"Introducing Setagaya Trio" 世田谷トリオ
世田谷トリオは、世田谷在住の3人がジャムセッションの際に結成したピアノトリオと聞いています。
もう1年以上前になりますが、過去に1回ライブも見ています。
"世田谷トリオ (20160908)" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63849052.html)
その世田谷トリオのアルバムが出ているってことで、一般流通されていないので、購入できるタイミングを探してたんですが、先日の後藤篤カルテットのライブ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64466324.html)のときに岩見さんから購入したものです。
メンツは、下記3人。自Blogでは見知った名前の3人です。
高橋佑成(P)、岩見継吾(B)、吉良創太(Ds)
収録されている曲は、高橋のオリジナルが3曲、岩見のオリジナルが1曲、Edu Lobo、Thelonius Monk、John Lennon、John Coltrane、Steve Swallow、Joseph Lacalle、+2曲で全部で12曲
01 Omrai
02 Upa Neguinho
03 Thelonious
04 Unknown Tune
05 - Interlude -
06 TTR3
07 親指爆弾
08 Imagine
09 Giant Steps
10 Ladies in Mercedes
11 Tori
12 Amapola
ボーナスディスクをいただきまして
01 Pure Imagination
02 Lady Luck
03 Liquid Street
04 Congeniality
05 Bird Song
低音から高音まで縦横無尽に使い、少しアウトする気配を見せながらのダイナミックな演奏がとてもスリリングな高橋佑成のピアノ。
ゴリンとした低音での跳ねるような演奏が個性発揮の暴れた演奏って感じではないが、その分正統的なベースプレイが聴き度ことになっている岩見継吾のベース。
スウィング感のある心地良いノリを見せるドラミングから、小刻みに激しいドラミングで盛り上げていくところがゾクゾクする吉良創太のドラム。
ゆったりしたブルース調のテーマに、フリー感のあるドラムとベースが絡む1曲め
Elis Reginaの歌で有名なブラジルの古いサンバ調の曲を、軽快に小気味良く奏でる2曲め
Thelonious Monkの曲を、少しテンポを速めてエキゾチック感をさらりと聴かせる3曲め
4曲めがエレピに変えて、ゆったりしたテーマのちょっとFUSIONな雰囲気を持った曲
生ピのしっとりとした演奏から徐々に盛り上がっていく8曲め
うねうねした電子音によるテーマが気持ち悪い(褒めてます)9曲め
といった感じに、いにしえの曲から新しめの曲、ブラジル音楽からロックからと、先般聴いたライブでは、もっとスタンダードとか往年のジャズを素材にした演奏が多めだったのが、演奏の素材の幅を格段に広げていて、聴いていない約2年の間にだいぶ変化していていることを窺わせる。
全体としては、さまざまなスタイルの曲を素材にして幅広い演奏を聴かせるが、通奏的にキレがあるというか、音を繋げない演奏スタイルが大勢を占めることでパキッとした雰囲気を出しているのがこのトリオの特徴的な部分と言えそう。
購入時にボーナスディスクをいただいてて、そちらは、
演奏のクオリティ的には、なんらヒケをとるもんではなく、ただただアルバム全体のバランスと容量の関係で落としただけと思われる内容。
5曲余計に世田谷トリオの演奏が聴けて満足度上昇でありました。
ベストは、3曲めで。
もう1年以上前になりますが、過去に1回ライブも見ています。
"世田谷トリオ (20160908)" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63849052.html)
その世田谷トリオのアルバムが出ているってことで、一般流通されていないので、購入できるタイミングを探してたんですが、先日の後藤篤カルテットのライブ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64466324.html)のときに岩見さんから購入したものです。
メンツは、下記3人。自Blogでは見知った名前の3人です。
高橋佑成(P)、岩見継吾(B)、吉良創太(Ds)
収録されている曲は、高橋のオリジナルが3曲、岩見のオリジナルが1曲、Edu Lobo、Thelonius Monk、John Lennon、John Coltrane、Steve Swallow、Joseph Lacalle、+2曲で全部で12曲
01 Omrai
02 Upa Neguinho
03 Thelonious
04 Unknown Tune
05 - Interlude -
06 TTR3
07 親指爆弾
08 Imagine
09 Giant Steps
10 Ladies in Mercedes
11 Tori
12 Amapola
ボーナスディスクをいただきまして
01 Pure Imagination
02 Lady Luck
03 Liquid Street
04 Congeniality
05 Bird Song
低音から高音まで縦横無尽に使い、少しアウトする気配を見せながらのダイナミックな演奏がとてもスリリングな高橋佑成のピアノ。
ゴリンとした低音での跳ねるような演奏が個性発揮の暴れた演奏って感じではないが、その分正統的なベースプレイが聴き度ことになっている岩見継吾のベース。
スウィング感のある心地良いノリを見せるドラミングから、小刻みに激しいドラミングで盛り上げていくところがゾクゾクする吉良創太のドラム。
ゆったりしたブルース調のテーマに、フリー感のあるドラムとベースが絡む1曲め
Elis Reginaの歌で有名なブラジルの古いサンバ調の曲を、軽快に小気味良く奏でる2曲め
Thelonious Monkの曲を、少しテンポを速めてエキゾチック感をさらりと聴かせる3曲め
4曲めがエレピに変えて、ゆったりしたテーマのちょっとFUSIONな雰囲気を持った曲
生ピのしっとりとした演奏から徐々に盛り上がっていく8曲め
うねうねした電子音によるテーマが気持ち悪い(褒めてます)9曲め
といった感じに、いにしえの曲から新しめの曲、ブラジル音楽からロックからと、先般聴いたライブでは、もっとスタンダードとか往年のジャズを素材にした演奏が多めだったのが、演奏の素材の幅を格段に広げていて、聴いていない約2年の間にだいぶ変化していていることを窺わせる。
全体としては、さまざまなスタイルの曲を素材にして幅広い演奏を聴かせるが、通奏的にキレがあるというか、音を繋げない演奏スタイルが大勢を占めることでパキッとした雰囲気を出しているのがこのトリオの特徴的な部分と言えそう。
購入時にボーナスディスクをいただいてて、そちらは、
演奏のクオリティ的には、なんらヒケをとるもんではなく、ただただアルバム全体のバランスと容量の関係で落としただけと思われる内容。
5曲余計に世田谷トリオの演奏が聴けて満足度上昇でありました。
ベストは、3曲めで。
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