Jon Irabagon "Dr. Quixotic's Traveling Exotics"
以前、この盤とほぼ同じメンツのアルバムを聴いていまして、これがちょっと面白かった記憶がありまして、その新作が自主製作でリリースされているのは、リリースの時点でチェックできていたんですが、得てしてJon Irabagon盤は価格高め設定なものが多くでなかなか買いにくい。
なもんで、Jon Irabagon盤はこれが2つめの紹介なんですが、これは買いたいと目論んでいたところ、先日の輸入盤10%offセールの時に在庫があったものをタイミング良く購入してきたもの。
"Behind the Sky"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63570500.html)
メンツは、上記作品のトランペットがTom HarrellからTim Hagansに変化しているだけで、音楽性に大差ない
ことが容易に想像できる。
Jon Irabagon(Ts)、Luis Perdomo(P)、Yasushi Nakamura(B)、Rudy Royston(Ds)、Tim Hagans(Tp)
演奏曲は下記6曲すべて、Jon Irabagonのオリジナル。
1. The Demon Barber of Fleet Week
2. Emotional Physics/The Things
3. You Own Your Own
4. The Bo'ness Monster
5. Pretty Like North Dakota
6. Taipei Personality
良く弾むリズムに、ビンビン響くベース、スウィンギーだったりテンション高くノリの良いリズムにストイックなサックスがぶいぶいと主張してくると、間隙を縫ってトランペットがビビっと切り込んでくる。
そして、ときにピアノが攻めの姿勢に転じて、加勢し過激さが増してくる。
がっつりとしたリズムのハードな演奏が繰り広げられる。
幅広い表現を、然るべきところで然るべき量だけ繰り出し、演奏に喝を入れ多彩な表情に彩りを添えてくるLuis Perdomoのピアノ。
直近のリーダー作がちょっとだったんで、バッキングで良い仕事をする才能って認識に個人的には傾いてきているのは余談。
これくらいのテンションだとRudy Roystonのドラムの音数が演奏を煽る方に作用して気持ち良い。
テーマからソロが終わって、終盤に向かってテンションが上がっていくその直前でのこれでもかってくらいの乱れ打ちは清々しいくらい。
この盤での白眉は、Yasushi Nakamuraのベースで、跳ねるようなサウンドでメロディアスでありながら凄みの効いたサウンドで、演奏全体を締め上げながらも、熱気を上昇させていく。
このバンドのアルバムはがっつりハードでありながら、ノリの良い演奏で、結構ツボにはまってます。
ベストは3曲めでしょう。
Jon Irabagon "Dr. Quixotic's Traveling Exotics"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07CVR87XV/)
なもんで、Jon Irabagon盤はこれが2つめの紹介なんですが、これは買いたいと目論んでいたところ、先日の輸入盤10%offセールの時に在庫があったものをタイミング良く購入してきたもの。
"Behind the Sky"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63570500.html)
メンツは、上記作品のトランペットがTom HarrellからTim Hagansに変化しているだけで、音楽性に大差ない
ことが容易に想像できる。
Jon Irabagon(Ts)、Luis Perdomo(P)、Yasushi Nakamura(B)、Rudy Royston(Ds)、Tim Hagans(Tp)
演奏曲は下記6曲すべて、Jon Irabagonのオリジナル。
1. The Demon Barber of Fleet Week
2. Emotional Physics/The Things
3. You Own Your Own
4. The Bo'ness Monster
5. Pretty Like North Dakota
6. Taipei Personality
良く弾むリズムに、ビンビン響くベース、スウィンギーだったりテンション高くノリの良いリズムにストイックなサックスがぶいぶいと主張してくると、間隙を縫ってトランペットがビビっと切り込んでくる。
そして、ときにピアノが攻めの姿勢に転じて、加勢し過激さが増してくる。
がっつりとしたリズムのハードな演奏が繰り広げられる。
幅広い表現を、然るべきところで然るべき量だけ繰り出し、演奏に喝を入れ多彩な表情に彩りを添えてくるLuis Perdomoのピアノ。
直近のリーダー作がちょっとだったんで、バッキングで良い仕事をする才能って認識に個人的には傾いてきているのは余談。
これくらいのテンションだとRudy Roystonのドラムの音数が演奏を煽る方に作用して気持ち良い。
テーマからソロが終わって、終盤に向かってテンションが上がっていくその直前でのこれでもかってくらいの乱れ打ちは清々しいくらい。
この盤での白眉は、Yasushi Nakamuraのベースで、跳ねるようなサウンドでメロディアスでありながら凄みの効いたサウンドで、演奏全体を締め上げながらも、熱気を上昇させていく。
このバンドのアルバムはがっつりハードでありながら、ノリの良い演奏で、結構ツボにはまってます。
ベストは3曲めでしょう。
Jon Irabagon "Dr. Quixotic's Traveling Exotics"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07CVR87XV/)
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