"My Foolish Heart" Ralph Towner
Ralph Townerを聴くのはこれが3枚めでありまして、これまで紹介したのは下記2枚。
"Chiaroscuro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59124497.html)
Open Letter"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64411427.html)
自Blogを眺めたことのある人はうすうす感じていると思うが、往年のECMレーベルの顔とか看板奏者って言われそうな人の演奏は、実はほとんど聴いてなくて、さすがにPat Methenyは聴いてますが、Keith Jarrettはstandards以前はあまり聴いてないし、Terje Rypdal, Jan Garbarek, John Surmanとか、ECMねと言われそうな名前もほぼ未聴。
なもんで、Ralph Townerはこれでも聴いている方だったりするていたらく。
ま、それで良いと思ってるんですが(開き直り)
本作は2017年リリースのソロ作なんですが図書館で借りたもの。こんな作品まで揃っている図書館って凄いと隣市をうらやむ..。
ソロ作なんでメンツは1人。クラシックギターと12弦ギターを使っているそうです。
Ralph Towner(G)
演奏曲は、My Foolish Heart以外は、Ralph Towner のオリジナルで全部で12曲という構成
1. Pilgrim
2. I'll Sing to You
3. Saunter
4. My Foolish Heart
5. Dolomiti Dance
6. Clarion Call
7. Two Poets
8. Shard
9. Ubi Sunt
10. Biding Time
11. Blue as in Bley
12. Rewind
1曲めが、バロック以前の宗教音楽的なクラシックを聴いているような感触のサウンド2曲めが、美しいアルペジオから、ちょっとバロック的な響きをほのめかすきれいなメロディ3曲めは、歯切れのよいちょっと速めのテンポの曲で、これまでの曲より躍動感がでてくる。
全体に美しい旋律を持った、クラシックテイストを大なり小なり含有しながら、しっとりとしたスローテンポからより現代的なな雰囲気を醸すほんのちょっと速めの曲まで、長くても5分、半分以上が1分台の曲を2曲含んだ3分以内に収めることで、さらりさらりと聴かせていく。
ここでの聴きどころは、曲の美しさに酔いしれる事というより、なによりもかによりも、Ralph Townerの奏でるギターのサウンドに酔いしれる事に尽きるでしょう。
響きがとてもきれいに録れているので、ギターの奏でるさまざまな音をあますことなく聴きとることができる。
ジャズは、曲を素材にして演奏者のインスピレーションから導かれる旋律(即興)の妙を楽しむところが大きいと思うが。
ここで聴かれる演奏は、同様に曲を素材にしていながら、ギターから紡ぎだされるさまざまなサウンド(表情)を楽しむところにあると認識した次第。
ベストは、5曲めにしましょう。
"My Foolish Heart" Ralph Towner(https://www.amazon.co.jp/dp/B01MZZ525F/)
"Chiaroscuro"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59124497.html)
Open Letter"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64411427.html)
自Blogを眺めたことのある人はうすうす感じていると思うが、往年のECMレーベルの顔とか看板奏者って言われそうな人の演奏は、実はほとんど聴いてなくて、さすがにPat Methenyは聴いてますが、Keith Jarrettはstandards以前はあまり聴いてないし、Terje Rypdal, Jan Garbarek, John Surmanとか、ECMねと言われそうな名前もほぼ未聴。
なもんで、Ralph Townerはこれでも聴いている方だったりするていたらく。
ま、それで良いと思ってるんですが(開き直り)
本作は2017年リリースのソロ作なんですが図書館で借りたもの。こんな作品まで揃っている図書館って凄いと隣市をうらやむ..。
ソロ作なんでメンツは1人。クラシックギターと12弦ギターを使っているそうです。
Ralph Towner(G)
演奏曲は、My Foolish Heart以外は、Ralph Towner のオリジナルで全部で12曲という構成
1. Pilgrim
2. I'll Sing to You
3. Saunter
4. My Foolish Heart
5. Dolomiti Dance
6. Clarion Call
7. Two Poets
8. Shard
9. Ubi Sunt
10. Biding Time
11. Blue as in Bley
12. Rewind
1曲めが、バロック以前の宗教音楽的なクラシックを聴いているような感触のサウンド2曲めが、美しいアルペジオから、ちょっとバロック的な響きをほのめかすきれいなメロディ3曲めは、歯切れのよいちょっと速めのテンポの曲で、これまでの曲より躍動感がでてくる。
全体に美しい旋律を持った、クラシックテイストを大なり小なり含有しながら、しっとりとしたスローテンポからより現代的なな雰囲気を醸すほんのちょっと速めの曲まで、長くても5分、半分以上が1分台の曲を2曲含んだ3分以内に収めることで、さらりさらりと聴かせていく。
ここでの聴きどころは、曲の美しさに酔いしれる事というより、なによりもかによりも、Ralph Townerの奏でるギターのサウンドに酔いしれる事に尽きるでしょう。
響きがとてもきれいに録れているので、ギターの奏でるさまざまな音をあますことなく聴きとることができる。
ジャズは、曲を素材にして演奏者のインスピレーションから導かれる旋律(即興)の妙を楽しむところが大きいと思うが。
ここで聴かれる演奏は、同様に曲を素材にしていながら、ギターから紡ぎだされるさまざまなサウンド(表情)を楽しむところにあると認識した次第。
ベストは、5曲めにしましょう。
"My Foolish Heart" Ralph Towner(https://www.amazon.co.jp/dp/B01MZZ525F/)
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