"Live" Terence Blanchard / E-collective
Terence Blanchardのリーダー作を買うのは、2013年の↓依頼。
"Magnetic"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62315567.html)
前作はでしたが、
"Breathless" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00VNQWULM)
これは買っていません。とくにリーダー作のリリースを気にしていたわけでも、買おうと意気込んでいるわけでもないんですが、その割には良い頻度で買って聴いているのは、なにか気にとまる要因があるんだとは思いますが..。
ギターのCharles Alturaは、chick corea "Vigil"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62118193.html)から数作で聴いている人。
Fabian Almazanは、リーダー作が昨年リリースされてる人
"Alcanza"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64189760.html)
と、メンツ面でもちょっと気になる要素は存在しています。
Terence Blanchard(key,tp)
Charles Altura(el-g) David Ginyard Jr.(el-b)
Fabian Almazan(key,p) Oscar Seaton(ds) Dr. Cornel West(spoken words)
演奏曲は、Marcus MillerとCharles Alturaが1曲ずつと、残り5曲がTerence Blanchardのオリジナル。
01. Hannibal
02. Kaos
03. Unchanged
04. Soldiers
05. Dear Jimi
06. Can Anyone Hear Me
07. Choices
キレのあるドラムビートと低音を強く出してくるエレベによるファンク色を強く感じるサウンド。
そんな気配は、1曲めに晩年のMiles Davisを持ってくるところで、聴く前からちょっと予測はできるか。
フロントを担うのが、エレギを露払いにした電気エフェクトをかけたTerence Blanchardのトランペットのサウンドで、エレギのちょっとだけ歪ませた音色での流暢なフレーズがロック色を増長している、そんなエレギに輪をかけてトランペットのとんがったサウンドが目立っているか。
さらに4曲めでは黒人音楽によくあるボイスが入って、ラップではない、新しい(と言うか、もうちょっと古いという方が正しいか)ブラックミュージックを進展させていこうというような気概を感じる。
それでいながら、ピアノが前面に出てくると、とたんにジャズ濃度が上昇してくるようなところがあってFabian Almazanのスタイルが強烈であることをしっかりと認識させられる。
2曲めとか、7曲めとか、それが顕著か。
5曲めとかいかにもFusionなサウンドを含んでいたりとか、ちょっと…な展開もあるにはあるが、基本的にラップが苦手なクチには、ラップを廃した新しいブラックミュージックという意味では嬉しいチャレンジではある。
が、目新しいサウンドと言えるものになっているかと言われると、Fabian Almazanの演奏がもっと全体に融合してくると面白い展開になるんじゃないかとも思って見たり。
ベストは6曲めにしましょう。
"Live" Terence Blanchard / E-collective(https://www.amazon.co.jp/dp/B07B64T2VH/)
"Magnetic"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62315567.html)
前作はでしたが、
"Breathless" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00VNQWULM)
これは買っていません。とくにリーダー作のリリースを気にしていたわけでも、買おうと意気込んでいるわけでもないんですが、その割には良い頻度で買って聴いているのは、なにか気にとまる要因があるんだとは思いますが..。
ギターのCharles Alturaは、chick corea "Vigil"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62118193.html)から数作で聴いている人。
Fabian Almazanは、リーダー作が昨年リリースされてる人
"Alcanza"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64189760.html)
と、メンツ面でもちょっと気になる要素は存在しています。
Terence Blanchard(key,tp)
Charles Altura(el-g) David Ginyard Jr.(el-b)
Fabian Almazan(key,p) Oscar Seaton(ds) Dr. Cornel West(spoken words)
演奏曲は、Marcus MillerとCharles Alturaが1曲ずつと、残り5曲がTerence Blanchardのオリジナル。
01. Hannibal
02. Kaos
03. Unchanged
04. Soldiers
05. Dear Jimi
06. Can Anyone Hear Me
07. Choices
キレのあるドラムビートと低音を強く出してくるエレベによるファンク色を強く感じるサウンド。
そんな気配は、1曲めに晩年のMiles Davisを持ってくるところで、聴く前からちょっと予測はできるか。
フロントを担うのが、エレギを露払いにした電気エフェクトをかけたTerence Blanchardのトランペットのサウンドで、エレギのちょっとだけ歪ませた音色での流暢なフレーズがロック色を増長している、そんなエレギに輪をかけてトランペットのとんがったサウンドが目立っているか。
さらに4曲めでは黒人音楽によくあるボイスが入って、ラップではない、新しい(と言うか、もうちょっと古いという方が正しいか)ブラックミュージックを進展させていこうというような気概を感じる。
それでいながら、ピアノが前面に出てくると、とたんにジャズ濃度が上昇してくるようなところがあってFabian Almazanのスタイルが強烈であることをしっかりと認識させられる。
2曲めとか、7曲めとか、それが顕著か。
5曲めとかいかにもFusionなサウンドを含んでいたりとか、ちょっと…な展開もあるにはあるが、基本的にラップが苦手なクチには、ラップを廃した新しいブラックミュージックという意味では嬉しいチャレンジではある。
が、目新しいサウンドと言えるものになっているかと言われると、Fabian Almazanの演奏がもっと全体に融合してくると面白い展開になるんじゃないかとも思って見たり。
ベストは6曲めにしましょう。
"Live" Terence Blanchard / E-collective(https://www.amazon.co.jp/dp/B07B64T2VH/)
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