Chris Dave "Chris Dave & The Drumhedz"
Chris Daveの初リーダー作で良いと思います。
これまでの参加作は、おもにRobert Glasper界隈の人のアルバムで聴いている頻度が高いが、最近作は、Marcus Stricklandの
"Nihil Novi"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63763192.html)
でした。
メンツはジャケットのクレジットは曲ごとに細かく記載されていて、全部書き写すもんでもないと思うので割愛。
おおよその中心メンバーは以下の5人のよう。
Chris Dave(Ds)、Pino Palladino(B)、Nicholas McNack(B)、Isaiah Sharkey(G)、Michael Feingold(Sitar)
演奏曲は、大半が誰かとの共作でChris Daveの名前は入っていそう。1曲(14)だけAlan Pasquaの曲がありました。
1. Rocks Crying
2. Universal Language
3. Dat Feelin'
4. Black Hole
5. 2n1
6. Spread Her Wings
7. Whatever
8. Sensitive Granite
9. Cosmic Intercourse
10. Atlanta, Texas
11. Destiny N Stereo
12. Clear View
13. Job Well Done
14. Lady Jane
15. Trippy Tipsy
カウントダウンから始まるところが、Weather ReportのScarlet Womanの冒頭を想起させるが、本編となる2曲めは正調ラップと言った趣きのもの。
ちょっと凝ったリズムに強めの低音を効かせラップで仕上げたような楽曲。
軽快なリズムに軽快なボーカルを乗せたロックテイストを感じさせる曲。
ゆったりとしたリズムにソウルフルなボーカルが乗っかった曲。
最後の曲を除いてすべてにラップかボーカルが入ってくる。
個人的感覚では、ジャズというよりブラックミュージックの範疇で知覚したほうがしっくりするサウンドで、そういう意味では、当然だがRobert Glasper Experimentのサウンドと同傾向なわけだが、もう少しジャズ濃度は希薄になっている印象。
全体的にダークな雰囲気を出してくるような曲はなく、さすがに音作りに古さは感じさせないし心地良く聴けるサウンドで、ラップって個人的にはあまり好きではないが、だいぶ慣れても来ているんでしょう、格好良いなぁと思って聴けるものではある。
が、このあたりのサウンドって、どうしてもGeorge Bensonが歌い始めた頃、Quincy Jonesの名作"Back On The Block"とか、その延長上という聴く耳にはなってしまうのでね。
※Herbie Hancockまでは古くなく、より新しいこっち系はそんなに聴いていない。
Robert Glasper Experiment同様、Bluenoteレーベルからのリリースでなので、売る側としてはジャズの延長線上であることを打ち出したいんでしようが、おそらく自分以上の世代にはジャズとしての受容はし難いだろうなとは容易に想像がつくところ。
もう20歳も若い世代にはもしかしたらジャズとして受容する人もいるのかな?
ベストは、12曲めにしましょう。
Chris Dave "Chris Dave & The Drumhedz"(https://www.amazon.co.jp/dp/B077R3VHNS/)
これまでの参加作は、おもにRobert Glasper界隈の人のアルバムで聴いている頻度が高いが、最近作は、Marcus Stricklandの
"Nihil Novi"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63763192.html)
でした。
メンツはジャケットのクレジットは曲ごとに細かく記載されていて、全部書き写すもんでもないと思うので割愛。
おおよその中心メンバーは以下の5人のよう。
Chris Dave(Ds)、Pino Palladino(B)、Nicholas McNack(B)、Isaiah Sharkey(G)、Michael Feingold(Sitar)
演奏曲は、大半が誰かとの共作でChris Daveの名前は入っていそう。1曲(14)だけAlan Pasquaの曲がありました。
1. Rocks Crying
2. Universal Language
3. Dat Feelin'
4. Black Hole
5. 2n1
6. Spread Her Wings
7. Whatever
8. Sensitive Granite
9. Cosmic Intercourse
10. Atlanta, Texas
11. Destiny N Stereo
12. Clear View
13. Job Well Done
14. Lady Jane
15. Trippy Tipsy
カウントダウンから始まるところが、Weather ReportのScarlet Womanの冒頭を想起させるが、本編となる2曲めは正調ラップと言った趣きのもの。
ちょっと凝ったリズムに強めの低音を効かせラップで仕上げたような楽曲。
軽快なリズムに軽快なボーカルを乗せたロックテイストを感じさせる曲。
ゆったりとしたリズムにソウルフルなボーカルが乗っかった曲。
最後の曲を除いてすべてにラップかボーカルが入ってくる。
個人的感覚では、ジャズというよりブラックミュージックの範疇で知覚したほうがしっくりするサウンドで、そういう意味では、当然だがRobert Glasper Experimentのサウンドと同傾向なわけだが、もう少しジャズ濃度は希薄になっている印象。
全体的にダークな雰囲気を出してくるような曲はなく、さすがに音作りに古さは感じさせないし心地良く聴けるサウンドで、ラップって個人的にはあまり好きではないが、だいぶ慣れても来ているんでしょう、格好良いなぁと思って聴けるものではある。
が、このあたりのサウンドって、どうしてもGeorge Bensonが歌い始めた頃、Quincy Jonesの名作"Back On The Block"とか、その延長上という聴く耳にはなってしまうのでね。
※Herbie Hancockまでは古くなく、より新しいこっち系はそんなに聴いていない。
Robert Glasper Experiment同様、Bluenoteレーベルからのリリースでなので、売る側としてはジャズの延長線上であることを打ち出したいんでしようが、おそらく自分以上の世代にはジャズとしての受容はし難いだろうなとは容易に想像がつくところ。
もう20歳も若い世代にはもしかしたらジャズとして受容する人もいるのかな?
ベストは、12曲めにしましょう。
Chris Dave "Chris Dave & The Drumhedz"(https://www.amazon.co.jp/dp/B077R3VHNS/)
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