"Three for Three" Mike Moreno
Mike Morenoのリーダー作を買うのはこれが5枚目。
ギター好きとしては、以前から注目していた存在ですが、2012年の"Another Way"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61304962.html)がリリースされてから、次作の"Lotus"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63592028.html)が出るまで、3~4年待たされたりと渇望感の高い状態が続いていましたが、本作は前作から1年程度でのリリースされました。
個人的には最近は(良いのが判ってるから)買っていないcriss crossだったんで、スルーする気もあったんですが、そんなわけで、これは買わねばとなった次第。
メンツはシンプルなギタートリオで、この構成も買いを決めた重要な要因。
Mike Mor johnny mandeleno(G)、Doug Weiss(B)、Kendrick Scott(Ds)
演奏曲がオリジナルを1つも演っておらず、古い曲から新しい曲までずらっと並んだ布陣で、順に並べると以下の通り。。
Wayne Shorter, Mulgrew Miller, Michel Legrand, Lo Borges, Vernon Duke, Johnny Mandel, Charlie Parker, Radiohead
01. The Big Push
02. For Those Who Do
03. You Must Believe in Spring
04. Clube da Esquina No. 1
05. April in Paris
06. A Time for Love
07. Perhaps
08. Glass Eyes
前作とはうって変わって、太い音色でオーソドックスなジャズを演っているというのが第一印象。
丁寧に紡ぎだすように奏でるスローなフレーズ、流暢に流れるように弾き切るスピード感のあるフレーズ、全体にしっかりと抑制を効かせて実態感のあるしっかりとした演奏を聴かせる。
曲によって多重録音で、2ギターを披露しているが、片方を新しい音色にすることで変化を持たせているのも好感触。
ベースとドラムが、縦横無尽なリズムで絶妙のコンビネーションを見せ、全然オーソドックスじゃないバッキングを添えることで、オーソドックスな4ビートギタートリオとは一線を画するコンテンポラリな雰囲気を滲ませる。
大半の曲は元曲のテーマが容易に判る程度のアレンジで聴かせるが、4曲めがスローなテンポで奏でられてて一聴なんの曲か判らないところが、新鮮だったり..。
選曲も、動と静、古い曲と新しい曲をバランス良く織り交ぜ、テイストを合わせているようでいながら単調にならないような配慮をされたもので、格好良いうえに聴き応えもしっかりと感じさせる作品に仕上がっている。
ベストは、2曲めでしょう。
"Three for Three" Mike Moreno(https://www.amazon.co.jp/dp/B074L76MZ8/)
ギター好きとしては、以前から注目していた存在ですが、2012年の"Another Way"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61304962.html)がリリースされてから、次作の"Lotus"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63592028.html)が出るまで、3~4年待たされたりと渇望感の高い状態が続いていましたが、本作は前作から1年程度でのリリースされました。
個人的には最近は(良いのが判ってるから)買っていないcriss crossだったんで、スルーする気もあったんですが、そんなわけで、これは買わねばとなった次第。
メンツはシンプルなギタートリオで、この構成も買いを決めた重要な要因。
Mike Mor johnny mandeleno(G)、Doug Weiss(B)、Kendrick Scott(Ds)
演奏曲がオリジナルを1つも演っておらず、古い曲から新しい曲までずらっと並んだ布陣で、順に並べると以下の通り。。
Wayne Shorter, Mulgrew Miller, Michel Legrand, Lo Borges, Vernon Duke, Johnny Mandel, Charlie Parker, Radiohead
01. The Big Push
02. For Those Who Do
03. You Must Believe in Spring
04. Clube da Esquina No. 1
05. April in Paris
06. A Time for Love
07. Perhaps
08. Glass Eyes
前作とはうって変わって、太い音色でオーソドックスなジャズを演っているというのが第一印象。
丁寧に紡ぎだすように奏でるスローなフレーズ、流暢に流れるように弾き切るスピード感のあるフレーズ、全体にしっかりと抑制を効かせて実態感のあるしっかりとした演奏を聴かせる。
曲によって多重録音で、2ギターを披露しているが、片方を新しい音色にすることで変化を持たせているのも好感触。
ベースとドラムが、縦横無尽なリズムで絶妙のコンビネーションを見せ、全然オーソドックスじゃないバッキングを添えることで、オーソドックスな4ビートギタートリオとは一線を画するコンテンポラリな雰囲気を滲ませる。
大半の曲は元曲のテーマが容易に判る程度のアレンジで聴かせるが、4曲めがスローなテンポで奏でられてて一聴なんの曲か判らないところが、新鮮だったり..。
選曲も、動と静、古い曲と新しい曲をバランス良く織り交ぜ、テイストを合わせているようでいながら単調にならないような配慮をされたもので、格好良いうえに聴き応えもしっかりと感じさせる作品に仕上がっている。
ベストは、2曲めでしょう。
"Three for Three" Mike Moreno(https://www.amazon.co.jp/dp/B074L76MZ8/)
この記事へのコメント