永武幹子, 岩見継吾デュオ 独壇場+ (20180813)
永武さんのライブを見るのは、今年5月の増尾好秋とのデュオ依頼。
"永武幹子+増尾好秋(20180521)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64503352.html)
このときのライブは独壇場の拡大版でしたが、今回も独壇場枠での開催。
No Trunksでの月曜のライブを「独壇場」と名付け、若手ミュージシャンがソロかデュオで21時から1時間1セットの演奏をするライブです。
舞台セッティングは、最近多いピアノを左側に移したもので、ドアの前にベーシストが立ちます。
ほぼ定刻に、「以前セッションをしたことはあるが、ちゃんとした形での共演は初めてである」とのMCから演奏スタート。
粒立ちのあるピアノに粒立ちのあるベースでの応酬が楽しい1曲めから、美旋律をしっとりと奏でていく2曲めと、幅広い曲調の演奏を取り込んだ選曲。
岩見の弦をネックにあててバチバチ言わす奏法を多用して永武のピアノを煽る、それに呼応してダイナミックな美旋律から速いフレーズへと、変幻自在なソロを繰り広げる。
そして、しっとりめの曲では絶妙のコンビネーションで聴かせるデュオ演奏の美しさ素晴らしさにうっとりさせられる。
途中エンディングの直前で永武のエモーショナルな演奏に岩見が入る隙を延々見定めていたりと、初顔合わせの予定調和的演奏に陥ることなく、ヒリヒリするようなスリリングなとはいかないがその場その場で双方が双方の演奏に呼応した演奏を繰り広げているのがしっかり感じとれる。
曲は、Carla Bley, Misha Mengelberg, Duke Ellington, Pharoah Sanders等のジャズメンオリジナルを中心にしたもので、オリジナルは皆無だったと記憶。
本編最後のPharoah Sanders の "Hum Allah Hum Allah Hum Allah"では両者が歌まで歌いだしての、結構な盛り上がりに聴く側も心地良くどっぷりと聴き入る。
アンコールにもしっかり応えてくれ、ブルースのリクエストにガッツリの長いベースソロのあとに、フリー要素を少し感じさせるピアノソロ。
続いて、ピアノとベースのハードな応酬になだれ込むという展開で半分即興半分既成曲(Straight, No Chaser)のような演奏を楽しませてくれて大団円
お客さんもこの時期には多い16人いたんじゃないかという盛況具合、アンコール含めて1時間強のたっぷりと演奏してくれました。
"永武幹子+増尾好秋(20180521)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64503352.html)
このときのライブは独壇場の拡大版でしたが、今回も独壇場枠での開催。
No Trunksでの月曜のライブを「独壇場」と名付け、若手ミュージシャンがソロかデュオで21時から1時間1セットの演奏をするライブです。
舞台セッティングは、最近多いピアノを左側に移したもので、ドアの前にベーシストが立ちます。
ほぼ定刻に、「以前セッションをしたことはあるが、ちゃんとした形での共演は初めてである」とのMCから演奏スタート。
粒立ちのあるピアノに粒立ちのあるベースでの応酬が楽しい1曲めから、美旋律をしっとりと奏でていく2曲めと、幅広い曲調の演奏を取り込んだ選曲。
岩見の弦をネックにあててバチバチ言わす奏法を多用して永武のピアノを煽る、それに呼応してダイナミックな美旋律から速いフレーズへと、変幻自在なソロを繰り広げる。
そして、しっとりめの曲では絶妙のコンビネーションで聴かせるデュオ演奏の美しさ素晴らしさにうっとりさせられる。
途中エンディングの直前で永武のエモーショナルな演奏に岩見が入る隙を延々見定めていたりと、初顔合わせの予定調和的演奏に陥ることなく、ヒリヒリするようなスリリングなとはいかないがその場その場で双方が双方の演奏に呼応した演奏を繰り広げているのがしっかり感じとれる。
曲は、Carla Bley, Misha Mengelberg, Duke Ellington, Pharoah Sanders等のジャズメンオリジナルを中心にしたもので、オリジナルは皆無だったと記憶。
本編最後のPharoah Sanders の "Hum Allah Hum Allah Hum Allah"では両者が歌まで歌いだしての、結構な盛り上がりに聴く側も心地良くどっぷりと聴き入る。
アンコールにもしっかり応えてくれ、ブルースのリクエストにガッツリの長いベースソロのあとに、フリー要素を少し感じさせるピアノソロ。
続いて、ピアノとベースのハードな応酬になだれ込むという展開で半分即興半分既成曲(Straight, No Chaser)のような演奏を楽しませてくれて大団円
お客さんもこの時期には多い16人いたんじゃないかという盛況具合、アンコール含めて1時間強のたっぷりと演奏してくれました。
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