松原慎之介4 (20180117)
冷静に考えたら、新年初ライブが昼のPit Inn になってしまいました。
本当はホームグラウンド「No Trunks(http://notrunks.jp/)」で幕明けするべきだったとも思いましたが、タイミングなのでしょうがない(と開き直り)ということで..。
いろんなライブ日程を眺めていて、行きたいところで行ける行けないを物色していましたところ、このライブがヒットしまして、仕事のお休みをもらって赴いた次第であります。
目当ては、ドラムとギターではありますが、このメンツを呼べるリーダーってのも気になったのは事実です。
松原慎之介(As)、加藤一平(G)、高橋陸(B)、石若 駿(Ds)
14時開演直前に現地に赴き、前客7~8人くらい。
最終的には30人超の聴衆だったように見えましたが、大学のジャズ研の子のような若い人(女性含む)が多かった印象。
これまでの経験では、昼でもおっさん率高いんですけどねw
ステージは、右端にドラム、左端にギター(着座)、中央後ろにベースを配し、その前にサックスが立つという立ち位置。
リーダーのアルトのテーマで演奏は始まるが、その演奏を食うようにギターが暴力的な合いの手をぶち込んでくる。
加藤の特性を知っているからしょっぱなから面白がって聴いているが、相当演奏をぶち壊している感の強い演奏。
それが故に最高に面白い演奏が繰り広げられ、期待通りの演奏に、ウハウハしまくっていたわけであります。
その加藤は、椅子に座ってエフェクターをこまめに操作しながらいろんなギミックを出してくるのが通常状態なんですが、興奮してくると(興が乗ってくると)立ち上がって、音量も上げてグワンギュインと強烈に攻め立ててくる。
演奏はそんな過激な曲からスタートしたが、以降は4ビートにさらにゆっくりめのテンポのオーソドックスな曲も披露し、オリジナルと半々くらいの比率での演奏だったか。
リーダーの松原慎之介のアルトは、テーマの難易度はもとより、ソロでの速いフレーズをしっかり吹き切り、サブトーンからフリーキーな咆哮まで幅広い表現力を駆使しての演奏が底力の奥深さを感じさせる。
ベースは、4ビートのほうが得意な感じか。
前半は緊張していたのか、あまり伸びやかな演奏って感じではないと感じたが、後半になるに従って、タッチも強く、早いフレーズ多用のソロも格好良くこなして、おそらく本来の実力に近い演奏だったと思う。
そして、石若。
生で見る迫力は、尋常でないものを感じさせる。
過去数回生石若を見ているが相当実力を上げている印象で、今回の演奏からは風格すら感じさせるほど。
聴いていて面白いのは、ドラムに耳をそばだてている時とギターに耳が向いているときになってしまうわけだが、今回のメンツは、左右の2者(加藤、石若)が真ん中の若い2人(松原、高橋)に胸を貸したということだと思うのでこうなってしまうのはしょうがないところ。
それでも、真ん中の若い2人が左右の2人に負けないよう相当に頑張った演奏をしてはいたと思う。
そんな中最も面白いのは、明らかに早めの曲で、アルトの咆哮に、加藤の暴力的サウンドが絡み、そんなところで飛び出る石若のソロ。これはもうひれ伏すしかありません。圧巻。これ聴けただけで、この日は充分満足でした(^^;;
1stセットは定刻から気持ち遅れて開始して50分くらい。
2ndセットは16時ちょっと前からほぼ1時間。さらにアンコールも応えてくれました。
後から聞きましたら、リーダーの松原はチョビ渋(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63820506.html)に入っていた人で、実力の高さから不破さんに呼ばれて(?)渋さに加入している逸材とのこと。
チョビ渋のメンツは、ここ(http://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-6738/)で..。
実力はお墨付きでありました。なるほど!!
本当はホームグラウンド「No Trunks(http://notrunks.jp/)」で幕明けするべきだったとも思いましたが、タイミングなのでしょうがない(と開き直り)ということで..。
いろんなライブ日程を眺めていて、行きたいところで行ける行けないを物色していましたところ、このライブがヒットしまして、仕事のお休みをもらって赴いた次第であります。
目当ては、ドラムとギターではありますが、このメンツを呼べるリーダーってのも気になったのは事実です。
松原慎之介(As)、加藤一平(G)、高橋陸(B)、石若 駿(Ds)
14時開演直前に現地に赴き、前客7~8人くらい。
最終的には30人超の聴衆だったように見えましたが、大学のジャズ研の子のような若い人(女性含む)が多かった印象。
これまでの経験では、昼でもおっさん率高いんですけどねw
ステージは、右端にドラム、左端にギター(着座)、中央後ろにベースを配し、その前にサックスが立つという立ち位置。
リーダーのアルトのテーマで演奏は始まるが、その演奏を食うようにギターが暴力的な合いの手をぶち込んでくる。
加藤の特性を知っているからしょっぱなから面白がって聴いているが、相当演奏をぶち壊している感の強い演奏。
それが故に最高に面白い演奏が繰り広げられ、期待通りの演奏に、ウハウハしまくっていたわけであります。
その加藤は、椅子に座ってエフェクターをこまめに操作しながらいろんなギミックを出してくるのが通常状態なんですが、興奮してくると(興が乗ってくると)立ち上がって、音量も上げてグワンギュインと強烈に攻め立ててくる。
演奏はそんな過激な曲からスタートしたが、以降は4ビートにさらにゆっくりめのテンポのオーソドックスな曲も披露し、オリジナルと半々くらいの比率での演奏だったか。
リーダーの松原慎之介のアルトは、テーマの難易度はもとより、ソロでの速いフレーズをしっかり吹き切り、サブトーンからフリーキーな咆哮まで幅広い表現力を駆使しての演奏が底力の奥深さを感じさせる。
ベースは、4ビートのほうが得意な感じか。
前半は緊張していたのか、あまり伸びやかな演奏って感じではないと感じたが、後半になるに従って、タッチも強く、早いフレーズ多用のソロも格好良くこなして、おそらく本来の実力に近い演奏だったと思う。
そして、石若。
生で見る迫力は、尋常でないものを感じさせる。
過去数回生石若を見ているが相当実力を上げている印象で、今回の演奏からは風格すら感じさせるほど。
聴いていて面白いのは、ドラムに耳をそばだてている時とギターに耳が向いているときになってしまうわけだが、今回のメンツは、左右の2者(加藤、石若)が真ん中の若い2人(松原、高橋)に胸を貸したということだと思うのでこうなってしまうのはしょうがないところ。
それでも、真ん中の若い2人が左右の2人に負けないよう相当に頑張った演奏をしてはいたと思う。
そんな中最も面白いのは、明らかに早めの曲で、アルトの咆哮に、加藤の暴力的サウンドが絡み、そんなところで飛び出る石若のソロ。これはもうひれ伏すしかありません。圧巻。これ聴けただけで、この日は充分満足でした(^^;;
1stセットは定刻から気持ち遅れて開始して50分くらい。
2ndセットは16時ちょっと前からほぼ1時間。さらにアンコールも応えてくれました。
後から聞きましたら、リーダーの松原はチョビ渋(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63820506.html)に入っていた人で、実力の高さから不破さんに呼ばれて(?)渋さに加入している逸材とのこと。
チョビ渋のメンツは、ここ(http://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-6738/)で..。
実力はお墨付きでありました。なるほど!!
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