渡辺翔太 "Awareness"
このアルバムも石若買いで、新譜情報を漁っていて見つけたもの。
しかし、毎月とは言わないが高頻度に参加アルバムが見つかる、石若の引っ張りだこ具合ってのが尋常でないことが判ります。
メンツは、ピアノトリオに、2曲でボーカルが客演する。そのボーカルがものんくるの吉田沙良っても興味津々なところ。
"世界はここにしかないって上手に言って"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64210001.html)
渡辺翔太は、上記ものんくる盤で聴いている人、井上銘のSTEREO CHAMP(https://www.amazon.co.jp/dp/B071RQRTKN/)
にも参加しているようだが、未聴..。
というメンツは以下の通り。
渡辺翔太(P/Keys)、若井俊也(B)、石若駿(Ds)
吉田沙良(Vo) ※M4,7
演奏曲は、すべて渡辺翔太のオリジナルで、4曲めの作詞は吉田沙良。
1. North Bird
2. Ants Love Juice
3. Aruku
4. かなめ
5. Saga of Little Bear
6. Sign
7. Color of Numbers
8. Goodbye and Hello
曲調は、コンテンポラリ系の範疇になると思うが、少し日本的なテイスト(演歌、民謡というより童謡かな?)を感じさせるようなものが多め。
ビート感だったり、疾走感だったり、ちゃんと拍を感じさせる要素はあるのだが、しっかり聴いているとビートを刻んでいる楽器がいなかったり、あまり明瞭に拍を感じさせなかったり、という場面があってちょっと不思議な気分にさせられる。
ピアノはテーマもソロもメロディアスな旋律を柔らかめなタッチ奏でるスタイルで、モダンなコードも駆使するが、基本は非常に美しい音色で聴かせる。左手をあまり活躍させるような感じでもないか。
ドラムは石若なんでビート感はあってもビートは刻まない。
それにつけても、このドラムが入ることで演奏に躍動感が生まれるのは、いつものことながら圧巻であります。
ベースもリズムキープを前面に出すというよりはメロディアスなフレーズに徹する感じで、演奏の彩には良い効果を出している印象。
しかし、このベースが良い味出しているなぁと、あらためて調べてみると、1988年生まれの若手でありながら、本田珠也とケイ赤城トリオのメンバーで、さすがの実力者でありました。
6曲めでラテン調バラード、7曲めでエレピを使った演奏で雰囲気を変え、その7曲めでスキャット、3つ前の4曲めでボーカルと吉田沙良が入るのが、しっとりとした吉田のボーカルが、心地良く沁みる。
そして石若のドラムがしっかりビートを刻んでいるのが、逆に新鮮だったり..。
5曲め冒頭に入っている子供の声は、ちょっと違和感があるかなぁ。
ベストは、7曲めにしましょう。
渡辺翔太 "Awareness"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BLHMX5X/)
しかし、毎月とは言わないが高頻度に参加アルバムが見つかる、石若の引っ張りだこ具合ってのが尋常でないことが判ります。
メンツは、ピアノトリオに、2曲でボーカルが客演する。そのボーカルがものんくるの吉田沙良っても興味津々なところ。
"世界はここにしかないって上手に言って"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64210001.html)
渡辺翔太は、上記ものんくる盤で聴いている人、井上銘のSTEREO CHAMP(https://www.amazon.co.jp/dp/B071RQRTKN/)
にも参加しているようだが、未聴..。
というメンツは以下の通り。
渡辺翔太(P/Keys)、若井俊也(B)、石若駿(Ds)
吉田沙良(Vo) ※M4,7
演奏曲は、すべて渡辺翔太のオリジナルで、4曲めの作詞は吉田沙良。
1. North Bird
2. Ants Love Juice
3. Aruku
4. かなめ
5. Saga of Little Bear
6. Sign
7. Color of Numbers
8. Goodbye and Hello
曲調は、コンテンポラリ系の範疇になると思うが、少し日本的なテイスト(演歌、民謡というより童謡かな?)を感じさせるようなものが多め。
ビート感だったり、疾走感だったり、ちゃんと拍を感じさせる要素はあるのだが、しっかり聴いているとビートを刻んでいる楽器がいなかったり、あまり明瞭に拍を感じさせなかったり、という場面があってちょっと不思議な気分にさせられる。
ピアノはテーマもソロもメロディアスな旋律を柔らかめなタッチ奏でるスタイルで、モダンなコードも駆使するが、基本は非常に美しい音色で聴かせる。左手をあまり活躍させるような感じでもないか。
ドラムは石若なんでビート感はあってもビートは刻まない。
それにつけても、このドラムが入ることで演奏に躍動感が生まれるのは、いつものことながら圧巻であります。
ベースもリズムキープを前面に出すというよりはメロディアスなフレーズに徹する感じで、演奏の彩には良い効果を出している印象。
しかし、このベースが良い味出しているなぁと、あらためて調べてみると、1988年生まれの若手でありながら、本田珠也とケイ赤城トリオのメンバーで、さすがの実力者でありました。
6曲めでラテン調バラード、7曲めでエレピを使った演奏で雰囲気を変え、その7曲めでスキャット、3つ前の4曲めでボーカルと吉田沙良が入るのが、しっとりとした吉田のボーカルが、心地良く沁みる。
そして石若のドラムがしっかりビートを刻んでいるのが、逆に新鮮だったり..。
5曲め冒頭に入っている子供の声は、ちょっと違和感があるかなぁ。
ベストは、7曲めにしましょう。
渡辺翔太 "Awareness"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BLHMX5X/)
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