永武幹子トリオ (20180428)

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永武トリオを見るのは昨年8月以来と、ずいぶん間が空いてしまいました。
個人的に、最近気になるバンドの高い位置にいるので、ライブはできるだけ見たいのですが、タイミングがなかなか合わないでいたら、こんなに経ってしまいました。
 "永武幹子トリオ (20170826)" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64241452.html)

メンツは、不変の下記3人。
永武幹子(P)、落合康介(B)、服部マサツグ(Ds)

期せずして、個人的服部2デイズということになりました。


ちょっと前の用事が圧して、お店についたのが19時50分頃。
すでに7~8人のお客さんがいました。最終的には10人くらいだったと思います。

個人的に好きな席に座れて正面を見ると、ピアノが右の定位置から少し出して斜めに設置、ドラムが左奥。ベースが左手前という配置。

開演はちょっと遅めで、20時15分を過ぎたところから演奏開始。
1stセットは、ノンストップでいろんな曲を演奏すると告知して演奏スタート。
最近はこのパターンで演奏していることが多いとのこと。

3者がそれぞれの人の出かたを、それぞれの感覚として感じ取れるような状態が進化してきて良い意味で、誰かがしかける変化に機敏に反応して演奏が変わっていくスリリングな展開がなんともおもしろい。
4ビートから8ビート、フリージャズ、ロック調からクラシック調と、まぁいろんな世界が表れては消えと目まぐるしく変化していく。
途中、Hey Judeも出てきてたような!?
それが約45分延々と続くわけで、息つく暇がないとはこのことを言うというような演奏。


2ndセットは21時30分ちょっと前から、こちらは1曲ずつ区切っての演奏。
1曲にが10分強程度のじっくりと時間をかけた演奏で、しっとりめの曲からスタートして、アップテンポの曲と半々くらいだったか。
2曲めが永武オリジナルのグレイレッドというタイトルだったか、永武さんのボイスの入る曲でこれはちょっと意表を突かれた。
アンコールは、If I were a bellでこれは前回も演奏していたんでバンドのおハコになっているよう。


約8カ月ぶりに永武トリオを聴いたわけだが、その進化ぶりとバンドとしての一体感に驚くくらいで、これからもどんどん凄みを増していくと感じられ、そんなことを服部さんに伝えたら、「仲が悪いから」なんて言ってましたが(笑)

これからもコンスタントにライブを見に行きたい、行くべきバンドだと再認識いたしました。
それにしても凄かった!!

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