Romain Pilon "Copper"
Romain Pilonは、これが初聴き。
フランス人のギタリストで、Pat Methenyの影響を受け、Lionel Louekeが絶賛したという逸材だそうです。
これがたぶん4枚目のリーダー作。
正直なところ、リーダーの名前だけで買いを決めるようなものでもなく。
新譜を漁ってたときに、メンツにPierre de Bethmann、Seamus Blakeの名前を見て食指が動いたが全曲参加でもないってことでスルーしていました。
が、ここにきて聴く機会を得ましたので、紹介であります。
メンツは、ギタートリオにPierre de Bethmannのピアノが2曲、Seamus Blakeのサックスが3曲ゲストとして入っています。
Pierre de BethmanはPrysmってバンドで良く聴いていた人
"five"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60601060.html)
2012年の"Go"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61614985.html)を聴いて以来、ここのところ名前を聞かないが、調べたら2016,2017とアルバムは出していたよう。
Romain Pilon(G)、Tony Paelema(Fender Rhodes,Bass Syn,Kbd)、Fred Pasqua(Ds)
Guest
Pierre de Bethmann(P:3,7)、Seamus Blake(Ts:1,6,8)
演奏曲はすべてRomain Pilonのオリジナルで全部で8曲。
1 Bibou
2 Trippin’
3 Four Moons
4 Laniakea
5 Home
6 The Quiet Ones
7 Poppish
8 Dear Wayne
エレピによるサラッとしたイントロから、そのノリを維持したサックスがSeamus Blakeで、そのままソロになだれ込むが、そのソロが徐々に熱気を帯びていくと演奏も熱くなっていく。
曲調としては全般的にスッキリとした、ビートのはっきりしたコンテンポラリー系という感じで気持ち良く聴いていられる。
あまり凝った構成の曲もなく良くも悪くも難解な印象ではない。
リーダーのRomain Pilonは、キーボードとのユニゾンで音の厚み出しをしていたり、リズムを刻むバッキングだったりと、前面で目立つ演奏をする場面より裏方率が高いような印象。
もちろん、がっつりとしたソロを披露する場面は存在し、3曲めとか4曲めとかコンテンポラリ色の濃い圧倒的な演奏を聴かせている。
そんなんなんで、オッと思って裏方仕事も丁寧に聴いていると、いろんな音色、音技を駆使した萌える演奏をしてることに気づいて、これがこの盤の真骨頂だと思い至る。
そんな楽しみ方を主体とした聴き方をしていると前面でぶいぶい言わせてるキーボードのTony Paelemaが音楽の骨格部分を担っていて、Romain Pilonのギターが自由な演奏をする場を与えているんだと合点がいく。
こうなると、目当ての1つだったゲストの2人の演奏が曲数が少ないから影が薄くなる。
Seamus Blakeの朗々としたサックス、Pierre de Bethmannの渋いソロと、当然の如くに良い演奏を聴かせるが、これが大いなる聴きどころではないと思ってしまうと。。 それぞれ充分に良い演奏なんですが..。
ベストは、3曲め
Romain Pilon "Copper" (https://www.amazon.co.jp/dp/B079PT2YCK/)
フランス人のギタリストで、Pat Methenyの影響を受け、Lionel Louekeが絶賛したという逸材だそうです。
これがたぶん4枚目のリーダー作。
正直なところ、リーダーの名前だけで買いを決めるようなものでもなく。
新譜を漁ってたときに、メンツにPierre de Bethmann、Seamus Blakeの名前を見て食指が動いたが全曲参加でもないってことでスルーしていました。
が、ここにきて聴く機会を得ましたので、紹介であります。
メンツは、ギタートリオにPierre de Bethmannのピアノが2曲、Seamus Blakeのサックスが3曲ゲストとして入っています。
Pierre de BethmanはPrysmってバンドで良く聴いていた人
"five"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60601060.html)
2012年の"Go"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61614985.html)を聴いて以来、ここのところ名前を聞かないが、調べたら2016,2017とアルバムは出していたよう。
Romain Pilon(G)、Tony Paelema(Fender Rhodes,Bass Syn,Kbd)、Fred Pasqua(Ds)
Guest
Pierre de Bethmann(P:3,7)、Seamus Blake(Ts:1,6,8)
演奏曲はすべてRomain Pilonのオリジナルで全部で8曲。
1 Bibou
2 Trippin’
3 Four Moons
4 Laniakea
5 Home
6 The Quiet Ones
7 Poppish
8 Dear Wayne
エレピによるサラッとしたイントロから、そのノリを維持したサックスがSeamus Blakeで、そのままソロになだれ込むが、そのソロが徐々に熱気を帯びていくと演奏も熱くなっていく。
曲調としては全般的にスッキリとした、ビートのはっきりしたコンテンポラリー系という感じで気持ち良く聴いていられる。
あまり凝った構成の曲もなく良くも悪くも難解な印象ではない。
リーダーのRomain Pilonは、キーボードとのユニゾンで音の厚み出しをしていたり、リズムを刻むバッキングだったりと、前面で目立つ演奏をする場面より裏方率が高いような印象。
もちろん、がっつりとしたソロを披露する場面は存在し、3曲めとか4曲めとかコンテンポラリ色の濃い圧倒的な演奏を聴かせている。
そんなんなんで、オッと思って裏方仕事も丁寧に聴いていると、いろんな音色、音技を駆使した萌える演奏をしてることに気づいて、これがこの盤の真骨頂だと思い至る。
そんな楽しみ方を主体とした聴き方をしていると前面でぶいぶい言わせてるキーボードのTony Paelemaが音楽の骨格部分を担っていて、Romain Pilonのギターが自由な演奏をする場を与えているんだと合点がいく。
こうなると、目当ての1つだったゲストの2人の演奏が曲数が少ないから影が薄くなる。
Seamus Blakeの朗々としたサックス、Pierre de Bethmannの渋いソロと、当然の如くに良い演奏を聴かせるが、これが大いなる聴きどころではないと思ってしまうと。。 それぞれ充分に良い演奏なんですが..。
ベストは、3曲め
Romain Pilon "Copper" (https://www.amazon.co.jp/dp/B079PT2YCK/)
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