Jure Pukl "Doubtless"
Jure Pukl はユーレプカルと読むそうです。
まだあまり話題にはなっていないですが、これからまだまだ出てくるんじゃないかと思っているんですが..。
個人的には、2012年のアルバムから(、きっかけはおいといて)、しっかりチェックしておりまして、
これまでに3枚のアルバムを聴いています。
2012年の
"Abstract Society"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61575739.html)
2015年の
"The Life Sound Pictures of"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63162799.html)
2017年の
"Hybrid"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64315472.html)
上記の通りこれまでは、数年おきに1枚のペースでリーダー作をリリースしてきていたようですが、2017年は1枚は双頭ではありますが、2枚のリーダー作が出てまして、活動が活性化していることをうかがわせます。
とはいえ、本作はいまのところcdbaby以外のデリバリがないようなので..。(最近、Disk Unionで扱い始めたようです。)
メンツは、2テナーのピアノレスカルテットという、ちょっと変則的なもの。
Jure Pukl(Ts)、Melissa Aldana(Ts)、Joe Sanders(B)、Greg Hutchinson(Ds)
演奏曲は、6曲のJure Puklのオリジナルに、Melissa Aldana(6)、Joe Sanders(4)が各1曲ずつとOrnette Coleman(3)が入った、全部で9曲。
1. Doubtless
2. Doves
3. Intersong
4. Eliote
5. Compassion
6. Elsewhere
7. The Mind and the Soul
8. Where Are You Coming From
9. Bad Year Good Year
1曲めが、2管が1フレーズずつ交互に演奏していく、ちょっとミニマルな雰囲気を持った曲
2曲めはユニゾンでのテーマからソロへとなだれ込むオーソドックスな流れ。
後半のノリの良い展開が格好良い。
3曲め、ほぼユニゾンで、いかにもOrnette Colemanなフレーズを、2管の微妙なズレを楽しみながら聴くような演奏。
と言った感じで、このアルバムは2管による色々なパターンによるやりとりの面白さを聴くのが真骨頂であることは間違いのないところ。
どっちがどっちかは、判別できないが、双方とも、正攻法的に音色とフレーズで勝負していて清々しい演奏を楽しめる。
Greg Hutchinsonが、扇動して全体のノリを先導していくが、その力がなかなかに強く。
このドラムに3者が煽られ熱い演奏を繰り広げていくような感じ。
さらに、Joe Sandersのとてもメロディアスなバッキングも大いなる聴きどころにはなっている。
このベースが、なんど聴いても唸らされる。
ベストは、1曲めになるんでしょう。
Jure Pukl "Doubtless"(https://store.cdbaby.com/cd/jurepuklmelissaaldanajoe)
まだあまり話題にはなっていないですが、これからまだまだ出てくるんじゃないかと思っているんですが..。
個人的には、2012年のアルバムから(、きっかけはおいといて)、しっかりチェックしておりまして、
これまでに3枚のアルバムを聴いています。
2012年の
"Abstract Society"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61575739.html)
2015年の
"The Life Sound Pictures of"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63162799.html)
2017年の
"Hybrid"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64315472.html)
上記の通りこれまでは、数年おきに1枚のペースでリーダー作をリリースしてきていたようですが、2017年は1枚は双頭ではありますが、2枚のリーダー作が出てまして、活動が活性化していることをうかがわせます。
とはいえ、本作はいまのところcdbaby以外のデリバリがないようなので..。(最近、Disk Unionで扱い始めたようです。)
メンツは、2テナーのピアノレスカルテットという、ちょっと変則的なもの。
Jure Pukl(Ts)、Melissa Aldana(Ts)、Joe Sanders(B)、Greg Hutchinson(Ds)
演奏曲は、6曲のJure Puklのオリジナルに、Melissa Aldana(6)、Joe Sanders(4)が各1曲ずつとOrnette Coleman(3)が入った、全部で9曲。
1. Doubtless
2. Doves
3. Intersong
4. Eliote
5. Compassion
6. Elsewhere
7. The Mind and the Soul
8. Where Are You Coming From
9. Bad Year Good Year
1曲めが、2管が1フレーズずつ交互に演奏していく、ちょっとミニマルな雰囲気を持った曲
2曲めはユニゾンでのテーマからソロへとなだれ込むオーソドックスな流れ。
後半のノリの良い展開が格好良い。
3曲め、ほぼユニゾンで、いかにもOrnette Colemanなフレーズを、2管の微妙なズレを楽しみながら聴くような演奏。
と言った感じで、このアルバムは2管による色々なパターンによるやりとりの面白さを聴くのが真骨頂であることは間違いのないところ。
どっちがどっちかは、判別できないが、双方とも、正攻法的に音色とフレーズで勝負していて清々しい演奏を楽しめる。
Greg Hutchinsonが、扇動して全体のノリを先導していくが、その力がなかなかに強く。
このドラムに3者が煽られ熱い演奏を繰り広げていくような感じ。
さらに、Joe Sandersのとてもメロディアスなバッキングも大いなる聴きどころにはなっている。
このベースが、なんど聴いても唸らされる。
ベストは、1曲めになるんでしょう。
Jure Pukl "Doubtless"(https://store.cdbaby.com/cd/jurepuklmelissaaldanajoe)
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