"I Remember Chet" Olegario Diaz
この盤は、新譜情報を漁っていて、アルバムタイトルでちょっと気になり、メンツを見て速攻で買いを決めています。
もっとも、Chet Baker自体を個人的にはあまり聴いていないので、アルバムタイトルだけではそう高い期待感を持つものではないが、メンツで言えば買いは必至でしょう。
リーダーのOlegario Diazは初めて聞く名前ですが他の面々はリーダー作を出すような面々をズラりと揃えていて萌えます。
Olegario Diaz(P)、Alex Sipiagin(Tp)、Seamus Blake(Ts)、Scott Colley(B)、Bill Stewart(Ds)
演奏曲は、Olegario Diazのオリジナルが2曲、Cole Porterが2曲、その他6曲というきっとChet Bakerの愛奏曲を多めに配しているんでしょう。詳細は未確認。
1. Everything I Love
2. Star Eyes
3. You'd Be So Nice To Come Home To
4. I Remenber Chet
5. You've Changed
6. Bernie's Tune
7. Rise And Fall Baker
8. CTA
9. Oh You Crazy Moon
10. Just Friends
Chet Bakerトリビュートということで、4ビート多めの真っ当なジャズらしい演奏が続く。
ただ、ここでのテーマの提示が、個人的にはあまり好きなスタイルではなくて、裏打ちを使わず表打ちを重用しているような、なんというか心地良いスウィング感を感じられないもので。
もっとも、最近ではこんなスタイルのテーマ演奏を聴くことも複数回あるので、そんな流行りがあるのかもしれないが。
テーマはお馴染みの旋律でもあるのであまり何かを言うような感じではなく、もっぱらソロでの即興に興味の対象が傾く。
リーダーのピアノは、左手がちょっと単調に過ぎるような気もするが、右手は気持ちよく動いていてこれだけのメンツを揃えているからには、相応の魅力を備えているとは思う。
何度か聴いていると、具体的には言えないがある種のクセみたいなものだと思うがそれが妙に耳に心地よくそれが麻薬的に効いてきている気がする。
Alex Sipiagin、Seamus Blakeの2管は、程よいテンポの4ビートが馴れたスタイルでの演奏に繋がり、それが過度に肩に力が入っていないとても心地よい演奏を聴かせる。
速いフレーズを織り込みながら良い意味で緊張感をあまり感じさせない朗々とした演奏を繰り広げているところが好感触。
強いて言えば、楽器は異なるが、Alex SipiaginとSeamus Blakeが似たようなテイストのソロが多いかなと感じられるところが玉に瑕か。
ベストは、10曲めにします。
"I Remember Chet" Olegario Diaz(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007568918)
もっとも、Chet Baker自体を個人的にはあまり聴いていないので、アルバムタイトルだけではそう高い期待感を持つものではないが、メンツで言えば買いは必至でしょう。
リーダーのOlegario Diazは初めて聞く名前ですが他の面々はリーダー作を出すような面々をズラりと揃えていて萌えます。
Olegario Diaz(P)、Alex Sipiagin(Tp)、Seamus Blake(Ts)、Scott Colley(B)、Bill Stewart(Ds)
演奏曲は、Olegario Diazのオリジナルが2曲、Cole Porterが2曲、その他6曲というきっとChet Bakerの愛奏曲を多めに配しているんでしょう。詳細は未確認。
1. Everything I Love
2. Star Eyes
3. You'd Be So Nice To Come Home To
4. I Remenber Chet
5. You've Changed
6. Bernie's Tune
7. Rise And Fall Baker
8. CTA
9. Oh You Crazy Moon
10. Just Friends
Chet Bakerトリビュートということで、4ビート多めの真っ当なジャズらしい演奏が続く。
ただ、ここでのテーマの提示が、個人的にはあまり好きなスタイルではなくて、裏打ちを使わず表打ちを重用しているような、なんというか心地良いスウィング感を感じられないもので。
もっとも、最近ではこんなスタイルのテーマ演奏を聴くことも複数回あるので、そんな流行りがあるのかもしれないが。
テーマはお馴染みの旋律でもあるのであまり何かを言うような感じではなく、もっぱらソロでの即興に興味の対象が傾く。
リーダーのピアノは、左手がちょっと単調に過ぎるような気もするが、右手は気持ちよく動いていてこれだけのメンツを揃えているからには、相応の魅力を備えているとは思う。
何度か聴いていると、具体的には言えないがある種のクセみたいなものだと思うがそれが妙に耳に心地よくそれが麻薬的に効いてきている気がする。
Alex Sipiagin、Seamus Blakeの2管は、程よいテンポの4ビートが馴れたスタイルでの演奏に繋がり、それが過度に肩に力が入っていないとても心地よい演奏を聴かせる。
速いフレーズを織り込みながら良い意味で緊張感をあまり感じさせない朗々とした演奏を繰り広げているところが好感触。
強いて言えば、楽器は異なるが、Alex SipiaginとSeamus Blakeが似たようなテイストのソロが多いかなと感じられるところが玉に瑕か。
ベストは、10曲めにします。
"I Remember Chet" Olegario Diaz(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007568918)
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