"More Than One Thing" Time Grove
Nitai Hershkovitsの入った新ユニットのアルバムが出るという情報を見つけて、速攻購入を決めたもの。
が、購入してから、Nitai Hershkovitsの初リーダー作が、・・・だったので、ちょっと疑心感が出たのは事実でありますが、それでも彼のやることは、まだ見ていたいと思える逸材とは思っています。
そんな初リーダー作は
"I Asked You A Question"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64183746.html)
Time Groveというバンドは、Rejoicerが発起人になって活動しているイスラエル人の若手ミュージシャンの活動の一環で、上記Nitai Hershkovitsの初リーダー作もその1つなんだそう。
が、本作は日本制作なんだそうで、輸入盤はありません。
Time Grove :
Amir Bresler(Ds)、Sefi Zisling(Tp)、Eyal Talmudi(Sax,Cl)、Rejoicer(Kb)、Nitai Hershkovits(P,Kb)、Yonatan Albalak(G,B)
演奏曲は、Rejoicer、Nitai Hershkovitsのオリジナルで、全部で11曲です。
01 TG THEME
02 SECOND ATTENTION
03 JUNGLE BOURJOIS
04 INDOPIA
05 PIANO BUBBLES
06 SIR BLUNT
07 TALEK
08 NEZAH
09 A_L_P
10 ROY THE KING
11 LATRUN
曲調としてはタイトな8ビート、16ビートが多めのクラブミュージックの範疇に入るサウンドとは思うがNitaiの2枚めのアルバムの反省があったのか、アコースティック濃度濃いめの仕上がり。
ピアノはアコースティックを使用、ドラムの人力感が希薄な曲もあるが大半はドラムが人力っぽい感じはしている、電子音の過剰使用はない感じ。
電子音の入らない曲はないが、全てを覆い尽くすような使い方がないところが個人的には良い塩梅で好感触。
4曲めの最後とか8曲めとかではそこはかとなく中東な雰囲気を残しているか。
1曲めがイントロ的に短い曲
3曲めはプチっプチっとノイズの入ったエレクトロニカな曲
6曲めでドラムレスの美旋律をインタールード的に挟み、
7曲めがラテンな雰囲気の人力感たっぷりのドラムが気持ち良い。
9曲めがドラムンベース調の高速ビートの曲に、ゆったりとした旋律がのる。
10曲目は、ズンチャッチャッの6/8拍子はメリーゴーラウンド的なリズムで、最後の曲もエレクトロニカな曲で締めくくり。
最後の曲を聴いていて、中東のRobert Glasper的な立ち位置を狙ったような作品と解釈すれば、大半は合点が行くかなと感じた。
派手さはない、大仰さは弱い、黒さなない、けど多少なりとも個性は出ているか
ベストは、9曲めにしましょう。
"More Than One Thing" Time Grove (https://www.amazon.co.jp/dp/B07GJQT1ZZ/)
が、購入してから、Nitai Hershkovitsの初リーダー作が、・・・だったので、ちょっと疑心感が出たのは事実でありますが、それでも彼のやることは、まだ見ていたいと思える逸材とは思っています。
そんな初リーダー作は
"I Asked You A Question"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64183746.html)
Time Groveというバンドは、Rejoicerが発起人になって活動しているイスラエル人の若手ミュージシャンの活動の一環で、上記Nitai Hershkovitsの初リーダー作もその1つなんだそう。
が、本作は日本制作なんだそうで、輸入盤はありません。
Time Grove :
Amir Bresler(Ds)、Sefi Zisling(Tp)、Eyal Talmudi(Sax,Cl)、Rejoicer(Kb)、Nitai Hershkovits(P,Kb)、Yonatan Albalak(G,B)
演奏曲は、Rejoicer、Nitai Hershkovitsのオリジナルで、全部で11曲です。
01 TG THEME
02 SECOND ATTENTION
03 JUNGLE BOURJOIS
04 INDOPIA
05 PIANO BUBBLES
06 SIR BLUNT
07 TALEK
08 NEZAH
09 A_L_P
10 ROY THE KING
11 LATRUN
曲調としてはタイトな8ビート、16ビートが多めのクラブミュージックの範疇に入るサウンドとは思うがNitaiの2枚めのアルバムの反省があったのか、アコースティック濃度濃いめの仕上がり。
ピアノはアコースティックを使用、ドラムの人力感が希薄な曲もあるが大半はドラムが人力っぽい感じはしている、電子音の過剰使用はない感じ。
電子音の入らない曲はないが、全てを覆い尽くすような使い方がないところが個人的には良い塩梅で好感触。
4曲めの最後とか8曲めとかではそこはかとなく中東な雰囲気を残しているか。
1曲めがイントロ的に短い曲
3曲めはプチっプチっとノイズの入ったエレクトロニカな曲
6曲めでドラムレスの美旋律をインタールード的に挟み、
7曲めがラテンな雰囲気の人力感たっぷりのドラムが気持ち良い。
9曲めがドラムンベース調の高速ビートの曲に、ゆったりとした旋律がのる。
10曲目は、ズンチャッチャッの6/8拍子はメリーゴーラウンド的なリズムで、最後の曲もエレクトロニカな曲で締めくくり。
最後の曲を聴いていて、中東のRobert Glasper的な立ち位置を狙ったような作品と解釈すれば、大半は合点が行くかなと感じた。
派手さはない、大仰さは弱い、黒さなない、けど多少なりとも個性は出ているか
ベストは、9曲めにしましょう。
"More Than One Thing" Time Grove (https://www.amazon.co.jp/dp/B07GJQT1ZZ/)
この記事へのコメント