永武幹子 Trio "Collection 1"
レギュラートリオに限らず頻度高くNo Trunksでのライブを見ている永武幹子の初音源です。
これまでのレギュラートリオの観戦記は以下の通り。もうちょっと聴いてた気がしてたが3つでした..。
永武幹子 トリオ (20170322) (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64071218.html)
永武幹子トリオ (20170826) (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64241452.html)
永武幹子トリオ (20180428) (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64482369.html)
これらライブの後の2018/05/28(月)に柏Nardisで行われたライブを録音して、CD-Rリリースしたのが本作。
これは流通には乗っておらず、本人から直接の購入になります。でも、もう在庫少なそう..。
メンツはレギュラートリオである以下の3人。
永武幹子(P)、落合康介(B)、服部マサツグ(Ds)
演奏曲は、1曲を除いてすべて永武のオリジナル。
1 Throw Away
2 Twenty One
3 My Ship
4 I'm Just Awake
5 Grotta Azzurra
6 Gold Has Twelve Fingers
7 Leaving
8 If I WereA Bell
全体的には、いつもの強めのタッチで繰り出されるエモーショナルなフレーズが「ほとばしる」という表現が適切か。
フリーな演奏に行く場面はほぼ皆無で、バップ的に古いスタイルの演奏に傾倒していく場面のほうが多い印象。
6曲めが一番フリーに傾いた演奏で、後半は6/8拍子の西アジアぽい?リズムになだれ込む。
普段のこのトリオの演奏はもう少しフリーの気配が濃いめだと思って思っている。
1曲めの冒頭と最後で、さざ波のようなゆったりとした抑揚を女性的なタッチで奏でていく演奏がちょっと特別感のある演奏。
3曲めのスローな曲でもタッチは強めで押し通している(エンディングは、だいぶ柔らかなタッチになってはいるが。)
だけにこの演奏は、意表をつかれた感じ。
もっとも演奏するたびにどう展開するか演っている本人達も楽しみにしているらしく、上述の3つのライブでも
おもちゃのピアノ持参、他人の曲とオリジナルを分離したセット構成、前半は即興だけの演奏
と、異なる構成でそれぞれスリリングな演奏を聴かせていた。
なもんで、この演奏も彼らのある時期の一端を切り取っただけということなので、普段の演奏をこの録音で
判断するのもちともったいない。
とはいえ、2曲めを筆頭に、ゴリっとしたベースとドラムに低音の凄みを効かせたピアノというこのトリオの本領発揮的な演奏は充分に楽しめる内容にはなっていると思う。
ベストは、5曲めにしましょう。
これまでのレギュラートリオの観戦記は以下の通り。もうちょっと聴いてた気がしてたが3つでした..。
永武幹子 トリオ (20170322) (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64071218.html)
永武幹子トリオ (20170826) (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64241452.html)
永武幹子トリオ (20180428) (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64482369.html)
これらライブの後の2018/05/28(月)に柏Nardisで行われたライブを録音して、CD-Rリリースしたのが本作。
これは流通には乗っておらず、本人から直接の購入になります。でも、もう在庫少なそう..。
メンツはレギュラートリオである以下の3人。
永武幹子(P)、落合康介(B)、服部マサツグ(Ds)
演奏曲は、1曲を除いてすべて永武のオリジナル。
1 Throw Away
2 Twenty One
3 My Ship
4 I'm Just Awake
5 Grotta Azzurra
6 Gold Has Twelve Fingers
7 Leaving
8 If I WereA Bell
全体的には、いつもの強めのタッチで繰り出されるエモーショナルなフレーズが「ほとばしる」という表現が適切か。
フリーな演奏に行く場面はほぼ皆無で、バップ的に古いスタイルの演奏に傾倒していく場面のほうが多い印象。
6曲めが一番フリーに傾いた演奏で、後半は6/8拍子の西アジアぽい?リズムになだれ込む。
普段のこのトリオの演奏はもう少しフリーの気配が濃いめだと思って思っている。
1曲めの冒頭と最後で、さざ波のようなゆったりとした抑揚を女性的なタッチで奏でていく演奏がちょっと特別感のある演奏。
3曲めのスローな曲でもタッチは強めで押し通している(エンディングは、だいぶ柔らかなタッチになってはいるが。)
だけにこの演奏は、意表をつかれた感じ。
もっとも演奏するたびにどう展開するか演っている本人達も楽しみにしているらしく、上述の3つのライブでも
おもちゃのピアノ持参、他人の曲とオリジナルを分離したセット構成、前半は即興だけの演奏
と、異なる構成でそれぞれスリリングな演奏を聴かせていた。
なもんで、この演奏も彼らのある時期の一端を切り取っただけということなので、普段の演奏をこの録音で
判断するのもちともったいない。
とはいえ、2曲めを筆頭に、ゴリっとしたベースとドラムに低音の凄みを効かせたピアノというこのトリオの本領発揮的な演奏は充分に楽しめる内容にはなっていると思う。
ベストは、5曲めにしましょう。
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