Gonzalo Rubalcaba "LIVE IN HAVANA"
Gonzalo Rubalcabaは、国内盤が出ていた1990年の前半は宣伝につられていろいろ買って聴いてたんですが、その後、そのラテンサウンドが耳障りに感じたら買わなくなっていったんですが、blogに書いた"Avatar"のラテン色が抜けた演奏がえらく格好良かったのが印象的だったなと..。
自blogでは、4枚紹介していて、以下の通り。
"Avatar"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52861379.html)
"Fe...faith"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64105199.html)
"Tokyo Adagio" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63296927.html)
"Charlie"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64112381.html)
先日の、Cu-Bopの映画で見たネイティブのキューバ人の演奏の凄さを目の当たりにしたもんで、ごく初期のGonzalo Rubalcabaのサウンドを聴いてみたいというのが、この盤の購入動機。
ちなみに、これはNY移住組ですが..。
"Live in USA"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64341872.html)
メンツは、以下の通り。個人的には、Horacio “El Negro” Hernandezが入っているのが白眉。
これもごく初期の演奏が聴けるってことでしょう。
Gonzalo Rubalcaba(P,Key)
Manuel Varela(Sax)
Lazaro Cruz(Tp,Flh)
Roberto Vizcaino(Per)
Rafael carrasco(Sax,Fl)
Felipe Cabrera(B)
Horacio "El Negro" Hernandez(Ds)
演奏曲は以下の通り。1曲めを除いてGonzalo Rubalcabaのオリジナル。
1. Green Dolphin in the Street
2. Nueva Cubana
3. Concatenacion Heroica
4. Pluma
5. Pisando el Cesped
6. Regreso Feliz
アップテンポで、少し前ノリのパーカッションを多用したリズム。
そのパーカッションのテンポが読めないリズム打ち。
これこそ、キューバ(中米)ならではのリズム感覚と言いたくなるサウンドで、そんなリズムを従えてのテーマはジャズスタンダードの王道的選曲という面白さ。
ライブ録音なので、1曲にたっぷりと時間を使ってノリノリの演奏をたっぷりと聴かせる。
Horacio "El Negro" Hernandezのドラムと、Roberto Vizcainoのパーカッションが、それぞれ相当な打量にも関わらず、ほぼ休みなく延々と打ち鳴らし続けるその持続力の凄さに感嘆。
Felipe Cabreraのベースのうねるようなフレーズが、全体のラテン色を色濃く印象付けていく。
ホーンのキレの良いフレーズによるアンサンブルが、また微妙なリズム感でアクセントをつけるもので、気持ち良いノリの良さを楽しませてくれる。
この人数でこれだけ微妙なタイミングのリズムにも関わらず気持ち良いうねりを生み出してくるのは、生活の中ではぐくまれたリズム感覚の共通性ゆえの賜物であろう
Gonzalo Rubalcabaがラテンテイストから、コンテンポラリー系まで、センスの良い演奏を繰り広げていて、即興でのラテンフレーズの格好良さは特に素晴らしい。
"Avatar"で聴いたラテン色を抜いた演奏も素晴らしかったが、自身のアイデンティティを十全に発揮した演奏も、捨てがたい魅力を持っていることをあらためて感じさせられた。
ベストは、4曲めで。
Gonzalo Rubalcaba "LIVE IN HAVANA"(https://www.amazon.co.jp/dp/B000003OUH/)
自blogでは、4枚紹介していて、以下の通り。
"Avatar"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52861379.html)
"Fe...faith"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64105199.html)
"Tokyo Adagio" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63296927.html)
"Charlie"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64112381.html)
先日の、Cu-Bopの映画で見たネイティブのキューバ人の演奏の凄さを目の当たりにしたもんで、ごく初期のGonzalo Rubalcabaのサウンドを聴いてみたいというのが、この盤の購入動機。
ちなみに、これはNY移住組ですが..。
"Live in USA"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64341872.html)
メンツは、以下の通り。個人的には、Horacio “El Negro” Hernandezが入っているのが白眉。
これもごく初期の演奏が聴けるってことでしょう。
Gonzalo Rubalcaba(P,Key)
Manuel Varela(Sax)
Lazaro Cruz(Tp,Flh)
Roberto Vizcaino(Per)
Rafael carrasco(Sax,Fl)
Felipe Cabrera(B)
Horacio "El Negro" Hernandez(Ds)
演奏曲は以下の通り。1曲めを除いてGonzalo Rubalcabaのオリジナル。
1. Green Dolphin in the Street
2. Nueva Cubana
3. Concatenacion Heroica
4. Pluma
5. Pisando el Cesped
6. Regreso Feliz
アップテンポで、少し前ノリのパーカッションを多用したリズム。
そのパーカッションのテンポが読めないリズム打ち。
これこそ、キューバ(中米)ならではのリズム感覚と言いたくなるサウンドで、そんなリズムを従えてのテーマはジャズスタンダードの王道的選曲という面白さ。
ライブ録音なので、1曲にたっぷりと時間を使ってノリノリの演奏をたっぷりと聴かせる。
Horacio "El Negro" Hernandezのドラムと、Roberto Vizcainoのパーカッションが、それぞれ相当な打量にも関わらず、ほぼ休みなく延々と打ち鳴らし続けるその持続力の凄さに感嘆。
Felipe Cabreraのベースのうねるようなフレーズが、全体のラテン色を色濃く印象付けていく。
ホーンのキレの良いフレーズによるアンサンブルが、また微妙なリズム感でアクセントをつけるもので、気持ち良いノリの良さを楽しませてくれる。
この人数でこれだけ微妙なタイミングのリズムにも関わらず気持ち良いうねりを生み出してくるのは、生活の中ではぐくまれたリズム感覚の共通性ゆえの賜物であろう
Gonzalo Rubalcabaがラテンテイストから、コンテンポラリー系まで、センスの良い演奏を繰り広げていて、即興でのラテンフレーズの格好良さは特に素晴らしい。
"Avatar"で聴いたラテン色を抜いた演奏も素晴らしかったが、自身のアイデンティティを十全に発揮した演奏も、捨てがたい魅力を持っていることをあらためて感じさせられた。
ベストは、4曲めで。
Gonzalo Rubalcaba "LIVE IN HAVANA"(https://www.amazon.co.jp/dp/B000003OUH/)
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