"Beautiful Liar" Shamie Royston
この盤もメンツ買い。
Jaleel Shaw, Rudy Roystonが入ると、ちょっと気になる盤に一気に昇格します。
リーダーのShamie Roystonは、コロラド州出身で、過去に自主製作盤をリリースしていて、これが2枚目のリーダー作とのこと。
広く流通するレーベルからの最初のリリースで、メンツを豪華にして広くいろんな人に聴いてもらえるようにする策略は正しい選択だと思う。極東日本人の自分にも届いたのだから。
ドラムのRudy Roystonと同姓だが、とくに関係性についての記述は見つけられませんでした。
実際のところはどうなんでしょう?兄妹か?夫婦か??
そんなメンツは以下の通り。中村はよく聴いている記憶があるが、Josh Evansは"Live at Smalls"の3枚でクレジットを見つけました。
Jaleel Shaw(As,Ss)、Josh Evans(Tp)、Shamie Royston(P)、Yasushi Nakamura(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲は、1曲を除いてすべてShamie Roystonのオリジナル。
01 Sunday Nostalgia
02 Push
03 Beautiful Liar
04 Precious Lullaby
05 Dissimulate
06 Lovely Day
07 Circulo Vicioso
08 Uplifted Heart
09 A Tangled Web We Weave
10 Precious Lullaby (Outro)
シンバルが終始一定のテンポを刻むクールなたたずまいの曲調でテーマ部での2管のアンサンブルが緻密で美しい1曲め。
2曲めは、テンポがグッとあがるが、同様にテーマ部のアンサンブルが素晴らしい。
続くJosh Evans, Shamie Royston, Jaleel Shawの順でのソロも、曲のスピードに挑戦するように果敢に速いフレーズを繰り出してきて熱い。
推進力のあるドラムと躍動感のあるベースでありながら、それでいてクールな雰囲気を醸すリズムに促されたて、テーマから1フレーズづつの交歓と2管の挙動の面白さを聴かせる4曲め。
5曲めでは、実にハードバピッシュな4ビートで、Jaleel Shaw、Josh Evansと続くソロが、ことのほか格好良い。
6曲めはベースソロがとっても印象的だが、ピアノがリーダーでも納得な曲。
前半は、多彩かつ多芸な2管のやりとりの面白さから、その存在感がどうしても大きくなっている印象が強く、主役を食っているくらいに感じられる。
後半では、ピアノ、ベースの演奏がおもしろくなってきてて、Shamie Roystonがリーダーとしての立ち位置を誇示しているような演奏。
その、Shamie Roystonのピアノは、高速なフレーズで若干たどたどしさは感じられるものの、粒立ちのあるコロコロとしたサウンドが、心地良さに繋がっているか。
それにつけても、Rudy Roystonの推進力よ。
ベストは、7曲めでしょう。
"Beautiful Liar" Shamie Royston(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BQCQBNM/)
Jaleel Shaw, Rudy Roystonが入ると、ちょっと気になる盤に一気に昇格します。
リーダーのShamie Roystonは、コロラド州出身で、過去に自主製作盤をリリースしていて、これが2枚目のリーダー作とのこと。
広く流通するレーベルからの最初のリリースで、メンツを豪華にして広くいろんな人に聴いてもらえるようにする策略は正しい選択だと思う。極東日本人の自分にも届いたのだから。
ドラムのRudy Roystonと同姓だが、とくに関係性についての記述は見つけられませんでした。
実際のところはどうなんでしょう?兄妹か?夫婦か??
そんなメンツは以下の通り。中村はよく聴いている記憶があるが、Josh Evansは"Live at Smalls"の3枚でクレジットを見つけました。
Jaleel Shaw(As,Ss)、Josh Evans(Tp)、Shamie Royston(P)、Yasushi Nakamura(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲は、1曲を除いてすべてShamie Roystonのオリジナル。
01 Sunday Nostalgia
02 Push
03 Beautiful Liar
04 Precious Lullaby
05 Dissimulate
06 Lovely Day
07 Circulo Vicioso
08 Uplifted Heart
09 A Tangled Web We Weave
10 Precious Lullaby (Outro)
シンバルが終始一定のテンポを刻むクールなたたずまいの曲調でテーマ部での2管のアンサンブルが緻密で美しい1曲め。
2曲めは、テンポがグッとあがるが、同様にテーマ部のアンサンブルが素晴らしい。
続くJosh Evans, Shamie Royston, Jaleel Shawの順でのソロも、曲のスピードに挑戦するように果敢に速いフレーズを繰り出してきて熱い。
推進力のあるドラムと躍動感のあるベースでありながら、それでいてクールな雰囲気を醸すリズムに促されたて、テーマから1フレーズづつの交歓と2管の挙動の面白さを聴かせる4曲め。
5曲めでは、実にハードバピッシュな4ビートで、Jaleel Shaw、Josh Evansと続くソロが、ことのほか格好良い。
6曲めはベースソロがとっても印象的だが、ピアノがリーダーでも納得な曲。
前半は、多彩かつ多芸な2管のやりとりの面白さから、その存在感がどうしても大きくなっている印象が強く、主役を食っているくらいに感じられる。
後半では、ピアノ、ベースの演奏がおもしろくなってきてて、Shamie Roystonがリーダーとしての立ち位置を誇示しているような演奏。
その、Shamie Roystonのピアノは、高速なフレーズで若干たどたどしさは感じられるものの、粒立ちのあるコロコロとしたサウンドが、心地良さに繋がっているか。
それにつけても、Rudy Roystonの推進力よ。
ベストは、7曲めでしょう。
"Beautiful Liar" Shamie Royston(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BQCQBNM/)
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