"Noir En Rouge - LIVE" Jeremy Pelt
Jeremy Peltの新作は、パリでのライブ。
ここのところほぼ毎年コンスタントに1枚リリースするというペースを維持してきているが、これまでは、メンツを変えてたり編成を変えてたりと趣向のバリエーションを拡大するような形態でのリリースが主体であったが、本作は、前作"Make Noise!"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64064673.html)のライブを収録したアルバムということになります。
Jeremy Peltのライブ盤は、過去に2枚しか出ておらず、
JAZZ INCORPORATED名義の
"Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60555890.html)
Jeremy Peltの名前を強烈に印象付けられた
"Shock Value live at smoke"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a49796080.html)
ということで、メンツは昨年のアルバムと同じ陣容の5人。
Jeremy Pelt(Tp)、Victor Gould(P)、Vicente Archer(B)、Jonathan Barber(Ds)、Jacquelene Acevedo(Per)
演奏曲は、Jeremy Peltのオリジナルが6曲を占めるが、前作で演奏していたのは1,5,8の3曲だけという布陣。
1. Make Noise!
2. Re-Invention
3. Sir Carter
4. Black Love Stories
5. Evolution
6. I Will Wait for You
7. Melody for V
8. Chateau d'Eau
メリハリの効いたしっかりとした演奏が気合の高さをうかがわせるJeremy Peltがフロント。
強めの打鍵でメロディアスに美旋律を奏でたかと思ったら、乱れ打ちの如くにフレーズを振りまく幅広い対応力をみせるVictor Gouldのピアノ。これがなんとも格好良い。
そして、Vicente Archerのベース。速い曲ではビートを強調し、ゆったりめの曲では旋律的なアプローチと曲に合わせてメロディアスなフレーズを駆使してのバッキングは盤石としか言いようがない。
曲によってはほとんど目立たないのがJacquelene Acevedoのパーカッション。
が、重厚な演奏をする面々の中で軽さを出す効果がライブでより引き立っている印象で、1曲めとか4曲めとか8曲めとか..、ほどよく前面に出てくるとしっかり良い味出してくる。
シンバルを基に据えたドラミングで、きっちりとビートを刻みながらもいくときはいくよっと叩きまくる場面も見せるドラムは、Jonathan Barber。
4ビート8ビート基調のちょっとモーダルな雰囲気を持った楽曲を中心に、緩急を織り交ぜた曲構成。
ライブなんでメリハリをつける意味でもしっかりとしたバラード演奏しているが、全体としてはガツンとした演奏に魅力を感じるのは個人的嗜好の贔屓めがあるにしても、あたらずとも遠からずでしょう。
ベストは、7曲めで。
"Noir En Rouge - LIVE" Jeremy Pelt(https://www.amazon.co.jp/dp/B079P9BZBX/)
ここのところほぼ毎年コンスタントに1枚リリースするというペースを維持してきているが、これまでは、メンツを変えてたり編成を変えてたりと趣向のバリエーションを拡大するような形態でのリリースが主体であったが、本作は、前作"Make Noise!"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64064673.html)のライブを収録したアルバムということになります。
Jeremy Peltのライブ盤は、過去に2枚しか出ておらず、
JAZZ INCORPORATED名義の
"Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60555890.html)
Jeremy Peltの名前を強烈に印象付けられた
"Shock Value live at smoke"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a49796080.html)
ということで、メンツは昨年のアルバムと同じ陣容の5人。
Jeremy Pelt(Tp)、Victor Gould(P)、Vicente Archer(B)、Jonathan Barber(Ds)、Jacquelene Acevedo(Per)
演奏曲は、Jeremy Peltのオリジナルが6曲を占めるが、前作で演奏していたのは1,5,8の3曲だけという布陣。
1. Make Noise!
2. Re-Invention
3. Sir Carter
4. Black Love Stories
5. Evolution
6. I Will Wait for You
7. Melody for V
8. Chateau d'Eau
メリハリの効いたしっかりとした演奏が気合の高さをうかがわせるJeremy Peltがフロント。
強めの打鍵でメロディアスに美旋律を奏でたかと思ったら、乱れ打ちの如くにフレーズを振りまく幅広い対応力をみせるVictor Gouldのピアノ。これがなんとも格好良い。
そして、Vicente Archerのベース。速い曲ではビートを強調し、ゆったりめの曲では旋律的なアプローチと曲に合わせてメロディアスなフレーズを駆使してのバッキングは盤石としか言いようがない。
曲によってはほとんど目立たないのがJacquelene Acevedoのパーカッション。
が、重厚な演奏をする面々の中で軽さを出す効果がライブでより引き立っている印象で、1曲めとか4曲めとか8曲めとか..、ほどよく前面に出てくるとしっかり良い味出してくる。
シンバルを基に据えたドラミングで、きっちりとビートを刻みながらもいくときはいくよっと叩きまくる場面も見せるドラムは、Jonathan Barber。
4ビート8ビート基調のちょっとモーダルな雰囲気を持った楽曲を中心に、緩急を織り交ぜた曲構成。
ライブなんでメリハリをつける意味でもしっかりとしたバラード演奏しているが、全体としてはガツンとした演奏に魅力を感じるのは個人的嗜好の贔屓めがあるにしても、あたらずとも遠からずでしょう。
ベストは、7曲めで。
"Noir En Rouge - LIVE" Jeremy Pelt(https://www.amazon.co.jp/dp/B079P9BZBX/)
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