Edward Simon "Steel House"
Edward Simonのリーダーアルバムです。Edward Simonのアルバムは過去に4枚買ってますが、前作の紹介が2013年なので、かなり久々に聴いています。
"Unicity"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a43081647.html)
"Poesia"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58197818.html)
"A Master's Diary"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61353568.html)
"Live In New York At Jazz Standard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62008369.html)
2016の、"Latin American Songbook"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01IKH1RTW/)を聴いていません。
これはメンツ買いしているんですが、過去に聴いているのが、
John Pattitucci(B)、Brian Blade(Ds)というトリオと、、Scott Colley(B)、Clarence Penn(Ds)というトリオで、本作はちょうど折衷的な構成になっているところがおもしろい。
Edward Simonが信頼しきっている4人ってことなんだとは思いますが、巷での人気具合からして、それだけのメンツではあります。
Edward Simon(P,Key)、Scott Colley(B)、Brian Blade(Ds,PumpOrg)
Guest: Genevieve Artadi(Vo:2)
演奏曲はすべてメンバーオリジナルで、Edward Simonが3曲、Scott Colleyが4曲、
Brian Bladeが1曲という割り振り。
1. Glad You're Here
2. What If ?
3. Kingpin
4. 87.5% Of You
5. Way Of No Return
6. Country
7. The End And The Beginning
8. Lover's Park
電子オルガンによる持続音から、ベースが主旋律を奏でる3分程度の1曲め。
電子ピアノによるイントロからアコピに変わって本編テーマになだれ込み、後半の左手が単音をテンポを変えず抑揚をつけながら延々と弾き続けるなかでの右手でのソロからボーカルが入ってくる展開は、ドラムのドラマチックなバッキングと相まってなんとも格好良い。
電子ピアノ、電子オルガン、アコピをイヤミにならない程度に使い分けて、反復のフレーズを使ったリズムをピアノの左手が担い、そのうえでベースとピアノの右手による旋律の競演、共演という構図が新しさを醸し出す。
ピアノが器用にサウンドの基盤を担っているために、メロディアスなベース、ドラマチックに盛り上げるドラムが、名手たる所以の盤石な演奏をたっぷりと披露していて満足度が高い。
それにつけても、本作でのScott Colleyは良い仕事をしている。
前半は電子ピアノを多めに使ったちょっと早めなテンポの曲が多く、後半はアコピ多めのバラードな曲が増えてくる印象になるが、全体の印象としては、とても現代的な響きを持った曲が並んでいてコンテンポラリーピアノトリオのおもしろい演奏を体現していると言えるでしょう。。
ベストは、6曲めにします。
Edward Simon "Steel House"(https://www.amazon.co.jp/dp/B077CL8NZT/)
"Unicity"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a43081647.html)
"Poesia"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58197818.html)
"A Master's Diary"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61353568.html)
"Live In New York At Jazz Standard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62008369.html)
2016の、"Latin American Songbook"(https://www.amazon.co.jp/dp/B01IKH1RTW/)を聴いていません。
これはメンツ買いしているんですが、過去に聴いているのが、
John Pattitucci(B)、Brian Blade(Ds)というトリオと、、Scott Colley(B)、Clarence Penn(Ds)というトリオで、本作はちょうど折衷的な構成になっているところがおもしろい。
Edward Simonが信頼しきっている4人ってことなんだとは思いますが、巷での人気具合からして、それだけのメンツではあります。
Edward Simon(P,Key)、Scott Colley(B)、Brian Blade(Ds,PumpOrg)
Guest: Genevieve Artadi(Vo:2)
演奏曲はすべてメンバーオリジナルで、Edward Simonが3曲、Scott Colleyが4曲、
Brian Bladeが1曲という割り振り。
1. Glad You're Here
2. What If ?
3. Kingpin
4. 87.5% Of You
5. Way Of No Return
6. Country
7. The End And The Beginning
8. Lover's Park
電子オルガンによる持続音から、ベースが主旋律を奏でる3分程度の1曲め。
電子ピアノによるイントロからアコピに変わって本編テーマになだれ込み、後半の左手が単音をテンポを変えず抑揚をつけながら延々と弾き続けるなかでの右手でのソロからボーカルが入ってくる展開は、ドラムのドラマチックなバッキングと相まってなんとも格好良い。
電子ピアノ、電子オルガン、アコピをイヤミにならない程度に使い分けて、反復のフレーズを使ったリズムをピアノの左手が担い、そのうえでベースとピアノの右手による旋律の競演、共演という構図が新しさを醸し出す。
ピアノが器用にサウンドの基盤を担っているために、メロディアスなベース、ドラマチックに盛り上げるドラムが、名手たる所以の盤石な演奏をたっぷりと披露していて満足度が高い。
それにつけても、本作でのScott Colleyは良い仕事をしている。
前半は電子ピアノを多めに使ったちょっと早めなテンポの曲が多く、後半はアコピ多めのバラードな曲が増えてくる印象になるが、全体の印象としては、とても現代的な響きを持った曲が並んでいてコンテンポラリーピアノトリオのおもしろい演奏を体現していると言えるでしょう。。
ベストは、6曲めにします。
Edward Simon "Steel House"(https://www.amazon.co.jp/dp/B077CL8NZT/)
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