ds)
演奏曲は、全部で10曲で、Robi Botosのオリジナルが8曲に、Burt Bacharachの"Close To You"と"Softly as in a Morning Sunrise"を加えた構成。
1. Eurorleans
2. Captain Kirkland
3. Figure 8
4. Violet
5. Close To You
6. Unanswered
7. Softly As In a Morning Sunrise
8. Heisenberg
9. Yes I Don't
10. Romungro
ラテン調の1曲めからスタート ・ ・ ・ するんですが、
2曲めのピアノソロが、まさにstingのライブ盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a37617171.html)で聴けた、あのソロを彷彿とさせる熱い演奏になってまして、何回か聴いているうちの数回は鳥肌が立っていたのは偽りのない事実であります。
曲のタイトルがタイトルなんでねw そりゃそうなんですが、でも見事にハマります(凄)
全体的には、格好の良い早めの曲と、美旋律なスロー曲が並んでいる感じで、その旋律も平易で気持ちよくノれるようなもの。
8ビート多めのコンテンポラリー色が濃いイメージ。
Seamus Blakeのサックスのここでの演奏は、気持ちよく朗々としたもので好感触。
これくらいのテンションの曲だとサウンドが映える。特にソプラノが素晴らしい。
Robi Botosのピアノが、前述の通り2曲めで耳を持ってかれてまして、テーマこそ旋律を流暢に演奏しているが、即興になるとHerbie HancockからRobert Glasperまでよく研究しているなという感じにアウトするフレーズを多用した演奏をしかけてくる。
かと思えば、スロー曲では哀愁感たっぷりの演奏を披露。
さらに、電子楽器を少し挟むことで変化を入れてくる。
変幻自在って感じでもあるが、そのいずれもが格好良くて個人的にはかなり気に入ってます。
が、このアルバムの一番の聴きどころは、そこではなくてJeff "Tain" Wattsのドラムにありまして、肩の力が抜けた、奔放でありながら実にしなやかなドラミングで演奏を煽りまくる。
このドラムが、これまたかなり格好良い。
Robert Hurstは、ソロも数曲で披露しているが、なによりもその推進力が素晴らしい。
8曲めでのゴリゴリのウオーキングがなんといっても格好良い。
ベストは、8曲めですかねぇ..。
"Movin' Forward" Robi Botos (https://www.amazon.co.jp/dp/B00TJF7TZQ/)
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