John Scofield "Combo 66"
John Scofieldのアルバムは、ある時期からもう買わなくてもいいやな気分になっているのですが、なんだかしっかり聴く機会を得られていまして、全部とは言わないがある程度は聴けている状態を保っています。
"Country For Old Men"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64492817.html)
"Past Present"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63497752.html)
そんなわけで、本作も実は購入を見送っているんですが、聴く機会を得られています。
ありがたいことであります。
メンツは、最近固定的に起用されているBill Stewartに、Gerald Clayton、Vicente Archerという昨今のイキの良い面々を率いてのカルテット。
John Scofield(G)、Gerald Clayton(P)、Vicente Archer(B)、Bill Stewart(Ds)
演奏曲は以下の通り。すべてJohn Scofieldのオリジナル。
1 Can’t Dance
2 Combo Theme
3 Icons At The Fair
4 Willa Jean
5 Uncle Southern
6 Dang Swing
7 New Waltzo
8 I’m Sleeping In
9 King Of Belgium
全体的には、ごくごくオーソドックスな4ビートジャズを主体にしたものではある。
Vicente Archerのベースがウォーキングばかりではなくポップス系のベースラインを模したものから、ゴリッとしたフレーズと多彩な演奏だからかドラムが一筋縄ではいかない叩き方をするBill Stewartだからか、往年の4ビートではなくしっかりと新しい4ビートになっている。
Gerald Claytonが、アコピとオルガンとを曲によって使い分けているが、繰り出してくるフレーズにちょっとクセがあっておもしろい
(ジョンスコばりに微妙にアウトする音使いが多いか?)のだが、それが特にオルガンで映えていて、フレーズとか音使いとかで凝ったことを演ってる頻度が高いようで、はっとするのはオルガンのときが多い印象。
主役の演奏は、全ての曲において、音色とか、全体の雰囲気とか、しっかりJohn Scofieldであるが、アウトするお馴染みのフレーズをはじめとするJohn Scofield色の濃さは曲によって濃淡が出ているようで、1曲めとか、4曲め、最後の曲とかは、希薄な印象だが、3曲めとか、5曲め中間のソロとかはかなり濃いめに出ている。と濃淡がはっきりしているのがおもしろい。
このアルバムは、John ScofieldとGerald Claytonの相性の良さが面白い作品で、そこが最大の聴きどころでしょう。
ベストは5曲めでしょう。
John Scofield "Combo 66"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07FLGJWCN/)
"Country For Old Men"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64492817.html)
"Past Present"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63497752.html)
そんなわけで、本作も実は購入を見送っているんですが、聴く機会を得られています。
ありがたいことであります。
メンツは、最近固定的に起用されているBill Stewartに、Gerald Clayton、Vicente Archerという昨今のイキの良い面々を率いてのカルテット。
John Scofield(G)、Gerald Clayton(P)、Vicente Archer(B)、Bill Stewart(Ds)
演奏曲は以下の通り。すべてJohn Scofieldのオリジナル。
1 Can’t Dance
2 Combo Theme
3 Icons At The Fair
4 Willa Jean
5 Uncle Southern
6 Dang Swing
7 New Waltzo
8 I’m Sleeping In
9 King Of Belgium
全体的には、ごくごくオーソドックスな4ビートジャズを主体にしたものではある。
Vicente Archerのベースがウォーキングばかりではなくポップス系のベースラインを模したものから、ゴリッとしたフレーズと多彩な演奏だからかドラムが一筋縄ではいかない叩き方をするBill Stewartだからか、往年の4ビートではなくしっかりと新しい4ビートになっている。
Gerald Claytonが、アコピとオルガンとを曲によって使い分けているが、繰り出してくるフレーズにちょっとクセがあっておもしろい
(ジョンスコばりに微妙にアウトする音使いが多いか?)のだが、それが特にオルガンで映えていて、フレーズとか音使いとかで凝ったことを演ってる頻度が高いようで、はっとするのはオルガンのときが多い印象。
主役の演奏は、全ての曲において、音色とか、全体の雰囲気とか、しっかりJohn Scofieldであるが、アウトするお馴染みのフレーズをはじめとするJohn Scofield色の濃さは曲によって濃淡が出ているようで、1曲めとか、4曲め、最後の曲とかは、希薄な印象だが、3曲めとか、5曲め中間のソロとかはかなり濃いめに出ている。と濃淡がはっきりしているのがおもしろい。
このアルバムは、John ScofieldとGerald Claytonの相性の良さが面白い作品で、そこが最大の聴きどころでしょう。
ベストは5曲めでしょう。
John Scofield "Combo 66"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07FLGJWCN/)
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