"For Gyumri" Tigran Hamasyan
Tigran Hamasyanは2007年に、17歳の時に録音されたアルバムってのが話題になっていましたが、
"World Passion"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a43993578.html)
出身のアルメニアの音楽をモチーフにした作品をどんどん進化させた音楽を発表しています。
その後数作は購入を見送っていますが、相変わらず巷では凄い凄いと話題になっておりまして、一旦見送ったんですが、気になったもんで買い込んできました。
自blogを漁ると、Tigran Hamasyanのソロピアノを聴くのは初めてのようです。
前作では楽器はピアノだけではありますがコーラスとの共演でありました。
その前作はECMレーベルからのリリースだったんですが、この最新作は前々作と同じくNonesuchレーベルからのリリース。
ここのところ非常に多い中堅ミュージシャンがECMレーベルからアルバムリリースをしているが、1作だけで終わりというミュージシャンより、複数タイトルを継続してリリースしている人のほうが多い印象ではあるが、1作だけってのがどっちがどっちをフッたのかとかいろいろ考えてしまうところが...。
Manfred Eicherの独裁を鑑みると、あっちがそっちを??と勘ぐりますが、はてさて。
ちなみに、ECMレーベルからリリースの前作は下記
"Luys I Luso"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63426056.html)
本作は、ソロピアノ作なのでメンツは1人だけ
Tigran Hamasyan
演奏曲は、すべてオリジナルで良いと思います。ジャケットにクレジット表記はなさそうでした。
1. Aragatz
2. Rays Of Light
3. The American
4. Self-Portrait
5. Revolving - Prayer
相変わらず、アルメニアな雰囲気をたっぷりと漂わせた音世界を披露してきているが、はっきり言って食傷な気分がゼロではないにしても、そのフレーズに魅了されているようなところもあったりし..。
このアルメニアなフレーズに荘厳な雰囲気ってのは過去作でも多少なりとも感じていたが、本作がピアノだけでサウンドがシンプルだからなのか、どことなくお経を聞いているような気分になる瞬間があるところが面白い。
もっとも、ピアノでの演奏を主体にしているが、ちょっとだけ+αな音を入れ込んでもいて、1曲めでは言葉になっていないボイスが、2曲めにちょっとだけピアノの逆再生音とかが入っていて、3曲めではボイスとともに多分口笛がちょこっと入ってくる。
後半2曲は、アルメニア色がちょっと薄めの曲。
4曲めは速いフレーズが矢継ぎ早に繰り出される 2分半の小品。
5曲めはアルメニアなフレーズをモチーフにした現代ジャズ的アプローチと聴いたが、Tigran Hamasyanのジャズ的感性を色濃く聴ける1曲になっている。
ベストは、その5曲めでしょう。
"For Gyumri" Tigran Hamasyan (http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007586185)
"World Passion"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a43993578.html)
出身のアルメニアの音楽をモチーフにした作品をどんどん進化させた音楽を発表しています。
その後数作は購入を見送っていますが、相変わらず巷では凄い凄いと話題になっておりまして、一旦見送ったんですが、気になったもんで買い込んできました。
自blogを漁ると、Tigran Hamasyanのソロピアノを聴くのは初めてのようです。
前作では楽器はピアノだけではありますがコーラスとの共演でありました。
その前作はECMレーベルからのリリースだったんですが、この最新作は前々作と同じくNonesuchレーベルからのリリース。
ここのところ非常に多い中堅ミュージシャンがECMレーベルからアルバムリリースをしているが、1作だけで終わりというミュージシャンより、複数タイトルを継続してリリースしている人のほうが多い印象ではあるが、1作だけってのがどっちがどっちをフッたのかとかいろいろ考えてしまうところが...。
Manfred Eicherの独裁を鑑みると、あっちがそっちを??と勘ぐりますが、はてさて。
ちなみに、ECMレーベルからリリースの前作は下記
"Luys I Luso"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63426056.html)
本作は、ソロピアノ作なのでメンツは1人だけ
Tigran Hamasyan
演奏曲は、すべてオリジナルで良いと思います。ジャケットにクレジット表記はなさそうでした。
1. Aragatz
2. Rays Of Light
3. The American
4. Self-Portrait
5. Revolving - Prayer
相変わらず、アルメニアな雰囲気をたっぷりと漂わせた音世界を披露してきているが、はっきり言って食傷な気分がゼロではないにしても、そのフレーズに魅了されているようなところもあったりし..。
このアルメニアなフレーズに荘厳な雰囲気ってのは過去作でも多少なりとも感じていたが、本作がピアノだけでサウンドがシンプルだからなのか、どことなくお経を聞いているような気分になる瞬間があるところが面白い。
もっとも、ピアノでの演奏を主体にしているが、ちょっとだけ+αな音を入れ込んでもいて、1曲めでは言葉になっていないボイスが、2曲めにちょっとだけピアノの逆再生音とかが入っていて、3曲めではボイスとともに多分口笛がちょこっと入ってくる。
後半2曲は、アルメニア色がちょっと薄めの曲。
4曲めは速いフレーズが矢継ぎ早に繰り出される 2分半の小品。
5曲めはアルメニアなフレーズをモチーフにした現代ジャズ的アプローチと聴いたが、Tigran Hamasyanのジャズ的感性を色濃く聴ける1曲になっている。
ベストは、その5曲めでしょう。
"For Gyumri" Tigran Hamasyan (http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007586185)
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