Alexandre Andres "Macieiras"
最近のブラジルのジャズ系音楽をいろいろ聴き漁っていましたが、特に本作でゲスト参加している2者のアルバムは、ほぼ出たら買いしています。
Andre Mehmari
"Olhe Bem As Montanhas"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62714923.html)
Antonio Loureiro
"SO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61798990.html)
が、それ以外となると一時期よりは落ち着いている気もしますが、米国のジャズ系の売価に比して価格が高く、いろいろと聴くには多少ハードルが高く優先度が下がっているのが実情。(価格はだいぶ落ち着いてきてると思いますが..)
そんな中で、上記2者に続く勢いで購入していたのがAlexandre Andresで、これまでに2枚のアルバムを購入しています。
"Macaxeira Fields"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62262388.html)
"Olhe Bem As Montanhas"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62714923.html)
と、自分の聴取を中心にしてしまうが(汗)、リーダー含め参加しているメンバーがこれまでのブラジルの新しいサウンドを作ってきた面々という認識がありまして、そうなると本作も買いでしょうとなる次第です。
メンツは、上記記載の3人の他に、自blogを漁るとサイドで入っている率が高いピアニストRafael Martini他、以下の通り。
Alexandre Andres (Fl, G, Vo), Rafael Martini (Pf, Acc, Vo), Pedro Trigo Santana (Acoustic Bass, Vo), Adriano Goyata (Ds, Marimba de vidro, Vo), Rafael Dutra (Vo), Gabriel Bruce (Ds), Natalia Mitre (Vib)
Featured guest: Andre Mehmari (Pf/M1), Antonio Loureiro (Vib/M6), Joana Queiros (Clarinet, Clarone/M2), Ricardo Herz (Vln/M8)
演奏曲は、Alexandre Andresのオリジナル7曲に、Marco Antonio Guimaraesで全部で8曲。
1. Haru
2. Aurora Boreal
3. Macieiras
4. O gafanhoto
5. Abadiania
6. Rio Doce
7. Tema em sete
8. Oracao
フルートによるテーマから、アコーディオン、ピアノとの掛け合いへとつながっていく、独特なコード使いと独特なフレーズ回しが、昨今のブラジル音楽の特徴的なサウンドをしっかりと聴かせている印象。
1曲聴き終わる前からブラジル音楽の音世界にどっぷりとはまり込んで行く。
そういう意味では、冷静に考えると前作までの雰囲気を色濃く残しているとも言えそうだが、その延長線上で熟成を重ねたサウンドと言うのが一番妥当な表現なのかもしれない。
熟成という意味では、ザラつき感というのはあまり感じられないから、当たっているかも。
Alexandre Andresのフルートの情感を込めた演奏、全体を通して演奏を締めるように響くGabriel Bruceのスネア、ゴリッとした太い低音で奏でるフレーズが格好良いベース、と印象的なサウンドは存在するが、聴いててハッとさせられるのが、1曲め後半のピアノソロとか、6曲めを通してキラりとした演奏を聴かせるヴィブラフォンとか、ゲスト参加のミュージシャンに焦点が当たるのは、彼らの実力もさることながら、スポットを当てるアレンジの秀逸さもありそう。
そう重苦しくならないところで、しっとり、じっくりと聴かせる音作りは個人的琴線をしっかり刺激されている。
ベストは、6曲めにします。
Alexandre Andres "Macieiras"(https://www.amazon.co.jp/dp/B075MW3L9J/)
Andre Mehmari
"Olhe Bem As Montanhas"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62714923.html)
Antonio Loureiro
"SO"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61798990.html)
が、それ以外となると一時期よりは落ち着いている気もしますが、米国のジャズ系の売価に比して価格が高く、いろいろと聴くには多少ハードルが高く優先度が下がっているのが実情。(価格はだいぶ落ち着いてきてると思いますが..)
そんな中で、上記2者に続く勢いで購入していたのがAlexandre Andresで、これまでに2枚のアルバムを購入しています。
"Macaxeira Fields"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62262388.html)
"Olhe Bem As Montanhas"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62714923.html)
と、自分の聴取を中心にしてしまうが(汗)、リーダー含め参加しているメンバーがこれまでのブラジルの新しいサウンドを作ってきた面々という認識がありまして、そうなると本作も買いでしょうとなる次第です。
メンツは、上記記載の3人の他に、自blogを漁るとサイドで入っている率が高いピアニストRafael Martini他、以下の通り。
Alexandre Andres (Fl, G, Vo), Rafael Martini (Pf, Acc, Vo), Pedro Trigo Santana (Acoustic Bass, Vo), Adriano Goyata (Ds, Marimba de vidro, Vo), Rafael Dutra (Vo), Gabriel Bruce (Ds), Natalia Mitre (Vib)
Featured guest: Andre Mehmari (Pf/M1), Antonio Loureiro (Vib/M6), Joana Queiros (Clarinet, Clarone/M2), Ricardo Herz (Vln/M8)
演奏曲は、Alexandre Andresのオリジナル7曲に、Marco Antonio Guimaraesで全部で8曲。
1. Haru
2. Aurora Boreal
3. Macieiras
4. O gafanhoto
5. Abadiania
6. Rio Doce
7. Tema em sete
8. Oracao
フルートによるテーマから、アコーディオン、ピアノとの掛け合いへとつながっていく、独特なコード使いと独特なフレーズ回しが、昨今のブラジル音楽の特徴的なサウンドをしっかりと聴かせている印象。
1曲聴き終わる前からブラジル音楽の音世界にどっぷりとはまり込んで行く。
そういう意味では、冷静に考えると前作までの雰囲気を色濃く残しているとも言えそうだが、その延長線上で熟成を重ねたサウンドと言うのが一番妥当な表現なのかもしれない。
熟成という意味では、ザラつき感というのはあまり感じられないから、当たっているかも。
Alexandre Andresのフルートの情感を込めた演奏、全体を通して演奏を締めるように響くGabriel Bruceのスネア、ゴリッとした太い低音で奏でるフレーズが格好良いベース、と印象的なサウンドは存在するが、聴いててハッとさせられるのが、1曲め後半のピアノソロとか、6曲めを通してキラりとした演奏を聴かせるヴィブラフォンとか、ゲスト参加のミュージシャンに焦点が当たるのは、彼らの実力もさることながら、スポットを当てるアレンジの秀逸さもありそう。
そう重苦しくならないところで、しっとり、じっくりと聴かせる音作りは個人的琴線をしっかり刺激されている。
ベストは、6曲めにします。
Alexandre Andres "Macieiras"(https://www.amazon.co.jp/dp/B075MW3L9J/)
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