挾間美帆 "THE MONK:LIVE AT BIMHUIS"
挾間美帆の3作めのリーダー作は、Metropole Orkest BigBandとの共演のライブ作で、Thelonious Monk曲集です。
2017年が、Thelonious Monkの生誕100周年ということで、いろいろな企画が出てきてましたが、これもそのうちの1つ。
100周年企画として個人的には、石若、須川が参加の下記作品を聴いているのが記憶に残っています。
"Brilliant Monkies"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64229442.html)
挾間の話に戻しますが、Metropole Orkest BigBandとの共演は、挾間がバンドに持ち込んだ企画がきっかけだったようで、結局は現地に乗り込んで交渉して実現にこじつけたようです。
そんなインタビュー記事は、(https://note.mu/elis_ragina/n/n9664a6543d86)です。
面白いので気になる方は..。
挾間のアルバムは、これが3作めで初のライブアルバムということになります。
過去の作品は以下の通り。
"Time River"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63486002.html)
"Journey to Journey"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61742419.html)
演奏は、そういうことなのでMetropole Orkest BigBandです。メンツ詳細は割愛させてもらいます。
演奏曲は、作曲としてはすべてThelonious Monkの絡むもの。
挾間のアレンジでどう化けるかが聴きどころってことであります。
1 Thelonious
2 Ruby, My Dear
3 Friday The 13th
4 Hackensack
5 'Round Midnight
6 Epistrophy
7 Crepuscule with Nellie
拍手のあと、ピアノに他の楽器が音程を合わせていると、テナーとバリサクが掛け合いをはじめ、あちこちからいろんな楽器パートがバベブビと1音づつ撒き散らしておもむろに本編が始まる。
というオープニングがちょっとおしゃれ
いずれの曲も、跳ねるようなリズム、明るめのコードを多用した、若々しさの出たアレンジ。
リズムは、ラテン色を入れた曲を用意することで、跳ねるようなイメージをより押し出している。
コードを少しでもいじると元曲のイメージが壊れるらしく、テーマはほぼそのままの演奏しているが、楽器の使いかた、合わせかたで工夫をしているよう
低音楽器と高音楽器を明確に分けて対比すを強調する
木管楽器だけでのリフを入れる
柔らかい音色の楽器群の中に、鋭い音色を1つだけ
入れてアクセントにする
ギターを効果的に使う
等々
順当な手法も多々あると思うが、挾間固有の楽器使いってのもあるんだろうなと思わせる。
それと、ビートを強めに出してノリの良さを目立たせているのと、ソロに多くの時間を割いて、ジャズな雰囲気を増しているというのはあるか?
ベストは、4曲めにしましょう
挾間美帆 "THE MONK:LIVE AT BIMHUIS"(https://www.amazon.co.jp/dp/B078DDZBPQ/)
2017年が、Thelonious Monkの生誕100周年ということで、いろいろな企画が出てきてましたが、これもそのうちの1つ。
100周年企画として個人的には、石若、須川が参加の下記作品を聴いているのが記憶に残っています。
"Brilliant Monkies"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64229442.html)
挾間の話に戻しますが、Metropole Orkest BigBandとの共演は、挾間がバンドに持ち込んだ企画がきっかけだったようで、結局は現地に乗り込んで交渉して実現にこじつけたようです。
そんなインタビュー記事は、(https://note.mu/elis_ragina/n/n9664a6543d86)です。
面白いので気になる方は..。
挾間のアルバムは、これが3作めで初のライブアルバムということになります。
過去の作品は以下の通り。
"Time River"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63486002.html)
"Journey to Journey"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61742419.html)
演奏は、そういうことなのでMetropole Orkest BigBandです。メンツ詳細は割愛させてもらいます。
演奏曲は、作曲としてはすべてThelonious Monkの絡むもの。
挾間のアレンジでどう化けるかが聴きどころってことであります。
1 Thelonious
2 Ruby, My Dear
3 Friday The 13th
4 Hackensack
5 'Round Midnight
6 Epistrophy
7 Crepuscule with Nellie
拍手のあと、ピアノに他の楽器が音程を合わせていると、テナーとバリサクが掛け合いをはじめ、あちこちからいろんな楽器パートがバベブビと1音づつ撒き散らしておもむろに本編が始まる。
というオープニングがちょっとおしゃれ
いずれの曲も、跳ねるようなリズム、明るめのコードを多用した、若々しさの出たアレンジ。
リズムは、ラテン色を入れた曲を用意することで、跳ねるようなイメージをより押し出している。
コードを少しでもいじると元曲のイメージが壊れるらしく、テーマはほぼそのままの演奏しているが、楽器の使いかた、合わせかたで工夫をしているよう
低音楽器と高音楽器を明確に分けて対比すを強調する
木管楽器だけでのリフを入れる
柔らかい音色の楽器群の中に、鋭い音色を1つだけ
入れてアクセントにする
ギターを効果的に使う
等々
順当な手法も多々あると思うが、挾間固有の楽器使いってのもあるんだろうなと思わせる。
それと、ビートを強めに出してノリの良さを目立たせているのと、ソロに多くの時間を割いて、ジャズな雰囲気を増しているというのはあるか?
ベストは、4曲めにしましょう
挾間美帆 "THE MONK:LIVE AT BIMHUIS"(https://www.amazon.co.jp/dp/B078DDZBPQ/)
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