"Currents, Constellations" The Nels Cline 4
Nels Clineの前作は、2016年のベスト(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63970231.html)に挙げた2枚組の↓でありました。
"Lovers" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63915967.html)
それから2年ぶりの作品になる本作は2ギターのカルテットという構成。
その、もう一人のギターがJulian Lageだから豪華なもんです。
この2人は2015年にデュオ作を出していまして、アルバムとしては2回めの共演になりまして、相性が良かったということなんでしょう。その共演作は
"Room" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63039046.html)
さらに、個人的には聴取率が高いScott Colleyが参加している、そんなメンツは以下の通り。
Nels Cline(G)、Julian Lage(G)、Scott Colley(B)、Tom Rainey(Ds)
演奏曲は、Carla Bleyが1曲(Temporarily)と、Nels Clineのオリジナル7曲という構成。
1. Furtive
2. Swing Ghost '59
3. Imperfect 10
4. As Close As That
5. Amenette
6. Temporarily
7. River Mouth (Parts 1 & 2)
8. For Each, A Flower
ジャズというよりは、フォークっぽい曲調、ロックな熱い演奏、美旋律の幻想的な演奏に、エスニックな雰囲気の曲等々、さらに前衛的な展開なんかも盛り込んだ多彩な色合いを感じさせる作風。
というか、非4ビートな曲が多く、だからといってしっかりとしたビートがあるわけでもなく、さりとてフリージャズな雰囲気も希薄で。
と、ジャンルで聴くようなサウンドにはなっておらず、 2本のギターを中心に4者のサウンドを楽しむべき作風。
そのNels Cline, Julian Lageという2大巨頭ともいえる2本のギターの変幻自在な演奏のおもしろさが、なんといっても一番の聴きどころ。
2人の名手が繰り広げる息のあった演奏、阿吽の呼吸でのソロの交歓、そしてバトル然とした丁々発止の演奏と、ほとんどの場面で多かれ少なかれ緊張感のある演奏が繰り広げられる。
そしてそんなギターの演奏をバックアップし煽っていくのが、ドラムとベースなわけで、グイングインと後押ししていくような演奏をするベースに、ドロりとしたバスドラムのサウンドで低音を響かせながら煽ってくるドラムが後押しをする。
これも、見事に聴き応えのある演奏に仕上がっている。
ベストは3曲めにします。
"Currents, Constellations" The Nels Cline 4 (https://www.amazon.co.jp/dp/B079NBPNWW/)
"Lovers" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63915967.html)
それから2年ぶりの作品になる本作は2ギターのカルテットという構成。
その、もう一人のギターがJulian Lageだから豪華なもんです。
この2人は2015年にデュオ作を出していまして、アルバムとしては2回めの共演になりまして、相性が良かったということなんでしょう。その共演作は
"Room" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63039046.html)
さらに、個人的には聴取率が高いScott Colleyが参加している、そんなメンツは以下の通り。
Nels Cline(G)、Julian Lage(G)、Scott Colley(B)、Tom Rainey(Ds)
演奏曲は、Carla Bleyが1曲(Temporarily)と、Nels Clineのオリジナル7曲という構成。
1. Furtive
2. Swing Ghost '59
3. Imperfect 10
4. As Close As That
5. Amenette
6. Temporarily
7. River Mouth (Parts 1 & 2)
8. For Each, A Flower
ジャズというよりは、フォークっぽい曲調、ロックな熱い演奏、美旋律の幻想的な演奏に、エスニックな雰囲気の曲等々、さらに前衛的な展開なんかも盛り込んだ多彩な色合いを感じさせる作風。
というか、非4ビートな曲が多く、だからといってしっかりとしたビートがあるわけでもなく、さりとてフリージャズな雰囲気も希薄で。
と、ジャンルで聴くようなサウンドにはなっておらず、 2本のギターを中心に4者のサウンドを楽しむべき作風。
そのNels Cline, Julian Lageという2大巨頭ともいえる2本のギターの変幻自在な演奏のおもしろさが、なんといっても一番の聴きどころ。
2人の名手が繰り広げる息のあった演奏、阿吽の呼吸でのソロの交歓、そしてバトル然とした丁々発止の演奏と、ほとんどの場面で多かれ少なかれ緊張感のある演奏が繰り広げられる。
そしてそんなギターの演奏をバックアップし煽っていくのが、ドラムとベースなわけで、グイングインと後押ししていくような演奏をするベースに、ドロりとしたバスドラムのサウンドで低音を響かせながら煽ってくるドラムが後押しをする。
これも、見事に聴き応えのある演奏に仕上がっている。
ベストは3曲めにします。
"Currents, Constellations" The Nels Cline 4 (https://www.amazon.co.jp/dp/B079NBPNWW/)
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